手描きの看板ってなんでかわいいんだろ! インドの手描き看板特集
■インドって色々面白い♪
インドって色々面白い国です。インドは素敵な国でもあり、面白い国でもあり、カラフルな国でもあり、いろいろな要素を内包していますが、今回は手書きの看板と、彼我のデザインの違いを取り上げつつ、インドの素敵さについて書いてみようと思います。つい先日のこと…。
インドから2025年の卓上カレンダーが届きました。毎年年末恒例のカレンダーで、毎年7月か8月の熱い頃くらいに注文しておくと、ちょうど年末にかけて届きます。
正直、7月の暑い時期に年末の事なんか考えられないのですが、インドとのやり取りは半年くらいかかりますので、その時期に注文しておかないと届いてくれないんです。毎年絶対に忘れるので、Googleカレンダーにリマインダーを入れていたりします。
今年も無事にカレンダーがやってきたね♪ 良かったね♪
社長、頼んだのは神様だけですよね?
もちろんだよ。神様カレンダーは人気だもんね
今年もですが。インドらしいお花のカレンダーが来てますよ
あ…また入ってたかwww
彼ら、良かれと思って、自分たちが大好きなお花のカレンダーとか、赤ちゃんのカレンダーとか入れてくれるんだよなぁ
悪気はないが、こっちはちょっと困るよね。別にお花のカレンダー、そこまで欲しくないしね
これ、文字もお花で作られていますよwww
確かに…。しかし、見れば見るほど、インドらしいセンスだなぁ
今日はそんな、素敵なインドイズムを紹介してみたいと思います。
■手描きの看板ってかわいいよね!
インドって色々可愛いものがたっぷりある場所ですが。その中でもティラキタ買い付け班がとっても大好きなのは、手描きの看板です。手描きの看板には何とも言えない暖かさと味があって、コンピューターでデザインしたそれとは、何かが違います。一生懸命、正確に書いてるつもりなんだけど、やっぱりそこに漂う手書き感や、あったかみは特別なものがある気がします。
こちらは南インド、コインバトールの街中で発見した手描きの現場です。文字が上下にぶれないようにガイド線を引いてから、おじさんが一つ一つ手で描いていました。
本当に上手に描くなぁと思いながら、しみじみと観察。インドの手書きの看板たちはこんな感じで一つ一つ丁寧に描かれていくのですね。
隣の看板にはTHE LOADと書いてあったので、こちらのおじさんが書いていた場所は教会だと思われます。南インドではヒンドゥー教だけでなく、キリスト教も盛んです。
■お店の看板も手描きです
こちらの看板は、タミル・ナードゥ州のマドゥライで撮影したもの。かつて第2次世界大戦前に栄華を誇った、チェティナドゥ商人という豪商コミュニティがいるのですが、そのコミュニティで出されていた豪華なチェティナード料理を現代に再現して出してくれるレストランCHETTY NADU MESSです。入口の看板も手描きなら、お店の中のメニューも全部手描きです。手描きの可愛さ、レトロな店内が相まって、とても素敵な雰囲気です。
ちなみこのレストランで出される料理はこんな感じ。お盆の中から、好きなお肉や魚を選びます。魚はもちろん、うずらなども食べます。
■オートリクシャも手描きです
こちらはインドの国民車オートリクシャ。デリーーのオートリクシャは、天然ガスを燃料にして、環境に優しいとのことでグリーンなのですが、南インドのオートリクシャは黄色です。黄色のオートリクシャは、ただでさえ可愛いのに、そこに手描きのくるんとしたタミル文字の組み合わせは最強!! 目ん玉もついてて、更に可愛い❤
近づいてみると、ホーンもくるんとしていて。なんとも言えません。
■アンティーク感溢れる手描き看板
タミル・ナードゥ州の奥地をてくてく歩いていると、描かれてから年月が経過しているんだろうなぁ…と思われる手描き看板がたくさん見つかります。こちらの色褪せた薄いブルーの看板、アンティーク感丸出しで最高です。壁に描かれた文字も。描いては古くなり、その上からまた描き足して、独特の雰囲気を醸し出しています。
道においてある看板も、いい感じで錆びていて可愛いです。
こちらは小さな小さな街レストランの手描き看板。綺麗にされてはいますが、古い感じもあります。何年も丁寧に使われてきたのでしょうね。
このレストランでは、皆で仲良く並んで、手で食事をするんですよ。
こちらもレストランの店頭です。タミル・ナードゥ州の奥地では、まだ薪窯でドーサを焼いていました。
■他にも色々!!!
街を歩いていると、本当にたくさんの手描き看板に出会います。たくさんありすぎて紹介しきれませんので、これから下は、ティラキタ買付班が素敵!と思って撮影した看板コレクションをずらずらと並べてみますね。
あーーーーー!!!
素敵なのがいっぱいあった!!!
インドって本当に面白くって、素敵で、いいところだよなぁ…