奴らは絶対に謝らない。インド人と大喧嘩!!!

2014年3月6日     7 Comments    Posted under: インドが大好き!!, 買い付けに行ってきました


これが魔法のスカート。20通りの着方ができます

うちのお店のヒット商品で魔法のスカートというものがあります。この魔法のスカート、ティラキタとインドの工房が一緒にデザインし、インドのある村で作っているのですが、ここ最近、変な物が届くようになってきました。

魔法のスカートとは、ダブルレイヤーのスカートに穴が開き紐がついたもので、一つで色々な着方が出来るという逸品です。しかも、インドで作ってもらっているので、オールドサリーを素材に使い、なかなか素敵な物なのです。

その魔法のスカート。過去2年位は問題なく届いていました。でも、ここ最近、問題のあるものが届くようになったんです。

前々回に届いたものは穴が一個しか開いていませんでした。仕方ないので、ティラキタで穴を開け、出荷していました。魔法のスカートを作ってくれているナゴーリ君に「お願いだから、ちゃんとした物を作ってね」と頼んで再注文した所…なんと今回は、穴の位置が違う所に開いたものがやって来ました。

穴が開いてないのは開ければいいですが、別の位置に開いたものはどうしたらいいのでしょう。

仕方なくナゴーリ君に連絡してみました。

「やあ、ナゴーリ、元気?」
「元気だよ。最近、こっちに来てないけど、どうしたの?」
「あ、こんど行く予定なんだけどね。。。」

と、和やかに話が進みます。

「んでさ、こないだ君が送ってくれた魔法のスカートなんだけどね。穴の位置が違う所に開いてるんだよ。これ、代わりの物を送ってくれないかな。」

と、穏やかに問題点を切り出してみます。

「よく聞け。あのな、それは問題じゃないんだ。君が、穴を開ければいいんだ。」

え? ちょっと待って。問題じゃなくないよね? だって、君が送ったもの着れないもん。
いきなり、意表をついた答えが返って来ます。


「え?俺が開けるの? だって、日本で開けたら高くって、全く採算が取れなくなっちゃうよ」

「ジャパニ、よく聞け。そしたら、穴をインドで開けるのはそんなに高くないから、俺がインドで開けた場合の値段を払ってやる」
「いやいや、ちょっと待ってよ。そもそもボタン開けマシンとか持ってないし。そんな事言われても困るよ」
「聞け、俺の持っているミシンは日本製だから日本で簡単に見つかる筈だ。だから、日本で開けてもらえ。」

自分の持っている機械が日本製だから、日本でもできるはずだとゴリ押ししてきました。
これは、どうやら、自分の非を絶対に認めない方向のようですが…

「え? そしたら、穴が5個になっちゃうよ? それでもいいの?]
「それは全く問題ない。穴が5個だと、より都合よく着ることができるんだ。」

おいおいおい、ちょっとまてよ。それだと最初と変わっちゃうじゃないか。
でも、魔法のスカートは結構柔軟なので、穴が5個でも問題ない気もします。

「んーー、そこだけは判るけど。でも、そしたら、お前が前回送ってきた穴一個だけのはどうなんだ。俺、日本で穴わざわざ開けたんだぜ。」

「魔法のスカートは、穴が一個のモノも3個の物も5個の物もあるんだ。」
「穴が一個のモノはどうするんだ? 着れないだろう?」
「いや、それは普通のスカートとして着ればいいんだよ」

いくらなんでもそれは…あまりの強弁っぷりにびっくりです。一ミリたりとも謝るとか、自分のミスを認めるとか、そういう姿勢がありません。

「ちょっと待て。俺はただ単純に一番初めの物と同じ物が欲しいんだが。」

と言ってみると、

「今度注文するときは、ちゃんとサイズを指定してくれば、そう作ってやるから安心しろ」

と、あたかも僕が悪いかのような話にすり替えてきました。

「いやいや、俺は最初に君と一緒に考えたサンプル通りで良いんだよ。どう考えてもお前のミスだろ。」

と突っ込むと…

「俺は一切ミスなんてしてない。そう言う物なんだ。お前が将来キチンとサイズを指定してくればその通りに作ってやる。」

と、逆ギレしてきました。

何回話ししても、堂々巡りです。ああ言えばこう言う、こう言えばああ言う感じで、絶対に謝りません。

「あのさ、どう考えても君のミスだよね? だって、俺は最初からオーダー変えてないんだから。今回送ってくれた300枚、何とかしてくれなければ、次からオーダーできないよ。」
と、次回の注文を盾に交渉しようとしましたが

「大丈夫だ。次は問題は一切ない。」

と、自在にはぐらかします。

「じゃあ今回のはどうするんだ? 今回の問題が片付かなかったら、次のオーダーはできないだろ。俺が送り返して、穴を開け直すか。それとも、こっちで開けて請求するか、どっちがいい?」

と、最終的な判断を求めようとすると…

「待て待て。俺は一切間違ったものを送ってない。魔法のスカートとは、そもそもそういう物なんだ。穴が1個の物も、3個の物も、5個の物もあるんだ。」

「いやいや、俺は3個のしか欲しくないね。お前の責任だからどうにか…」

「ブツッ!!!! ツーツーツー」

インド人、人によりますが、自分がいかに間違っていようと、絶対に自分の非を認めようとしない人が少なくありません。インドは広く、いい人も、悪い人も同じようにいますので、一概に全部そうだという訳ではありませんが…

海外と取引している人の中には、日本人と同じ考え方ができる人もいます。が、表面的に出来ていても、いざ自分が、損しそうになると、大元の性格がドドド!!と出てくる人もいます。

日本人の視点から見たら、ここで謝ってキチンと対処しておけば、次に繋がるのになーと思うのですが、目先の損得しか見えていないか、絶対に謝らない文化なのか、きっとその両方なのでしょう。

間違いを素直に認めて、より良い物を作り、将来に向かっていくという姿勢は、とっても重要だと思うのですが…
インド雑貨を紹介するこの仕事。いつもこんな感じで、なんだかトホホです。

結局、問題のあった魔法のスカートはティラキタで穴を追加で開け、穴が5個の魔法のスカートして売ることになりました。勿論穴は日本で開けることになりましたので、後から開けた穴は安心の日本クオリティです。しかし、インドの商品、素敵なんですけど、色々あって困ってしまいます。

でも、こんな事があっても、いや、こんな予想もつかないことが起こるから、インド、面白くって離れられません。

平凡な毎日ってつまらないですよね。
だからこそ、インドLOVE!!なのです。

あ、ちなみにこの話には後日談がありまして…「またか! トラブル続きの魔法のスカートが帰って来た!」もあわせてお楽しみ下さい。


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7 Comments + Add Comment

  • 外国との取引って色々ドラマがあるんですね。
    ところで、私は魔法のスカートを三枚持っていますが、記事を読んで確認してみたら三枚中二枚は穴が二つでした(笑)
    確かにパンフレットにある着方ができないなぁとは思っていましたが気付いていませんでした……。
    幸い、ミシンもボタンノミも持っているので今度開けようと思います。

  • 今回のこのインド人は謝らない!わかる、、、そして彼らは手品のように論点をはぐらかす。そして、挙句の果てに、no problem.,,だなんて!でも、なんだかおもしろそうな国、、、それがインドかな。

  • 不具合のほうは対処されたようで良かったですが・・・
    でも読んだこちらまで腹が立ちました-_-b
    他の業者見つけて、次からはもう彼からオーダーしないのが、
    反省していただくには一番じゃないですか?

  • そうですよね。他の業者さんのアテはあるので、もちろん、再注文とかはしません。でも、その他の業者さんも自分がミスをすると同じことを繰り広げますが…

  • そうなんです!! 彼らは絶対に謝りません。そして、魔法のように論点をずらします。びっくりですーー

  • そうですね。海外との取引は色々なドラマがあります。魔法のスカートの問題、申し訳ありませんでした。注文番号と一緒にご連絡いただければきちんと対応させて頂きますので何卒、よろしくお願いいたします。

  • あはははは!何だかこのやり取りをよんで、大ウケしてしまいました!
    途中、どうなる?どうなる?!と、わくわくしてしまいました。そのへんにあるコントよりずっとおかしいです。
    ごめんなさい。とっても大変だったのに。そしてティラキタさんの膨大な商品の数だけ様々なエピソードがおありなんだろうなぁ!と、、めげずにそれを乗り越えて楽しいお店にされているのが、すごいな??!!と、思います。
    最近、仕事相手(日本人)とのはがゆい電話のやりとりにストレスが溜まってましたが、ナゴーリ君との事を聞かせてもらったら、私のストレスなんて、ちっぽけなものだ!と、何だか励まされた感じです。ありがとうございました!
    私も魔法のスカートを確認してみたら、穴は3個!でした。普通にしか着ていませんでしたが、せっかく3個なので、別のかわいい着方も挑戦してみます。これからも、不思議な商品とエピソード、楽しみにしています!

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