カトマンズで一番美味しい! ダルバートの名店タカリ・バンチャ

2017年2月8日     4 Comments    Posted under: インドが大好き!!, 買い付けに行ってきました



■料理の名人タカリ族

ネパールには色々な人々が住んでいますが、その中でも料理が上手で、人気レストランを経営しているのがタカリ族の人々です。このタカリ族の人たちは、元々ムスタンやダウラギリ地域に住んでいた人々で、人口は13,000人ほど。ネパール総人口の0.06%という少数民族です。

タカリは0.06%しか居ない少数民族ですが、ネパールの部族の中でもビジネス的に一番成功している人々であると言われています。整理整頓が得意で、交易のために色々な所に行くのを厭わないと言う特性を持っているのだそうですよ。「整理整頓が得意で、交易のために色々な所に行くのを厭わない」って僕ら日本人みたいですね。

実際、カトマンズ市街を歩いていると、「タカリ」と名前の付いたレストランがあちこちにあり、一つのブランドになっているかのよう。タカリの人々はネパール国内だけでなく、米国や英国などの諸外国、そしてもちろん日本にもやってきて仕事をしています。日本でも東京・大森にタカリ族のレストランが存在します。



■おしゃれなレストランはいくらでもあるが

世界中からお金を持っているトレッカーが集まるので、カトマンズには数多くのお洒落なレストランが存在します。でも、インドやネパールのお洒落なレストランって、雰囲気は良いけど、味はそれなり…って事が多いんですよね。

内装を見てお店に入り、実際に料理を食べてみて、
「お洒落にすれば客が来ると思ってるのか!」と怒りが湧いたことも…

写真はカトマンズ市内のあるレストランなのですが…見た目は最高にお洒落です。ネパール風の建築で、素焼きレンガと木の部分との色のコントラストも美しく、素晴らしいレストランだと思いました。

「ここ、高いよねぇ」
「うん、でも、お洒落だからねぇ…仕方ないかなぁ…」

と言いつつ、注文して実際に料理が出てきてみたら!!!
あまりにも残念な味………

やっぱり、料理は味ですよね!!!
1にも2にも味ですよ!!
お洒落であろうが、屋台であろうが、定食屋であろうが、ウマイが正義!

という事で、今回は庶民派&カトマンズで一番美味しいであろうと思われるネパールレストランを紹介したいと思います。

■ダルバートの名店タカリ・バンチャ

ティラキタ買い付け班、ネパールに何回も行き、色々なレストランで食事をしてきましたが、「ネパール料理だったらここ一択!!」というのが、ダルバートの名店「Thakari Bhancha Ghar」

タカリバンチャと言うレストランはカトマンズ市内に何軒もあり、どれもまずまず美味しいのですが、タメルの北部にあるこの「Thakari Bhancha Ghar」が一番おいしいとみんな口を揃えます。

友だちになった在住の日本人も。
また別のネパール人も。
取引先のネパール人も。

誰もがタメルの北部にあるタカリバンチャを目指します。他にも色々レストランあるのにね。なぜかみんな判で押したようにタメルの北部にある「Thakari Bhancha Ghar」に向かうのです。



■タカリ・バンチャで食べるべきはダルバート

そしてタカリ・バンチャで食べるべきメニューはダルバート一択で決まりです。 ダルバートとはネパール版の定食で、ネパールの人々が、ほぼ毎日食べているもの。

看板メニューのマトン・ダルバートは高級なブラスのお皿に載ってでてきました。

マトンのカレー、ダルと呼ばれるお豆のスープ、ご飯、サグと呼ばれる野菜の炒め物、タルカリと呼ばれるじゃがいものスパイス炒め、パパドと呼ばれるインド版せんべい、グンドゥルックと呼ばれる野菜の塩漬け、そしてダヒと呼ばれるヨーグルトがセットになっています。


ネパールはインドと中国に挟まれた小さなヒマラヤの国ですので、隣国の影響と、地理的な影響がその料理に色濃くでています。

隣国インドの影響を受けているものは何と言ってもマトン(山羊)のカレー。これは完全にインド料理と一緒ですね。あと、パパドやダヒもインド料理と一緒です。

ヒマラヤの国だという特徴は、グンドゥルックと呼ばれる野菜の塩漬け、サグと呼ばれる野菜の炒め物に表れています。ネパールは山がちなので、簡単に作れる代表的な収穫物が野菜なのでしょう。またダルがインドと違います。インドでよく食べられているムング豆のダルではなく、標高2000m周辺で取れる特別な山の豆を使ったダルスープで、塩味が濃く、ドロっとした感じです

中国の特徴は…サグの炒め方あたりに残っている気がします。
とは言うものの、中国の影響はあまり感じられないかな。

ネパールのマトンカレーは特別な味がします。日本でマトンカレーというと羊のカレーを指しますが、ネパールのマトンカレーは山羊のカレーです。山の中を歩いていたマトン(山羊)をその日に殺したものを使っていますので、大変フレッシュで濃い味がします。

このマトンカレーの味は、ネパール以外では決して味わうことができません。ティラキタで働いているサラダちゃんも、親戚が日本に来るたびに、ネパールからマトンカレーを運んできてもらっている位です。

ちなみに、ほとんどの日本人はこのマトンカレーの一番美味しいところを気が付かずに食べ残します。このマトンカレーの一番美味しい所は、トロットロになった骨髄です。チューブ状になっている骨の中に入っていますので、それをチュッとストローで吸うようにして頂きます。本当に美味しいので、実際に行ったら、ぜひ試してみてくださいね。



左のじゃがいもがタルカリ、右の野菜がサグです。


ビールを飲んでいたので他にも色々頼んでみました。
これはインドでもよく食べられているピーナッツと、生オニオン、青唐辛子のミックス。
美味しいんですが、超辛いです。


乾燥した水牛のビーフジャーキに野菜をまぜたもの。ヒンドゥー教徒はもちろん牛は食べませんが、水牛は牛ではないと言う、グレーゾーンみたいな扱いです。


魚のネパール風唐揚げ。ネパールは海がないので、魚は貴重品です。海の魚はなく、食べられる魚は全部川か湖の淡水魚です。
ちょっと臭みがある淡水魚に、スパイスを混ぜた粉を付け、臭みを消してサッと揚げてあります。

ネパールにはいくつか国産のビールがあり、これがその一つ、Nepal Iceです。Strongと書いてあるのですが、これは通常のビールよりも度数が高いことを意味しています。アルコール度数が7-8度位あるのですぐ酔っぱらえると人気のストロングビールですが、正直、あまり美味しくありません。やっぱり、ビールにはビールに適した度数があるよねぇ…と感じます。


そしてなんと言っても素晴らしいのが、サグ、タルカリ、ダルとご飯は食べ放題な事!! いつも、行く度に、ついつい欲張っておかわりしまくり、お腹が痛くなるまで食べちゃいます。

■地図とアクセス

「Thakari Bhancha Ghar」はタメルの北部にあります。雑居ビルの2Fにあり、看板は小さいのがでているだけなので、知らないとたどり着くことができません。この辺は、日本の人気定食屋さんと変わらない感じですね。

この看板が目印です。


Address:Chaksibari Marg, Kathmandu 44600 ,Nepal
TEL:+977 1-4701910

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4 Comments + Add Comment

  • 3年前に30年ぶりのネパールに行ってきました。
    昔みたいに(昔の話ばかりしても埒が明かないけれど)
    カトマンでまともにダルバートが食べられる店が見つかりませんでした。
    そこで、ポカラのネパリの友だちに相談したら「タカリバンチャ」を紹介されたのです。
    この店は二階にあるのですが入り口にとても感じの良いセキュリティのおじさんがいて
    ただ座っているだけなのですが、直感的にこの店はいけるぞと感じたのです。
    店に入ってメニューを眺めるとまずは安いなぁ~という印象でした、周りを見渡すと
    ネパリやマニアックな外国人ばかりでした、ともかくタカリバンチャはカトマンにおいて
    最後のダルバートオアシスかもしれません♡

  • うわー、美味しいそう。タリー/Thali やそれぞれの料理の写真と説明はいいですね。よくわかりました。食べてみたい。

    ぜひ、もっとインドやネパールのレストランや料理の紹介はお願いします。

  • 書き込み、ありがとうございます!!
    インドやネパールのレストランや料理の紹介ですね。はーーい!!
    これからも色々書かせていただきますね。

  • そう…ついつい「昔みたいに」って言っちゃいますよね。
    昔のカトマンズはもっと田舎ぽっくて、家も小さくて、旅人目線から見るとよかった気がします。小さなダルバートショップも色々な所にあって…
    ただ懐かしいです

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