アッチョンブリケの神様の街 ヒンドゥー教 4大聖地 世界一の門前町プリーを歩く



■ジャガンナート寺院の町プリー
今回の舞台はインドの大聖地プリーです。プリーはインドの東側、オリッサ州の海側にある街です。
地図で言うと、ここの場所になります。



プリーはヒンドゥー教の「4大聖地」の一つ。ジャガンナート寺院のお膝元として、14億人のインド人全員が知っていると言っても過言ではないほどの大聖地です。

プリーには「サンタナ」という有名な日本人宿があるので、昔から日本人バックパッカーの溜まり場になりがちな場所でした。僕もだいぶ昔からその名は聞き続けていたのですが、なかなか訪問できず、今回が念願の初訪問です!



■不思議な伝説に彩られたジャガンナート寺院
ジャガンナート寺院は、12世紀に建設されたヒンドゥー教の超重要な寺院で、宇宙の主「ジャガンナート」を祀っています。ここの神様は、他ではあまり見ない「木製」の偶像なのが特徴。12年から19年に一度、「ナバカレバラ」という儀式で新しい木に魂を移し替えるんだそうです。

ちなみにこの寺院、科学では説明できない不思議な伝説がたくさんあるんだとか。

信者の方々に言わせると、

寺院の頂上の旗は、なぜか風と逆方向にたなびく時があるんだよ

しかも寺院の上空を鳥が飛ぶことはなく、飛行機も通らないんだ

ホントかよ!!そんな事ないと思うけどなぁ…。そんなにジャガンナート凄いのかな


まさに神様が宿る、奇跡のパワースポットと言うことで訪問してみました。

電気リクシャに乗ってプリーの町を進みます。ただ乗っているだけなのに、自転車のおぢちゃんが手を振ってくれたりして。インドって本当に全てがアトラクションです。こんなインド大好きです。



バス停を降りてみると、まずそこにあるのは……ただのだだっ広い広場!


なになに? どうしてこんなに広いの?

どうなってるの?バスやら全ての人たちがごちゃ混ぜに適当に駐車したりしているよ?

そんなことを思いながら、2キロ先にあるジャガンナート寺院に向かいます。
片道20m、幅は40mもありそうな、とても立派な道路がお寺に向かっています。

え!! もしかしたらこの広いのが全部参道なの??

この道がジャガンナート寺院に繋がっているんだったらそうかもしれない…

お伊勢様のおかげ横丁の100倍広いぞ!!!!

こんな広い参道、世界で初めて見た!!!


参道の両脇にはお土産屋さんがずらりと立ち並んでいます。
いわゆる門前町ですね。

こちらはプリー名物の甘い物屋さん。


同じミタイ(甘い物)を売っているお店が何軒もあります


インド版のパイみたいなものでした。サクサクして美味しいです。


ガムチャを頭に被ったサイクルリクシャのおっちゃんや


短くて甘いインドのバナナ売りや


海の街プリーならではの魚売りを横目で眺めつつ、目的地のジャガンナート寺院に向かいます。


これだけ広い道路にもかかわらず、途中からはオートリクシャーも入ることができず、自らの足で歩いて向かいます。

遠くにうっすらとジャガンナート寺院が見えてきました。


ちなみに、この道が一番人で埋め尽くされるのは「ラタ・ヤトラ」と呼ばれる祭礼の日。当日は数十万から100万人(12ラーク)近い人出があると警察や報道でも推定されています。

2025年の祭りでも、約100万人から120万人の人々が集まると当局が発表していました。ラタ・ヤトラはヒンドゥー教の中でも特に人気が高く、インド全土や海外からも信者が訪れます。祭りの間、この巨大な「グランドロード」が隙間なく人で埋まる光景は、想像を絶するものがあります。

20分ほど歩いて、ジャガンナート寺院の前に到着しました。



でっかーーー!!!

こちらが入口です。ヒンドゥー教徒でないと立ち入り禁止だと聞いてはいたのですが。



しれっと入れば入れそうな気も…

と思ってしれっと入ろうとしましたが、警備員にあっという間に見つかって追い出される始末。

そうだった。インドではお寺が一番警備が厳しいんだった


ジャガンナート寺院の前ではハレ・クリシュナの方々が踊りを踊っていたり。なんだか楽しそうな宗教空間でした。



仕方ないので、ジャガンナート寺院を一周して楽しむことにしました。

どこの国でもそうですが、インドは特にお寺が街の中心地。様々な人が集まって、様々なものを売っています。


これは神様、礼拝グッズ屋さんですね。なんだかティラキタっぽいって思っちゃうのは私だけでしょうか。


こちらは礼拝小物グッズ屋さん。数珠やバングルなどを売っています。日差しが強いので傘をさしながら営業しています


そして、ジャガンナート寺院との写真がないと淋しいので裏門で記念撮影しました


■合言葉はジャイ・ジャガンナート
そして、この街での合言葉は「ジャイ・ジャガンナート!」(ジャガンナート神に栄光あれ!)。

ホテルの人にも挨拶代わりに言われ、お土産屋さんでも、街行く人も、飲み屋のおっちゃんも、全員挨拶は「ジャイ・ジャガンナート!」です。

お土産屋さんにはジャガンナート神のアイテムが溢れ、あのキュートな丸いお顔がたくさんぶら下がっています。
見てるだけで楽しくなってきます。



アッチョンブリケの神様かわいい!!!


神様像だけでなく、雑貨だけでなく、バッグやTシャツまで何から何までアッチョンブリケでした


ジャガンナート神は、ガネーシャに匹敵するかわいい神様だなぁ

どうだ? ジャガンナート神買ってかないか?

■バックパッカーの聖地として有名だったプリー
1980年代から90年代にかけて、プリーは「バックパッカーの聖地」としてその名を轟かせていました。

日本人ゲストハウスの「サンタナ」もここに居を構え、多くの日本人バックパッカーたちがここで「沈没」(長期滞在)したことでも知られます。

混沌としたコルカタやデリー、バラナシなどのヒンドゥー世界からちょっと離れ、素朴なオリッサの人々と美しいビーチが広がるプリーの街は、多くの旅人の心を癒したに違いありません。

とは言うものの、今回の訪問で街をくまなく歩きましたが、日本人はおろか外国人の姿を一人も見かけませんでした。



きっと日本人はサンタナに行けば会えるんだろうな

サンタナって有名なの?

有名だよ。その昔は伝説のバックパッカー宿だったけど、今はインドでヨガを習いたい人のための宿としても知られているかも。滞在しながらRYT(ヨガインストラクター資格)が取れるんだって。

バックパッカーも少なくなったしね。方針変更して生き残りをかけたんだろうね。そしてそれは正しい選択だと思うなぁ……。




■街をあげてのリゾート開発
そんな「かつての沈没地」だったプリーですが、インドの経済発展に伴い、街を挙げてのリゾート開発が急ピッチで進んでいます。

ビーチ沿いには巨大な高級ホテルが次々と建ち、富裕層向けのマンションが立ち並んでいます。「こんなにホテルの数があって、本当に埋まるの?」と思ってしまうのですが……。

僕たちが訪問した2月中旬は、どうやら絶好の観光シーズンだったようで、どこのホテルもなんと満室!
あんなにたくさんホテルがあるのに、全部埋まっちゃうんだ!と、ただただビックリするばかりでした。

インドの勢い、恐るべし!なのです。


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