インドとの取引は根気が勝負! 注文から半年たっても商品ができない件について【ティラキタ駱駝通信 4月25日】

こんにちは。
ティラキタです。

インドでの買付って本当に一筋縄では行きません。
ティラキタが今年苦労しているのは衣料品たちです。

衣料品たち、昨年の10月に注文していたり、色々な手を尽くして注文しようとしているのに、なかなか思ったようにやってこないのです。今回はさっぱりやって来ない衣料品をネタに、インドとの取引事情を書いてみたいと思います。

今週はデリーからマーケットバッグが、そして新しく20種類のレトルトカレーが入荷したりしています。 ぜひごゆっくりお楽しみください。
インドとの取引は根気が勝負! 注文から半年たっても商品ができない件について

白身魚のエスカベーシュ
昨年、グアム旅行の情報収集をしていたときに郷土料理のチャモロ料理のひとつとして紹介されていたのを見て、興味を持ちました。
エスカベーシュはもともとスペイン料理で、魚の南蛮漬けのような料理です。グアムにはスペイン統治時代に伝わったのだそうです。グアムではこの料理に、ターメリックのような鮮やかなオレンジ色のしょうが「オレンジジンジャー」を使います。今回は普通のしょうがとターメリックパウダーで代用しました。

しょうがが効いているのと、玉ねぎのシャキシャキ感がいいです。ベサン粉の衣をまぶして揚げているので、コクがあります。
2.インド仕様のざっくり編み雑巾が入荷しました♪
■インド感覚の雑巾です
インドのシンプルな生活感あふれる、雑巾・ダスターです。リサイクル糸を使用しているため、コットンの厚みや、目の粗さ、サイズ感など全体的な雰囲気などがざっくりインドを感じさせる一品です。

縫製は雑で、生地にもほつれがあったりと、本当にインドの一般庶民が使っているそのまんま。現地ではモップの先端に付けて雑巾がけにしたり、オートリキシャのウィンドウやシートをサッと拭けるように積まれていたり、本当に日常生活の様々なシーンで使用されています。

4.美味しくて安いインドレトルトカレーが20種類まとめて入荷♪
■ヒマラヤからやってきました
レトルトカレーとしては後発のRegal Kitchenのレトルトカレーがやってきました。実際に食べてみたら、インドレトルトカレー業界、インド国内での競争が激しいんだろうなぁ…と思える素晴らしい仕上がりでした。

インドでのレトルトカレーといえば、MTR社や、Hardiram社が先発組として有名で、2010年くらいから日本にも輸入されてきました。もちろん、そちらも美味しくて、ティラキタ社内でもお客様にも評判だったのですが。

2024年に新入荷したRegal Kitchenのレトルトを食べてみると、確かに後発組としての味の進化が伺えます。正直言って、とても美味しいです。20種類を超えるバリエーションがあるにも関わらず、どれも味が違い、どれも美味しいのです。ぜひ、色々よりどりでお楽しみください

6.罪悪感のないインドスナックが新入荷しました♪
■ノンフライでヘルシー
2000年初頭に産声をあげたばかりのブランド、Roasty Tasty社のスナックシリーズです。従来のインドスナックと異なり、ノンフライのヘルシーな「罪悪感ないスナック」というコンセプトをかがけています。パッケージもコテコテのマサラテイストではなく、洗練されたおしゃれなデザイン。インドの新しい風を感じるスナックシリーズをお楽しみいただけます。

8.シャナーイ shanai ネパールの伝統的ラッパが新入荷しました♪
■ネパールの伝統楽器
ネパールには「パンチェ・バジャPanche baja」と呼ばれる伝統的な5つの楽器セットがあります。ドーラク(太鼓)やジャリ(シンバル)、ナーシェンガ(大きく湾曲した管楽器)といった楽器たちで、シャーナイはこのセットのなかに含まれる一つです。神聖な儀式、とくに結婚式には欠かせない楽器群で、ネパールの人々の心の原風景の一つと言っても差し支えないでしょう。

10.トルコ料理紹介の決定版! 食で巡るトルコが入荷♪
■圧巻の情報量
世界三大料理の中のひとつであるトルコ料理。最近は日本でもトルコ料理が知られつつあります。各種ケバブ料理といったすでに一般的になっているものから、最近ではトルコスイーツのバクラワのように百貨店でも販売されるようになって人気となっている料理もあります。

とはいえまだまだトルコ料理については紹介されていない部分も多いのですが、本作はトルコの様々なエリアに踏み入り文化的背景や各地独特の農作物いたるまで広く深く掘り下げている、非常に画期的な一冊となっています。これほどまでの書籍はこれまでも、そしてこれからもなかなか登場しないと思われる、一つの分水嶺といえそうです。

12.チベットの宗教楽器 大腿骨の笛がネパールから入荷しました♪
■チベット仏教の伝統的な民族楽器 カングリン
こちらの不思議な形をしたラッパは「カングリンkanglin」と呼ばれる、チベット仏教の伝統的な民族楽器です。恐るべきことに人間の大腿骨でかつては作られていたと言いますが、こちらは水牛の骨を用いて製造されています。

チベット仏教の儀式の場面で使用され、精霊を呼び寄せるために用いられます。人間の大腿骨で作られたという起源から、無情さや生命の移ろいを想起させる役割があるとされています。

リードなどがついていないシンプルな作りですが、トランペットを演奏できる人なら問題なく鳴らせるかと思います。正式に輸入されたのは当店での取り扱いが本邦初かもしれません。私達はこちらを亡命チベット人のエリアで見つけてきました。滅多に入手できないレアアイテム、この機会にぜひどうぞ。

14.ムスリム職人の手仕事が息づく アルミコースターが入荷♪
■金属加工伝統の街から
デリーから6時間ほど離れたところにあるイスラム街モラダバードから、手仕事の光る上品な金属製コースターが届きました。唐草模様や槌目、筋目加工が施されたコースターは鈍く光る金属の質感と相まってテーブルまわりを美しく飾ってくれます。

職人による手仕事のため、一つ一つが微妙に異なった仕上がりになっています。ハンドメイドならではのデザインのゆらぎが生き生きとした質感を感じさせます。使い込むにつれて風合いが増していきますので、長く楽しむのにおすすめの一品です。

16.食べ歩くインド 増補版 - インド大陸の料理を食い尽くす一冊♪
■知らないことしか載っていない
私達ティラキタはインドに通って20年、多少なりとも、インドのアレコレを知っているつもりでありました。北インド中心ですが、本当にいろいろな料理を食べ歩いてきたと思います。

が、しかし。

この小林さんの本には私達が知らないインドしか載っていないのでした。インド歴20年以上、インド雑貨屋をやって19年目の私達が「知らないインドしか載っていない」と驚嘆する本です。

あまりにもマニアックで、あまりにも現地に入り込み、あまりにもインド職への情熱が深すぎる!! 小林さん、あなたはどれだけインド食を愛しているんですか!!!!

18.くるくる回る珍しい3種金属のリングが新入荷しました♪
■くるくるまわる細リング♪
幅のあるリングの上に細いリングが連なっています。太リングの端が少し反り返っていて、細リングが外れなくなっています。細いリングはくるくる回る珍しい作りになっています。

20.コンサートクオリティのネパールのサーランギが入荷♪
■ヒマラヤの国のサーランギ
素朴なデザインが魅力のネパールのサーランギが入荷しました。サーランギはインド亜大陸に広がる擦弦楽器の一種です。北インドのサーランギは多数の共鳴弦をもつ複雑な楽器ですが、ネパールのサーランギは4本の弦のみからなります。一本の木から切り出し、山羊革を張ったシンプルな作り。全体に対して指板は非常に短い特徴的な形状になっています。

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