延々と続く干物の絨毯が驚異的なネゴンボの市場を探訪する

■スリランカ、楽しかった!!
ティラキタ買付班、先日、スリランカから帰ってきました。意外なことに、ティラキタ的にスリランカは新しい国なんです。ずっとインドやネパールばかり行っていたからなんですけどね。今回の話はスリランカの港町、ネゴンボが舞台です。地図ではこちらになります。

スリランカはインド文化の影響と、海洋アジアのテイストがいい感じでMixした国でした。インドに似ているけど似すぎず、フィリピンや、バリっぽい感じもあります。
こちらの仮面のお土産は、一見するとバリのお土産屋なのですが…。実はこれ、スリランカなのです。目が飛び出ている所、極彩色な所など、どっからどう見てもバリテイストなのですけどね。直線距離で数千kmも離れたところにある2つの文化が非常に類似していることにびっくりです。

オートリクシャが走っているところとか、トラックに荷物を積み過ぎな所はインドっぽいですね。でも、オートリクシャの色が黄色や黒でなかったり、トラックが極彩色だったりするのは南国スリランカ風です。


■日本の古いクルマが走ってます
そしてスリランカでは日本の古いクルマが大人気。スリランカは国家が破綻し中古車の輸入を5年ほど禁止していたのですが、今年の2月から中古車の輸入が再開されたのだそうです。ここ最近、わたしたちの住む葉山町でもスリランカ人が一生懸命、中古車を探し歩いているなぁ…と思ったら、そう言う事だったのですね。気にしない、気にしないのミニバスとか。

仮面ライダー1号の中古ハイエースとか。私達日本人に味わい深い車も走っています。

■魚をたくさん食べる国スリランカ
さて、そんな中、スリランカの魚市場に行ってきました。スリランカの魚市場は、海沿いの広場で開かれていて、ローカル感たっぷり!!!市場には沢山の人がいて、沢山のお店があって大変な賑わいです。
おばちゃんが木でナイフを叩いて、大きな魚を切っているぞ。
島国だけあって魚が新鮮で、しかも大きい!!
日本で買ったらこれは高そうだ!!
印象的なのは諸外国の魚市場と比べても、魚がでかいことでしょうか。それだけ海の幸に恵まれているのでしょうね。カツオやカジキ、タコなど大物の魚がどんどんと売られていてとっても活気のある魚市場でした。


■延々と続く干物の絨毯!!
そして心からびっくりしたのが…魚市場の横にあった干物工房です。とにかく見渡す限り延々と干物が並ぶ光景は、壮観の一言!!
地面にはこの様にきれいに開いた魚が並べられていて、それが延々と続きます。

どれだの干物が干されているかと言っても、写真では伝わらないと思いますので、ムービーにしてみました。とにかく見渡す限りの干物畑がそこにはありました。
スリランカの市場では干物がたくさん売られていて、カレーにも干物を入れたりします。日本の鰹節に非常に似たモルジブフィッシュというものも存在します。
モルジブフィッシュという物があるんだよとは聞いていましたが、実際に行って、製作工房まで見てみると、とにかく、豊かな島国で、魚が豊富なんだなぁ…と実感するばかりなのです。







































