焼き鳥界の新星 アル・ファハムがウマすぎる!!
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■イスラム教徒が多いケララ州
2026年8月、ティラキタ買付班ケララ州を訪問してきました。目的は アーユルヴェーダオイルメーカーの定期訪問です。スマホで世界が繋がり、ビデオ通話ができるようになっても、やっぱり欠かせないのは、人と人とのリアルなつながり。できたら毎年。少なくとも2年に1回はちゃんと顔を出してご挨拶するのが、インドとの取引ではとても大切です。
毎回、行くのは大変ですけどね
大変だからこそ、ちゃんと海外から敬意を持ってやってきたんだよと、わかってくれるといいなぁ

そしてインド最南端に位置するケララ州。ヤシの木が茂る南国らしい風景が広がるこの土地は、インドの中でもイスラム教徒が多い地域として知られています。
インドといえばヒンドゥー教のイメージが強いのですが、ケララ州では人口のおよそ4人に1人がイスラム教徒。街を歩いているとモスクを見かけることも多く、ほかのインドとはちょっと違った雰囲気が漂っています。

■歴史的に深い湾岸諸国とのつながり
南インドから船を出せば、そこはアラビア半島です。ケララ州は、古くからアラビア半島との交易が盛んだった土地でもあります。かつてはスパイスを求めてアラブの商人たちが海を渡ってやってきましたし、近年ではサウジアラビアやUAEなどの湾岸諸国へ出稼ぎに行く人も大勢います。

以前 カタールで街を歩いた際も、街で働く インド人の多くは南インド・ケララ出身でした。アーユルヴェーダでお世話になっているAVP社のマヌーさん曰く、
インド以外で一番アーユルヴェーダが盛んなのが湾岸諸国なんだよ
え? ヨーロッパ…特にスペインとかが盛んだと思っていたんですが
いや、ヨーロッパはそうでもないんだよ。メインはUAEとか、オマーンとかかな。インドとのつながりが昔から深いからね

■コチの街には焼き鳥店がたくさん!
そしてケララの街を歩いていると、やたらと目につくのが鶏肉の炭火焼きのお店です。店先では鶏肉がこんがりと焼かれ、炭火の香ばしい匂いが通りに漂っています。
なんだここ! 焼き鳥店が異常に多いぞ!
街を歩くと鶏の香ばしい匂いが漂うなぁ
■旨い!! 炭火焼きのアル・ファハムが旨い!!
そしてケララで人気のスパイス鶏メニューが「アル・ファハム(Al Faham)」です。
初めてアル・ファハムを食べてみたんだけど…
これがもう、びっくりするほど旨い!!!
スパイスやヨーグルトなどで味付けした鶏肉を、炭火でじっくりと焼き上げた料理なのですが、まず炭火ならではの香りがたまりません。表面はこんがりと香ばしく、中のお肉は驚くほどジューシー。スパイスの風味はしっかり効いているのに、いわゆるインドカレーのような味ではなく、鶏肉そのものの美味しさが前面に出てくる感じです。
一緒に出てくるのは、クブースと呼ばれるアラビア風のパンや、ニンニクの効いた白いソース。
このソースを焼きたてのチキンにつけて食べると、また旨い!!!
スパイスの香り、炭火の香ばしさ、ニンニクの風味が一体となって…はう~~
こんな旨い鶏料理がインドにあったのか!!
インド深い!! 深すぎるぞ…
インド料理のイメージが少し変わるかもしれません。
いやあ、アル・ファハム、旨いです!!

■日本でも作れる! 炭火焼きアル・ファハムのレシピ
さて、この絶品アル・ファハムですが、日本でもBBQのときに作ってみたいですよね。アル・ファハムの美味しさは、スパイスに漬け込んだ鶏肉を炭火でじっくり焼くところ。日本の焼き鳥とはまた違った、アラビア風のスパイスが香る炭火焼きチキンですが、材料さえ揃えれば、意外と簡単に作れるんですよ。
材料(3〜4人分)
**鶏肉**
- 鶏もも肉:4枚(約1kg)
**マリネ用**
- プレーンヨーグルト:大さじ4
- 玉ねぎ:1/2個(すりおろし)
- ニンニク:4かけ(すりおろし)
- ショウガ:1かけ(すりおろし)
- レモン汁:大さじ2
- サラダ油:大さじ2
- コリアンダーパウダー:小さじ2
- クミンパウダー:小さじ2
- パプリカパウダー:小さじ2
- ブラックペッパー:小さじ1
- カルダモンパウダー:小さじ1/2
- シナモンパウダー:小さじ1/4
- チリパウダー:小さじ1/2(お好みで)
- 塩:小さじ1と1/2
作り方
1. 鶏肉をスパイスに漬け込む
鶏もも肉の厚い部分に切り込みを入れ、マリネ液の材料をすべて混ぜ合わせて、鶏肉にしっかりと揉み込みます。密閉容器や保存袋に入れて冷蔵庫で一晩寝かせると、スパイスの香りがよく馴染みます。時間がなければ3~4時間程度でも大丈夫です。
2. 炭火を準備する
BBQコンロに炭を起こし、炎が落ち着いて炭の表面が白くなってきたら焼き始めます。アル・ファハムは強火で一気に焼くというよりも、適度な火力でじっくり焼き上げる料理です。炭を片側に多めに寄せて、強火の場所と弱火の場所を作っておくと焼きやすくなります。
3. 炭火でじっくり焼く
鶏肉についた余分なマリネ液を軽く落とし、まずは炭火の弱い場所で焼いていきます。ときどき裏返しながら、肉の厚みに応じて20〜30分ほどを目安にじっくり加熱します。途中で脂が炭に落ちて炎が上がることがありますが、焦がさないように火の弱い場所へ移動させましょう。
4. 仕上げは強火で香ばしく!
肉の中心まで十分に火が通ったら、最後に炭火の強い場所へ移動して、表面にこんがりと焼き色をつけます。スパイスの香りと炭火の煙が合わさって、なんとも食欲をそそる匂いが漂ってきます。表面に少し焦げ目がつくくらいが美味しいのですが、真っ黒に焦がさないように気をつけてください。
ニンニクソースを添えてどうぞ
ケララのアル・ファハムには、ニンニクの効いた白いソースがよく添えられています。マヨネーズ大さじ3に、すりおろしニンニク小さじ1/2、レモン汁小さじ1を混ぜれば、BBQでも簡単に作れるニンニクソースの完成です。
焼きたてのチキンにソースをたっぷりつけて、ナンやピタパンと一緒に頬張れば、そこはもうケララの街角。いつものBBQにちょっと変化をつけたいときにもぴったりです。






































