バラナシにロープウェイ!?? あまりの変貌ぶりに、びっくりしすぎたバラナシレポート

目次
■大きく変化するバラナシ
ティラキタ買付班、6年ぶりにバラナシにやっていました。前回の訪問はコロナ前ですから、本当に久しぶりです。ティラキタ生誕の地はバラナシです。
創業当初はバラナシと関係が深かったのですが、いつしかその中心がデリーとムンバイに移動して、今に至ります。
バラナシとの関係は、細々と神様布がやってくるだけになっていました。

その理由はね。馴染みの取引先アシーシュが大きい取引先ばっかり追いかけて、うちのこと相手にしてくれなくなったからなんだよなぁ…
インドは大陸の国で、商品を12億人の人に売れますが、私たちは1億人しかいない日本のそのまたごく少数のインドが好きな人に対して物を紹介しているので、とかく買える量が限られています。
しかも、できる限りクオリティの高いモノを欲しいとか。色々と細かいことを言うものですから、めんどくさがって、だんだん相手にしてくれなくなるのも仕方ありません。
まあアメリカのワールドバザールとかは、うちの100倍ぐらい買ってくしな。仕方ないよな
と思いつつ比重をデリーとムンバイにシフトしていった経緯がありまして。
バラナシには、もう来ないのかな? 縁がないのかな?と思っていたのです。
今回は色々な縁がつながり、改めてのバラナシ訪問です。

ねえ、アシーシュ。来るたびに思うんだけど、バラナシって変化が激しいよね?
バラナシは、すごい勢いで変わってるよ。今走ってる空港からの道も、とても綺麗になったでしょ?
確かに! 30年前はただの田舎道だったのに。今では立派な高速道路になっちゃって
バラナシだけじゃなく、全ウッタールプラディーシュ州が変わり始めてるんだよ。工場の誘致をしたり、停電がなくなったりしてるよ。
バラナシと言えば停電が名物だったよね。半日ぐらい電気が来ないのは当たり前だったよね
今ではそんなことないんだよ。まだちょっと停電はあるっちゃあるけど。本当にたまにだね
昔はお店の外に大きな発電機があったよね。ウンウンと唸って黒煙を吐き出しながら動いていたっけ
今はもう必要ないよ。電気事情は本当に良くなったよ。電気だけじゃなく、道も良くなったよ。高速道路が通って、バラナシからデリーまで10時間で行けるようになったんだよ
たったの10時間でデリーまで!!?
鉄道の駅も2つになって、ガンジス河に橋が追加でかかって。高速列車のバンデ・バーラット・エクスプレスも走って、今、バラナシもこの州も大きく、大きく変わっているんだよ

■バラナシにロープウェイができる日
そして今度、バラナシにロープウェイができるんだ!!
え!!!!?? はい!!??
ロープウェイ!!?
今建設中で、そろそろできるんだけど。ゴドーリヤーの交差点のとこから、バーラット・マーター寺院までロープウェイが通るんだ
バラナシにロープウェイとは。。。京都のド真ん中にロープウェイができるのと同じ位の衝撃だよ
住民もみんなびっくりしてるんだよ。バラナシがどんどん変わっていってね。
そう言われつつ、ロープウェイの工事現場にやってきました。見慣れたバラナシの交差点にロープウェイの鉄塔がそそり立っております。

何だこりゃ…
ただただびっくり…
バラナシがスキー場になったか…
そして、バラナシの街中にこれから使用される予定であろうロープウェイのゴンドラが展示してありました。

■一日に30万人も観光客の来る街
空港も整備され、新しい列車バンデ・バーラットも通って。ここ最近は観光客の数が凄いんだ
え? 昔もそうだったじゃない
昔とは比べ物にならないよ。年々、どんどん多くなるんだよ。とにかくどんどんやってくるんだよ
そうなのか~
バラナシはゴアを抑えてインドNo.1の観光地だからね。一日に30万人も観光客が来るんだよ
30万人!!! お土産屋さんやホテルは助かるねえ
そう思うだろ? まぁ、だから俺の商売も好調なんだけど。ここんとこ、ホテルが出来まくってね。とにかくホテルだらけだよ
需要はあるの?
それが。クンブメーラが終わってからというもの、ホテルが余る様になってね。売りに出てるホテルもあるよね
なるほどなぁ…クンブメーラの時は6億人がホテルを探したもんね。そりゃ余るよね
そんな前情報を元に、バラナシのガートに出てみると…ボートの数も、人の数も前とは比べ物になりません
ボート、ボート、ボート…
そして30年前は全て手漕ぎボートだったのに、ほとんどがエンジン付きのボートになっていました

■エレクトリカル・パレードバラナシ
バラナシのガート沿いを歩いてみると。観光客の多さに改めて驚きます。とにかく人! どこに行っても人、ヒト、ひと。

バラナシをここまで観光都市にした目玉の1つがガンガーアールティです。
ガンガーアールティとは、毎晩行われる聖なるガンジス河への礼拝で、これを見に来ることが全ヒンドゥー教徒の目的ともいえる一大イベント。
そのガンガーアールティの様子がこちらなのですが…ボートの電飾が光りまくり、さながらエレクトリカルパレードの様。

落ち着いた宗教古都バラナシの姿は過去のものだなぁ…

■久美子さんちは綺麗なペンションに
バックパッカー世代に人気だった久美子ハウスもまた、近代化してました。だいぶ前に旦那様のシャンティーさんがお亡くなりになり、その後、久美子さんが家を売り、バラナシから離れることになったと、風の噂で聞き。
その跡地はどうなってるんだろうと思い、足を運んでみました。
外側に書いてある久美子の家という文字はそのままに、綺麗なペンションになっていました。
お世辞にも綺麗とは言えなかった久美子ハウス。ドミトリーにぎゅうぎゅうに詰め込まれ、停電で真っ暗な中、人の足を踏みながらトイレに行った思い出の久美子ハウスが、綺麗になっているのは嬉しい様な淋しい様な気持ちです。
今度行ったら泊まってみようかな♪

■変わり続けるバラナシ
インドが誇る宗教都市バラナシ。インドの方々は、それをただ保存していくかと思いきや、大きく変えつつ、街の魅力を高めようとしてるのだなと感じます。今年もそして来年も。バラナシは新しくなり続け、そして違う顔を見せ続けてくれることでしょう。

自分が生きてる間にあと何回、バラナシを訪問するのか分かりませんが。
はたしてこれから将来、バラナシはどんな顔のバラナシに変わってくのでしょうか。
できる限り見届けたいと思います。






































