サービス精神が過剰気味!! ほとばしる愛を感じ取れるインドのWelcomeポスター
目次
■僕らと彼らのセンスが違いすぎる!!!
インド人と関わっていると「僕たちは同じ惑星に住んでいるのかな?」と思うほど、彼らと僕らがかけ離れている事があります。絵のセンス、社会常識、お金の使い方、電車の乗り方、人との付き合い方に至るまで、インドと日本は何から何まで違います。
例えば街中の手書き看板一つにしても。ビビッドな赤と緑を使って描くと言うセンスは日本には全くありません。
例えば歯医者の看板にしても。ガラスに大きな口を描き、出来る症例と治療方法を列挙するなんて言うセンスは日本には全くありません。これはネパールの看板ですが、インドでもパキスタンでもバングラデシュでも、歯医者はみんなこのノリです。
例えばケーキにしても。蛍光緑のスペーシなケーキを作る発想は日本には全くありません。
もちろん、壁に神様を描いちゃうセンスもありませんし…
街中で、かごの中で寝ちゃうなんてこともありません。
この様に、インドと日本は何から何まで違います。
むしろ、同じところを見つけようとするほうが大変かも!!
■圧倒的なサービス精神のWelcomeポスター
そして、つい先日、圧倒的なサービス精神のWelcomeポスターがムンバイから入荷してきました。色々なデザインがやってきたのですが、色々、過剰気味でした。
美しさが過剰気味
サリーを着た美しい女性が左右にコピーされて配置され、WELCOMEはカラフルに。女性の手には華が握られ、祝祭感をこれでもかと高めています。ポスターの中心部にはハート型のオイルランプが配置され、経験なヒンドゥー教徒でも喜んで使ってもらえるデザインです。一言で言えば美しさが過剰気味なポスターだと言えるでしょう。
大好きなものが過剰気味
インドの国鳥でもあり、インド人たちに大切にされている孔雀を左右にあしらい、彼らが全世界に誇る世界遺産であるタージマハルを中心に配置。そして、赤とオレンジのハートで囲んでいる圧倒的なデザイン。インド人たちの大好きなものを盛り込んだ一枚です。大好きなものが過剰気味なポスターだと言えるでしょう。
愛が過剰気味
花が大好きなインドらしいデザインです。既に定番とも言えるカラフルなWELCOME。極限までビビッドにしたバラの花。そして来客者への大きな愛をダイレクトに大きなハートで示す、わかりやすすぎる一枚!! 愛が過剰気味なポスターだと言えるでしょう。
デザイナの意図が過剰気味
定番のWelcomeがさらに進化!! Youは縦に! areは横に! そして最下段にWelcome!! インド式のアクセサリーであるパンジャをつけた手に、ありえないくらい花がいっぱいの花束。そしてお決まりのように真ん中にはハートとでオイルランプが配置されています。フォントの配置がなんかおかしいのと、背景の色合いなど、デザイナの意図が過剰気味のが特徴のポスターだと言えるでしょう。
昭和感が過剰気味
昭和感あふれるみずたまの花瓶。キラキラとした星だけが入っているハート型のジュエリーケース。PhotoShopで合成しまくって作っただろ!と思われる原色の花たちが印象的な一枚。上のマリーゴールドの花が真っ直ぐにこっちを向いているとか…ありえないよ!!!こんな昭和感が過剰気味なポスター、まだインドで買う人いるんだ…という驚きの一枚!!
しかし、ティラキタ買い付け班、これは面白い!!と思って入荷したんですが。
よく考えたら、間違ったものを入荷した気がします。
日本でお店にこれを貼ったら、逆にお客さんが怪しがって逃げちゃうような気がするんですよねぇ…
最高ですね!懐かしい。本当に過剰ですよね^^