ボートクルーズは驚きの48円 素敵な水の町アレッピーを旅する


今回は高騰するハウスボートに乗らずして格安でアレッピーを堪能する方法を紹介します。

■インドの水郷地帯
ケララ州は緑とが多く自然も豊かな町として知られていますが、アレッピーはその中でも、小さな川と湖に囲まれた水郷地帯としてよく知られています。

アレッピーは国際空港があるコチから電車で2時間。国際線が発着するコチ空港からタクシーで行くことできますし、コチのターミナル駅であるエルナークラムジャンクションから列車で一人100rs(180円)も出せば行くことができます。

アレッピーはこちらの地図の場所です。


北インド、特に人口の多いデリーやウッタルプラデーシュ州辺りの電車は、いつも混んでいて、予約がないと電車には乗る気にはなれないのですが。南インドは比較的人口が少なく、落ち着いた感じですので、予約なしでも割と問題なく旅行ができます。

■日本人に優しいケララ州
北インドを旅し、その苛烈な気候と、油が浮いた辛いカレー、そして押しの強い人々にヤラれて、インドが嫌いになった人は多くいると思います。

同じインドといってもここケララは本当に別の国。もちろんインドなので、多少注意はしなければいけませんが、人は優しく、みんな親切で、オートリクシャもそこまでボリません。



■ボートは生活の足
アレッピーでは、ボートは観光のための商売の道具でもありますが、もちろん生活のために必要な足でもあります。
だからここには、観光ではなく、現地の人のためのローカルボートサービスがあります。



名前はジェッティ。お値段はなんと片道一時間半の船旅で28rs(48円)
こちらの地図のジェッティー乗り場から乗れます。


Hotels.com等で予約できるハウスボートが一万円を超えるのを考えるとまるでタダみたいなお値段!!

一日10本もないので、船はだいたい満員。みんなを乗せてさあ出発です!


水の上から見るインドの街並みがとても新鮮♪


木製の船体、船の真ん中で唸りを上げるディーゼルエンジン。

使い込まれていい感じに擦り切れた床。
原色の緑で塗られた椅子。
すべてが昔のままの懐かしいインド。

ケララサリーを着た女性たち、ルンギー姿の男性たちをいっぱい載せています。


生活のためのバスみたいなボートなので、5分毎に船着き場によっては乗客をおろして乗せて。
パンジャビドレス姿の女性が待っていたりと、いろいろな人達が乗り降りします。


ジェッティは人々の生活と共にある船なので、ケララの水の町の暮らしをよく見ることができます。


椰子の木が茂る庭と、ビビッドな原色の家、そして水辺にすぐに降りられる階段があり、平和に水辺に住んでいるのだなぁと思うのです


アレッピーで有名なハウスボートと並走する1場面もあったりして、乗ってて全く飽きません。


駐車場ならぬ、駐ボート場があるレストランがあったり。


観光船もいいですし、ハウスボートもいいですが。
格安でローカル感を味わえる、普段使いのボート旅もまたインドを直接肌で感じられて良いものです。



そしてインドを旅をしてつくづく思うのは。

この国には本当に本当に色々な素敵な場所があり、色々な人々が住んで、そして気候風土に合った生活があって。

何回訪問しても、インドは新しい刺激でいっぱいなのだなぁ…と思うのです。



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