一度は行ってみたい! インドに存在する不思議な場所
インドって本当に凄いよなぁ…本当に広いよなぁ…っていつも思います。インドの魅力に取り憑かれて通うようになって20年になりますが、まだまだインドをちょっとしか知らないと感じます。
「インドはこんな国だよ」って喋っていても、書いていても、それはまるで巨像の一部を見て、これがインドだよって言っている様なものです。
インドには行く度に素敵な出会いがあり、新しい驚きがあります。インドは米国やヨーロッパのような綺麗で清潔な旅行先ではありませんが、汲めば汲むほど新しい清水が流れ出てくるかのような不思議な旅行先です。
今日は、海外のブログを翻訳して紹介してみます。インドパパもまだ行ったことのない場所がたくさん紹介されていましたので、次、旅行する時にどこに行くかの参考にしようと思って翻訳してみました。
インドNo.1の商都ムンバイを擁するマハラシュートラ州の都市プネー。プネーの近郊には数多くの農村がありますが、その一つ、シヴァプール村のモスク、ハズラット・アマール・アリ・ダルヴェッシュには不思議な伝説が残っています。
現在モスクとして使われている所は、かつてはレスラーたちの鍛錬場だった場所ですが、800年前、イスラム教神秘主義の聖者アマール・アリはそこでレスラー達にひどい扱いを受けました。
そのことを不快に思った聖者は、体を鍛錬するために使われていた石に呪文をかけ、70Kgもある石をたった11本の指で触り、アマール・アリの名前を叫ぶだけで持ち上げられるようにしてしまったのだそうです。今もその石は現存し、アマール・アリの名前を叫ぶだけで石が持ち上がるとの事です。
インド東北部のアッサム州の都市グワハティから40Km行ったところにあり、ポビトラ自然保護区に近いマヨン村は黒魔術の土地として知られています。マヨン村では村人が消えていったり、人々が動物に変えられてしまったり、野獣がおとなしい家畜に変えられたりと多くの黒魔術に関する伝説があるそうです。
インドの聖なる言葉サンスクリット語にはマーヤ=幻想という言葉がありますが、この村のマヨンという名前はこのマーヤから来たと広く信じられています。
マヨン村では黒魔術は世代を超え、親から子に受け継がれてきました。マヨンの中央博物館では古代から使われてきたアーユルヴェーダと黒魔術に関する遺物を見ることができるそうです。実際にこの村を巡るツアーがありました。誰か行ってみませんか?
デリーの北に位置するインド北部の州ウッタラカンド。ヒマラヤと森の州として知られるこの州には骸骨が眠る不思議な湖がある。標高4000mに位置し、人里離れたところにある氷河と雪に閉ざされたループクンド湖だ。
ループクンド湖という名前よりはスケルトン・レイク、若しくはミステリーレイクという名前のほうが通りがいい。底が見えるほどに澄み切ったこの湖の底からは、9世紀頃のものと思われる600柱もの人骨が発見された。
現地の人々はこの地域で信じられてきた神様であるラトゥの怒りが村人たちを湖の底に沈めたのだと信じている。
紅茶で有名なダージリンがあるインドのアッサム州の村ジャティンガは、普段は牧歌的で居心地の良い、丘に囲まれた小さな町です。しかし9月から10月頃、特に霧が出て暗い夜に、数百もの渡り鳥たちが全力で木々や家々の間を飛び回り、障害物にぶつかって自殺するのです。
この「鳥の集団自殺」は1960年台にE.P.ギーによって発見された後前世界の注目を集めましたが、今になるまで、なぜそのようなことが起こるのか解明されていません。
村への行き方はJatinga ? Bird’s Suicide Spotをご覧ください
インドの最南端に近く、美しい自然で有名なケララ州のコディニ村は世界中の研究者の注目を集めています。このコディニ村は人口200人程度の小さな村なのですが、なんと2000人のうちの350ペア、700人が双子だというのです。日本での双子率は0.4%程度ですので、コディニ村の特別さは異常です。
1000回の出生に対して6組、0.6%を超えると高双子率と考えられるそうですが、コディニ村ではその双子率をはるかに超えています。この村はあまりにも不思議なのでナショナル・ジオグラフィック・チャンネルでもドキュメンタリーが作られました
インドの最北部、チベット文化が残るラダック地方。荒涼とした砂漠を思わせる風景の中にマグネティックヒルと呼ばれる不思議な場所があります。マグネティック・ヒルはラダックの中心都市レーへ向かう道沿いにあるが、エンジンを切っていても磁力の影響で車が動いてしまう不思議な土地なのです。
実はこの土地は実際に磁力が発生しているわけはなく、グラビティ・ヒルと呼ばれる現象によるもの。グラビティヒル(Gravity hill)とは、実際には非常に僅かな勾配の降り坂となっているのにもかかわらず、周辺の地形の影響で、その坂がまるで登り坂であるかのようにヒトの目には見えてしまうという、錯視を引き起こす場所のことです。
このマグネティック・ヒルは世界でも有名なグラビティ・ヒルの一つなのだそうですよ。
デリーからバスで12時間ほど北上するとヒマラヤの山の中、クル渓谷、マナラに辿り着きます。マナラは「インドの中のギリシャ」として知られているのですが、その昔、アレクサンダー大王が世界征服のために東征を行った際の末裔が住んでいるからなのだそうです。そう言えば、そういう土地、パキスタンにもありますね。
現代のように交通が便利でなかったその昔、マナラは外部から完全に隔離され、独自の政治システムを作り、その地域だけで社会を上手に動かしていました。そしてそこで特産品として作られているのが、世界最高級品質と呼ばれ、遥か遠くアムステルダムまで運ばれていく、かの有名なマナラ・クリームなのだそうです。
インドのメガラヤ州にある都市チェラプンジの近郊にあるマウリノンは「神の庭」として知られ、大変な人気があります。アジアで一番美しい村として知られ、国際的にも有名です。
マウリノンは山地のモンスーンが吹き上げる南斜面にあり、年間降水量が非常に多いことで知られています。その結果、緑が非常に濃く、草花が美しい、夢の様な場所になっているのです。この写真の根っこで作った橋もマウリノン。本当に美しいですね
インドの商都ムンバイを擁するマハラシュートラ州の一地方都市、アーメドナガールからさらに35Km行ったところにある小さな村、シャニ・シグナプールはドアがない村として知られています。この村には有名なシャニ寺院があり、シャニ寺院で祀られているシャニデヴィの威光により、この村では今までに犯罪が起こったことがないのだそうです。
この村の人々はシャニデヴィの威光を完全に信じており、その結果、すべての家や商店にドアがないと言う事になっているのだとか。なんと、この村に位置する銀行UCO Bankにも扉が付いていないのだそうですから凄いですね。
マハラジャが統治していた砂漠の国、ラジャスタン州のビカネールから30Kmほど行ったところにあるデシュノックにあるカルニ・マタ寺院はなんと、2万匹ものネズミが住んでいることで知られる有名な寺院です。
ネズミは「カバス」とこの寺院では呼ばれ、カルニ・マタ神の家族の原生への転生形態であると信じられています。ネズミの中でも白ネズミはカルニ・マタ神とその息子であると特に大切にされているそうです。
いやーーー、インド、本当に広いですよね。
暑い時期もそろそろ終わりだし、インドに遊びに行こうかなぁ…
ネタ元:30 Unusual Things And Places You Won’t Believe Existed In India一度は行ってみたい! インドに存在する不思議な場所 Part2もございます。ぜひあわせてお楽しみ下さい
「インドはこんな国だよ」って喋っていても、書いていても、それはまるで巨像の一部を見て、これがインドだよって言っている様なものです。
インドには行く度に素敵な出会いがあり、新しい驚きがあります。インドは米国やヨーロッパのような綺麗で清潔な旅行先ではありませんが、汲めば汲むほど新しい清水が流れ出てくるかのような不思議な旅行先です。
今日は、海外のブログを翻訳して紹介してみます。インドパパもまだ行ったことのない場所がたくさん紹介されていましたので、次、旅行する時にどこに行くかの参考にしようと思って翻訳してみました。
目次
- 1 1.空中浮揚する石 - シヴァプール,マハラシュートラ州
- 2 2.黒魔術の土地 - マヨン,アッサム州
- 3 3.骸骨が眠る泉 - ループクンド湖,チャモリ,ウッタラカンド州
- 4 4.鳥の群れが自殺する土地 - ジャティンガ,アッサム州
- 5 5.インドの不思議な双子村 - コディニ,ケララ州
- 6 6.磁力に引き寄せられる場所 - マグネティック・ヒル,ラダック
- 7 7.悪名高いクリームの産地 - マナラ、ヒマーチャル・プラディーシュ州
- 8 8.アジアで一番美しい村 - マウリノン,メガラヤ州
- 9 9.ドアのない村 - シャニ・シグナプール,マハラシュートラ州
- 10 10.ネズミが住む寺 - カルニ・マタ寺院,ラジャスタン州
1.空中浮揚する石 - シヴァプール,マハラシュートラ州
インドNo.1の商都ムンバイを擁するマハラシュートラ州の都市プネー。プネーの近郊には数多くの農村がありますが、その一つ、シヴァプール村のモスク、ハズラット・アマール・アリ・ダルヴェッシュには不思議な伝説が残っています。
現在モスクとして使われている所は、かつてはレスラーたちの鍛錬場だった場所ですが、800年前、イスラム教神秘主義の聖者アマール・アリはそこでレスラー達にひどい扱いを受けました。
そのことを不快に思った聖者は、体を鍛錬するために使われていた石に呪文をかけ、70Kgもある石をたった11本の指で触り、アマール・アリの名前を叫ぶだけで持ち上げられるようにしてしまったのだそうです。今もその石は現存し、アマール・アリの名前を叫ぶだけで石が持ち上がるとの事です。
2.黒魔術の土地 - マヨン,アッサム州
インド東北部のアッサム州の都市グワハティから40Km行ったところにあり、ポビトラ自然保護区に近いマヨン村は黒魔術の土地として知られています。マヨン村では村人が消えていったり、人々が動物に変えられてしまったり、野獣がおとなしい家畜に変えられたりと多くの黒魔術に関する伝説があるそうです。
インドの聖なる言葉サンスクリット語にはマーヤ=幻想という言葉がありますが、この村のマヨンという名前はこのマーヤから来たと広く信じられています。
マヨン村では黒魔術は世代を超え、親から子に受け継がれてきました。マヨンの中央博物館では古代から使われてきたアーユルヴェーダと黒魔術に関する遺物を見ることができるそうです。実際にこの村を巡るツアーがありました。誰か行ってみませんか?
3.骸骨が眠る泉 - ループクンド湖,チャモリ,ウッタラカンド州
デリーの北に位置するインド北部の州ウッタラカンド。ヒマラヤと森の州として知られるこの州には骸骨が眠る不思議な湖がある。標高4000mに位置し、人里離れたところにある氷河と雪に閉ざされたループクンド湖だ。
ループクンド湖という名前よりはスケルトン・レイク、若しくはミステリーレイクという名前のほうが通りがいい。底が見えるほどに澄み切ったこの湖の底からは、9世紀頃のものと思われる600柱もの人骨が発見された。
現地の人々はこの地域で信じられてきた神様であるラトゥの怒りが村人たちを湖の底に沈めたのだと信じている。
4.鳥の群れが自殺する土地 - ジャティンガ,アッサム州
紅茶で有名なダージリンがあるインドのアッサム州の村ジャティンガは、普段は牧歌的で居心地の良い、丘に囲まれた小さな町です。しかし9月から10月頃、特に霧が出て暗い夜に、数百もの渡り鳥たちが全力で木々や家々の間を飛び回り、障害物にぶつかって自殺するのです。
この「鳥の集団自殺」は1960年台にE.P.ギーによって発見された後前世界の注目を集めましたが、今になるまで、なぜそのようなことが起こるのか解明されていません。
村への行き方はJatinga ? Bird’s Suicide Spotをご覧ください
5.インドの不思議な双子村 - コディニ,ケララ州
インドの最南端に近く、美しい自然で有名なケララ州のコディニ村は世界中の研究者の注目を集めています。このコディニ村は人口200人程度の小さな村なのですが、なんと2000人のうちの350ペア、700人が双子だというのです。日本での双子率は0.4%程度ですので、コディニ村の特別さは異常です。
1000回の出生に対して6組、0.6%を超えると高双子率と考えられるそうですが、コディニ村ではその双子率をはるかに超えています。この村はあまりにも不思議なのでナショナル・ジオグラフィック・チャンネルでもドキュメンタリーが作られました
6.磁力に引き寄せられる場所 - マグネティック・ヒル,ラダック
インドの最北部、チベット文化が残るラダック地方。荒涼とした砂漠を思わせる風景の中にマグネティックヒルと呼ばれる不思議な場所があります。マグネティック・ヒルはラダックの中心都市レーへ向かう道沿いにあるが、エンジンを切っていても磁力の影響で車が動いてしまう不思議な土地なのです。
実はこの土地は実際に磁力が発生しているわけはなく、グラビティ・ヒルと呼ばれる現象によるもの。グラビティヒル(Gravity hill)とは、実際には非常に僅かな勾配の降り坂となっているのにもかかわらず、周辺の地形の影響で、その坂がまるで登り坂であるかのようにヒトの目には見えてしまうという、錯視を引き起こす場所のことです。
このマグネティック・ヒルは世界でも有名なグラビティ・ヒルの一つなのだそうですよ。
7.悪名高いクリームの産地 - マナラ、ヒマーチャル・プラディーシュ州
デリーからバスで12時間ほど北上するとヒマラヤの山の中、クル渓谷、マナラに辿り着きます。マナラは「インドの中のギリシャ」として知られているのですが、その昔、アレクサンダー大王が世界征服のために東征を行った際の末裔が住んでいるからなのだそうです。そう言えば、そういう土地、パキスタンにもありますね。
現代のように交通が便利でなかったその昔、マナラは外部から完全に隔離され、独自の政治システムを作り、その地域だけで社会を上手に動かしていました。そしてそこで特産品として作られているのが、世界最高級品質と呼ばれ、遥か遠くアムステルダムまで運ばれていく、かの有名なマナラ・クリームなのだそうです。
8.アジアで一番美しい村 - マウリノン,メガラヤ州
インドのメガラヤ州にある都市チェラプンジの近郊にあるマウリノンは「神の庭」として知られ、大変な人気があります。アジアで一番美しい村として知られ、国際的にも有名です。
マウリノンは山地のモンスーンが吹き上げる南斜面にあり、年間降水量が非常に多いことで知られています。その結果、緑が非常に濃く、草花が美しい、夢の様な場所になっているのです。この写真の根っこで作った橋もマウリノン。本当に美しいですね
Photo:roy.saikat
9.ドアのない村 - シャニ・シグナプール,マハラシュートラ州
インドの商都ムンバイを擁するマハラシュートラ州の一地方都市、アーメドナガールからさらに35Km行ったところにある小さな村、シャニ・シグナプールはドアがない村として知られています。この村には有名なシャニ寺院があり、シャニ寺院で祀られているシャニデヴィの威光により、この村では今までに犯罪が起こったことがないのだそうです。
この村の人々はシャニデヴィの威光を完全に信じており、その結果、すべての家や商店にドアがないと言う事になっているのだとか。なんと、この村に位置する銀行UCO Bankにも扉が付いていないのだそうですから凄いですね。
10.ネズミが住む寺 - カルニ・マタ寺院,ラジャスタン州
マハラジャが統治していた砂漠の国、ラジャスタン州のビカネールから30Kmほど行ったところにあるデシュノックにあるカルニ・マタ寺院はなんと、2万匹ものネズミが住んでいることで知られる有名な寺院です。
ネズミは「カバス」とこの寺院では呼ばれ、カルニ・マタ神の家族の原生への転生形態であると信じられています。ネズミの中でも白ネズミはカルニ・マタ神とその息子であると特に大切にされているそうです。
いやーーー、インド、本当に広いですよね。
暑い時期もそろそろ終わりだし、インドに遊びに行こうかなぁ…
ネタ元:30 Unusual Things And Places You Won’t Believe Existed In India一度は行ってみたい! インドに存在する不思議な場所 Part2もございます。ぜひあわせてお楽しみ下さい
11月に息子がインドに一人旅を計画してます。
ホームステイ先でシタールのレッスンを受けます。合間に観光するのですが、治安は大丈夫でしょうか?スリや置き引きが多いと聞きましたが?
対処法を教えて下さい。
小林様
書き込みありがとうございます。
治安は基本的に大丈夫です。米国のような銃乱射、強盗などの暴力事件はあまり発生しておりません。
ただ、スリや置き引きは存在します。
対処法は注意するしかないと思います。普通の態度をしていつつ、スリなどの犯罪に会わないようにする方法を身につけるのもまたインドに行かれて勉強できる重要な事かと思います。
回答ありがとうございました。
不安でしたが、少し自信が持てました。
頑張ってみます。
Hey I liked your post very much. I hope you will also like the post Miracles in indian temple
Miracles in indian temple