タイは雑誌も不思議すぎ!! 死体雑誌からお守り雑誌まで大紹介!
ティラキタのオフィスには買い付けに行って来た際に「これは商品になるかな…」と思って買ってきたサンプルたちがたくさんあります。実店舗があればちょっと並べて売れるのでしょうが、ネットショップだとついつい面倒で端っこの方に追いやられてしまいます。
「そうだ! これでお楽しみボックス作ろうよ!」という事で、 つい先日、箱詰め作業を行っていました。そしたら…
「店長! こんなの欲しくありません!!」とやってきます。
「え? どうしたの?」と見てみると、手にはタイの有名な死体雑誌アチャヤーガム。
ああ、なるほどです。中には交通事故の死体写真と、ゴシップ記事がたくさん掲載されています。
「これ、一部のマニアは大好きなんだよ」
「イヤです! こんなの福袋から出てきたら、本当に嫌な気分になります」
「そうだよねぇ…普通はそうだよねぇ…」
不思議王国タイランドにはこの雑誌アチャヤーガムだけでなく、プラクルアンと呼ばれる仏像の専門誌だったり、「これは誰が欲しいの?」と思えるいろいろな雑誌が出版されています。今回はそんな、知られざるタイの雑誌ワールドを紹介します!!
タイの雑誌は毎週現れては消え、その数は一節によると800を超えるとか。海外からの翻訳雑誌は60を数え、年々増え続けています。タイ版のロンリープラネットマガジンも創刊され、タイの雑誌業界は完全に過当競争に陥っているようです。
競争が激しくなれば、もっとマニアックに、もっと細かく…となっていくのは当然ですよね。
1.宝くじナンバーズガイド
「宝くじの当選番号がわかったらいいな」とは誰しも考えることですが、まさか、宝くじの当選番号を予測しちゃおうなんて言う雑誌が存在するとは思いませんでした。
この雑誌はタイ国営の宝くじの番号をアドバイスしてくれる宝くじマニアにはたまらない雑誌。
瞳の色が違うネコや、幸運のカメ、最近リリースされた映画、吉兆の形に変形したココナッツの木など、ありとあらゆる森羅万象を解析し、宝くじの当選番号に結びつけます。
最近の事件などももちろん、宝くじの当選番号に影響を与えるとされていて、3機のヘリコプターがクラッシュして16人がなくなったの事故は独自の解析によると316と317になるのだとか。
気になるお値段は25バーツ。18ページのペラペラ雑誌ですが、それなりに売れている模様です。
2.タイのお守りの専門雑誌
タイに行くと、タイ人が首からジャラジャラとお守りを下げていたり、タクシーのバックミラーの所に飾られていたりするのを見かけます。
あれば仏教国タイならではのアイテムでプラクルアンと呼ばれるお守りなのです。このプラクルアン、高僧が作ったものや由緒ある寺院で作られたもの、もしくは何かの記念日の時に作られたものなど、タイ全土で様々なものが存在し、熱心な仏教徒たちのコレクターズアイテムとなっています。
雑誌の表紙を見ると、薄汚い仏像が彫られているお守りが掲載されているだけですが、実は30位上の雑誌が販売され、セブン-イレブンなどでも全国的に販売されていたり、なんとタブレット版を出版している雑誌社もあるなど、大変な人気を誇っています。
女性のファッション誌よりも出版数が多いのですから、タイのプラクルアン人気、どれだけのものか想像できるでしょうか?
3.鳥かご専門雑誌
タイ南部では美しい鳴き声を出すコウラウンの飼育が人気ですが、この雑誌はコウラウンを飼うために必要な鳥かごの専門誌。
どんだけマニアなんだよ!!
って言いたくなるほどマニアックですよね。お値段は120バーツ。丁寧に細かく作られた、芸術品としても通用する鳥かごが色々掲載されています。
鳥かごはチークウッドや、ローズウッドと言った高級で入手しづらい木材で作られていて、製作工程も詳しく紹介。お決まりの読者コーナーでは自慢の鳥かごを持ったオーナーの写真も掲載されています。
4.ベタの専門雑誌
ベタと呼ばれる魚を知っていますか? ベタはサイアム・ファイティング・フィッシュと呼ば荒れるタイのメコン川流域原産の熱帯魚で、縄張り内に入る他個体を威嚇、攻撃する性質があります。
大変美しい見た目とは裏腹にその正確は凶暴で、オス同士を同じ水槽に入れると喧嘩を始めてしまうので、タイで闘魚として知られ、趣味の対象になっているのです。
110ページ、55バーツで売られているこの雑誌は強いベタ、レアな交配のベタなどを紹介。ベタを飼育し、強力なベタにするためのエサや道具の広告なども掲載され、タイに住む闘魚ファンから大きな指示を得ている一冊です。
5.闘鶏の専門雑誌
タイには数多くのプラクルアンの雑誌がありますが、プラクルアンと同じくらい人気があるのが闘鶏です。闘鶏雑誌だけで1ダースくらいは出版されています
この雑誌、The City of Fighting Cocksは50バーツで売られ、ページ数は96。闘鶏の売買コーナーやお店の宣伝、闘鶏に必要な物品そして、トリの健康状態をベストに保つための薬までを掲載。
「闘鶏ってそんなに人気なの?」って思うのですがトップの鳥になると100万バーツ(300万円)は稼ぐといいますから、ギャンブル好きなタイ人達が狂うのも判る気がします
6.タイの死体雑誌191
安全安心な大好きな私達日本人からは信じられませんが、タイで人気なのが交通事故や殺人事件の現場をリアルな写真で掲載する「アチャヤーガム」と「191」の2誌です。
可愛いお姉さんの半裸の写真と、気持ちの悪い脳みそが飛び出した写真が掲載されていると言う、一部の方の欲望に忠実な内容となっています。事故で死ぬと人間でこうなっちゃうんだって一発で判ります。 こんなの日本で出版したら怒られんだろうなぁって思いますが、不思議王国タイランドではこれもアリなのでしょうね。
実はこの雑誌、ティラキタでも輸入しようかと思いましたが…内容がグロくて流石にやめることになりました。輸入しても誰も欲しくないかもしれませんしね。
欲しい方いらっしゃいますか? 10人位居たら、輸入してみようかと思いますが…
この記事を参考にしました:7 of Thailand's strangest magazines
「そうだ! これでお楽しみボックス作ろうよ!」という事で、 つい先日、箱詰め作業を行っていました。そしたら…
「店長! こんなの欲しくありません!!」とやってきます。
「え? どうしたの?」と見てみると、手にはタイの有名な死体雑誌アチャヤーガム。
ああ、なるほどです。中には交通事故の死体写真と、ゴシップ記事がたくさん掲載されています。
「これ、一部のマニアは大好きなんだよ」
「イヤです! こんなの福袋から出てきたら、本当に嫌な気分になります」
「そうだよねぇ…普通はそうだよねぇ…」
不思議王国タイランドにはこの雑誌アチャヤーガムだけでなく、プラクルアンと呼ばれる仏像の専門誌だったり、「これは誰が欲しいの?」と思えるいろいろな雑誌が出版されています。今回はそんな、知られざるタイの雑誌ワールドを紹介します!!
タイの雑誌は毎週現れては消え、その数は一節によると800を超えるとか。海外からの翻訳雑誌は60を数え、年々増え続けています。タイ版のロンリープラネットマガジンも創刊され、タイの雑誌業界は完全に過当競争に陥っているようです。
競争が激しくなれば、もっとマニアックに、もっと細かく…となっていくのは当然ですよね。
1.宝くじナンバーズガイド
「宝くじの当選番号がわかったらいいな」とは誰しも考えることですが、まさか、宝くじの当選番号を予測しちゃおうなんて言う雑誌が存在するとは思いませんでした。
この雑誌はタイ国営の宝くじの番号をアドバイスしてくれる宝くじマニアにはたまらない雑誌。
瞳の色が違うネコや、幸運のカメ、最近リリースされた映画、吉兆の形に変形したココナッツの木など、ありとあらゆる森羅万象を解析し、宝くじの当選番号に結びつけます。
最近の事件などももちろん、宝くじの当選番号に影響を与えるとされていて、3機のヘリコプターがクラッシュして16人がなくなったの事故は独自の解析によると316と317になるのだとか。
気になるお値段は25バーツ。18ページのペラペラ雑誌ですが、それなりに売れている模様です。
2.タイのお守りの専門雑誌
タイに行くと、タイ人が首からジャラジャラとお守りを下げていたり、タクシーのバックミラーの所に飾られていたりするのを見かけます。
あれば仏教国タイならではのアイテムでプラクルアンと呼ばれるお守りなのです。このプラクルアン、高僧が作ったものや由緒ある寺院で作られたもの、もしくは何かの記念日の時に作られたものなど、タイ全土で様々なものが存在し、熱心な仏教徒たちのコレクターズアイテムとなっています。
雑誌の表紙を見ると、薄汚い仏像が彫られているお守りが掲載されているだけですが、実は30位上の雑誌が販売され、セブン-イレブンなどでも全国的に販売されていたり、なんとタブレット版を出版している雑誌社もあるなど、大変な人気を誇っています。
女性のファッション誌よりも出版数が多いのですから、タイのプラクルアン人気、どれだけのものか想像できるでしょうか?
3.鳥かご専門雑誌
タイ南部では美しい鳴き声を出すコウラウンの飼育が人気ですが、この雑誌はコウラウンを飼うために必要な鳥かごの専門誌。
どんだけマニアなんだよ!!
って言いたくなるほどマニアックですよね。お値段は120バーツ。丁寧に細かく作られた、芸術品としても通用する鳥かごが色々掲載されています。
鳥かごはチークウッドや、ローズウッドと言った高級で入手しづらい木材で作られていて、製作工程も詳しく紹介。お決まりの読者コーナーでは自慢の鳥かごを持ったオーナーの写真も掲載されています。
4.ベタの専門雑誌
ベタと呼ばれる魚を知っていますか? ベタはサイアム・ファイティング・フィッシュと呼ば荒れるタイのメコン川流域原産の熱帯魚で、縄張り内に入る他個体を威嚇、攻撃する性質があります。
大変美しい見た目とは裏腹にその正確は凶暴で、オス同士を同じ水槽に入れると喧嘩を始めてしまうので、タイで闘魚として知られ、趣味の対象になっているのです。
110ページ、55バーツで売られているこの雑誌は強いベタ、レアな交配のベタなどを紹介。ベタを飼育し、強力なベタにするためのエサや道具の広告なども掲載され、タイに住む闘魚ファンから大きな指示を得ている一冊です。
5.闘鶏の専門雑誌
タイには数多くのプラクルアンの雑誌がありますが、プラクルアンと同じくらい人気があるのが闘鶏です。闘鶏雑誌だけで1ダースくらいは出版されています
この雑誌、The City of Fighting Cocksは50バーツで売られ、ページ数は96。闘鶏の売買コーナーやお店の宣伝、闘鶏に必要な物品そして、トリの健康状態をベストに保つための薬までを掲載。
「闘鶏ってそんなに人気なの?」って思うのですがトップの鳥になると100万バーツ(300万円)は稼ぐといいますから、ギャンブル好きなタイ人達が狂うのも判る気がします
6.タイの死体雑誌191
安全安心な大好きな私達日本人からは信じられませんが、タイで人気なのが交通事故や殺人事件の現場をリアルな写真で掲載する「アチャヤーガム」と「191」の2誌です。
可愛いお姉さんの半裸の写真と、気持ちの悪い脳みそが飛び出した写真が掲載されていると言う、一部の方の欲望に忠実な内容となっています。事故で死ぬと人間でこうなっちゃうんだって一発で判ります。 こんなの日本で出版したら怒られんだろうなぁって思いますが、不思議王国タイランドではこれもアリなのでしょうね。
実はこの雑誌、ティラキタでも輸入しようかと思いましたが…内容がグロくて流石にやめることになりました。輸入しても誰も欲しくないかもしれませんしね。
欲しい方いらっしゃいますか? 10人位居たら、輸入してみようかと思いますが…
この記事を参考にしました:7 of Thailand's strangest magazines
こんにちは。
私は、プラクルアン大好きで、以前にティラキタさんでプラクルアンポスターを購入しました。
日本では、格闘家の山本キッドさんやプアカーオがつけていて興味を持たれた方も多いと思います。
プラクルアンの雑誌、欲しいです!
なかなか日本では手に入らないので、需要があるのでは?
輸入するようになったら、絶対購入します!
コメント、ありがとうございました!!
プラクルアンの雑誌ですね。確かに日本ではありませんが…正直、そんなに売れるかなぁ…と思います。ネットに出すって、商品探してきて、輸入して、スキャンして、パッキングして発送する感じなので、正直、10冊くらいコンスタントに売れないと出来ないのですね…
そのうち、タイに行った際にでも、おみやげで買ってきてみます。その時はご連絡させていただきます
すっごい悪趣味で申し訳ないんですが、死体雑誌欲しいですw
悪趣味と思われる…でも死体雑誌欲しい、観てみたいです!
同じく悪趣味ですが死体雑誌見たいです!
結構そういう人居ると思います…