舌をキレイにするための道具が、舌の掃除機タンスクレーパーです。タンクリーナとか、タングスクレーパーともいいます。ヒンディー語ではジービー jeebh जीभとか、ジービー カ クリーナー jeebh ka kleenar जीभ का क्लीनरというみたいです。タンスクレーパーは一本の針金を打って伸ばして作られている非常にシンプルなもの。シンプルだからこそ壊れず、ステンレスで作られているものは錆びることもありませんから、一本持っていると一生使い続けられます。アーユルヴェーダ的に健康に良い金属と言われている、銅製のタンスクレーパーもインドでは販売されています。現在、ティラキタにはありませんが、このブログを書いているときに注文しましたので、半年後くらいには入荷している予定です。ティラキタ買付班の長いインド経験を思い返すと、色々なインドのご家庭でタンスクレーパーを見かけましたっけ。歯ブラシと一緒にコップの中に入っている感じでした。タンスクレーパーで舌苔とバクテリアを除去するには、タンスクレーパーの u 字型になっている部分を口の奥の方に入れ、奥から手前に掻き出すようにして使用します。舌を傷めないように、やさしく撫でる感じで、舌の表面全体を10回程度こすります。そうするとブラシなどで掃除するよりも安全に舌をキレイにすることが出来ます。これにより、舌の上の細菌が取れると同時に、内臓を刺激し、消化を助ける効果もあります。順番としては歯を磨き、舌を掃除します。