■愛してやまないカジュー・カトリ
インドを長いこと訪ね歩き、様々なインドスイーツを食べてきました。
ラジャスタンのスイーツ、デリーのスイーツ、バラナシのスイーツ、色々な街で様々なインドスイーツを食べてきましたが、その中で一番好きなのが、カシューナッツをふんだんに使った、インドのお菓子カジュ・カトリです。
濃厚なミルクの中にカシューの旨味がしっかりと入っている素敵なお菓子です。
今日は南インドから、フレッシュなミタイ(インドスイーツ)が到着しましたので、それを記念しつつ、インド・スイーツ愛を語ってみたいと思います。
ちなみにこちら4種類が今回南インドから到着したフレッシュスイーツたちです。
■インドのお菓子屋さんの風景
30年前にインドにをバックパッカーとして訪問していた頃、インドのお菓子屋さんの風景といえばこんな感じでした。
細い路地に牛乳をたっぷりと満たした平たい大きな鍋を店頭に並べてるお店があって、グラグラと煮立させつつお菓子を作っているものでした。
一見するとお菓子を作ってるのかどうかもわからない。でもそれがインドのお菓子を作ってる風景でした。
お菓子屋さんも、レストランも、電気屋さんもごっちゃになって街の中に存在していました。
そんな日々も今は昔。ここ最近のお菓子屋さんは、我々が知ってる日本のスイーツ屋さんと同じような感じになっています。
このムービーのお菓子屋さんはデリー←→ジャイプルを繋ぐ幹線道路のドライブインのスイーツ屋さんですが、むしろ日本のそれよりも素敵かもしれません。
デザインされた素敵な店内と、冷蔵ケースの中に綺麗なおしゃれスイーツが並びます。
ヨーロッパや日本にもありそうな素敵なスイーツ屋さんです。
でも、ショーウィンドウに並ぶのはぜんぶインドスイーツです。今回の記事はカジュ・カトリ推しですけど、どれもぜんぶ美味しいですよ♪
■ぜんぶ同じ味のインドスイーツ
そして我々が日本人がインドスイーツを語るときに言われるのは、「インドスイーツはみんな同じ味と形じゃないか」ということ。かつてのこのブログにも、そう言った内容の「
甘さの波動砲」と言う記事がありました。
インドのお菓子は、基本的にはミルクを煮詰め、ギーを使い、砂糖シロップとカルダモンで味をつけて作るので、ベースとなる味わいはだいたい一緒です。
形も丸っこい団子型をしているか、ひし形をしているか、カップに入っているかぐらいのもので、あまり変わった形のものはありません。なので「インドスイーツ=全部同じ味、しかもめちゃくちゃ甘い」という感じの印象になります。
基本的にインドのお菓子ってみんな同じ味がするんだよ
ミルクベース+カルダモン だから、仕方ないと言えば仕方ないんだけど
そうなんだ。でもね、例えば…ビールもワインも、慣れないとみんな同じ味でしょ?
確かに~
飲み慣れなければ ワインは全部同じ味だし、ビールも苦いだけよね
和菓子もそうだよね
日本の和菓子は、基本的に全部あんこベースだから
海外の人にしたら、割と全部同じ味に感じると思うんだ
その観点で考えると、やっぱりインドのスイーツはそれぞれに味が違うって言っていいのかな
■インドのスイーツ「カジュ・カトリ」の作り方
それではここで、インドスイーツの作り方を紹介します。
カシューナッツを細かく挽いて砂糖と練り、薄く伸ばして菱形に切るインドの伝統的なミタイ、カジュ・カトリです。
カジュ・カトリはディワリなどのお祝いの時期にもよく見られる人気のお菓子で、表面に食用の銀箔を貼ったものも定番なんですよ。カシューナッツの上品な香りと、ほろっとほどけるような食感が魅力です。
完成したカジュ・カトリ。菱形に切るのが定番です。
材料
できあがりは15~20枚ほどです。
| 生カシューナッツ |
150g |
| 砂糖 |
90~100g |
| 水 |
45~60ml |
| ギー |
小さじ1 |
| カルダモンパウダー |
少々 |
| 食用銀箔 |
お好みで |
ポイント:
カシューナッツは、ローストではなく生タイプがおすすめです。
冷蔵・冷凍していたものは水分が出やすいため、常温に戻してから使うと扱いやすくなります。
作り方
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カシューナッツを粉にする
カシューナッツをミルやフードプロセッサーに入れ、短くパルスしながら細かい粉にします。
長く回しすぎると油が出てカシューバター状になってしまうので、「粉になったらすぐ止める」のがポイントです。
粗い粒が残る場合は、ふるいにかけて、残った粒だけをもう一度軽く挽きます。
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砂糖シロップを作る
鍋に砂糖と水を入れ、中火で溶かします。
沸いてきたら少し煮詰め、軽くとろみが出るくらいまで加熱します。
本格的には「1本糸」のシロップを目安にしますが、家庭では煮詰めすぎないほうが失敗しにくいです。
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カシューパウダーを入れて練る
火を弱め、カシューパウダーを加えて木べらで混ぜます。
ギーとカルダモンパウダーも加え、鍋底からまとまってくるまで練ります。
最初はやわらかいペースト状ですが、加熱していくうちに少しずつまとまり、柔らかい生地のようになります。
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生地を軽くこねる
クッキングシートの上に取り出し、触れるくらいの温度になったら、手に少しギーをつけて軽くこねます。
熱すぎるうちは無理に触らず、完全に冷める前にまとめるのが扱いやすいです。
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薄く伸ばす
生地をクッキングシートで挟み、めん棒で4~6mmほどの厚さに伸ばします。
食用銀箔を使う場合は、このタイミングで表面にそっとのせます。
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菱形に切る
少し冷めて固まり始めたら、包丁で斜め格子に切って菱形にします。
完全に冷めてから切ると割れやすいので、まだ少し柔らかい段階で切るのがおすすめです。
■やっぱりお菓子はフレッシュ!
そしてどんなお菓子もそうですけれども、やっぱり食べ物はフレッシュなものが美味しいです!
一番美味しい和菓子は今日だけしか持たないですし。ケーキも今日だけですよね。
インドのお菓子は牛乳を煮て固めてあるので、洋菓子や和菓子よりは日持ちはしますけどね。
ということで南インドの方々が頑張ってフレッシュなお菓子を入れてきてくれました! しかも輸入されているインド菓子メーカーの中ではとても美味しいものを作っている南インドのGRB製です。
ぜひ皆様フレッシュなインド菓子の味わい試してみてくださいね♪♪