カラフルキレイ! インドのトラックコレクションが出来ました!
インドやネパール、パキスタンでは自分たちのトラックを綺麗に塗ったり、飾ったリするデコトラ文化とも言うべきものがあります。デコトラというと、日本のけばけばしい色彩のトラックを想像してしまいがちですが、インドやネパールのそれはなんだかとってもキュート
今回のインド買い付けで色々見つけてきましたので、紹介してみます。
ケース
1: 石油タンクローリー 美しい色彩の水色と黄色のバーラット・ペトロリアム…日本で言う、日本石油みたいな感じの会社のタンクローリーです。結構端正に描かれていますが、これはもちろん全部手書き。近づいてみると、はみ出したり、線が曲がっていたりします。 危険物積載と書いてあるのかとおもいきや、FLAMMABLE MOTOR SPIRIT(燃え上がる自動車魂)と平然と書いてあるあたりはサスガ。BLOW HORN(ホーンを鳴らしてね!)の文字はトラックの背面ペイントの定番で、「僕は遅いから、追い越す時はクラクションを鳴らしてね!」と言う意味だったりします。 |
ケース
2: 白色のトラック このトラックはちょっと地味ですね。でも、人間で言う額のあたりにヒンドゥー教の聖なる文字オーンが描かれていたり、ところどころ綺麗に装飾されていたり。 バンパーの前に神様が書いてあるのがキュートで可愛いです |
ケース 3: 神様と目の玉トラック その理由は知りませんが、インドやネパールのトラックにはしばしば目が描いてあります。この写真のようにトラックの前面に書いてあるものもあれば、横に書いてあるものもあり、そのバリエーションは様々。 窓ガラスにもいっぱいシールが貼ってあり、インド製の視界の悪いガラスを更に見えづらくしています。頭の上には聖なる神様シヴァが祀られた、これぞインドのトラック! |
ケース 4:ボンネットトラック 日本ではもう見かけなくなってしまいましたが、インドではまだまだボンネットトラックが大活躍。赤オレンジの丸みを帯びた車体に、散々を輝くTATA社のTのマーク。インド国産のトラックです。 綺麗に作られた肥大の前面にはヒゲを生やしたシヴァ、聖なる文字オーン、そしてカラフルな縁取りが施されています。 GOODS CARRIER(荷運び)と描いてあるのはインドの定番ですが、トラックなんだからそんなの見れば判るだろうに…書く必要ないのでは?なんていつも思ってしまいます。 |
ケース 5:ムンバイの給水車 インド一番の大都市ムンバイでも、まだ上水道がきちんと整備されていません。だから、街中でこの様な給水車をよく見かけます。給水車なのに、水をこぼしながら走っている車もあって「せっかく運んでいる水がなくなっちゃうよ!」と思うのですが、インド人たちは全く気にしない様子です。 水の上に咲いた蓮の花に乗ったラクシュミ風の女性2人と、インドに伝わる幸運の壺のモチーフがマッチして素敵なデザインですね。 |
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