ティラキタがびっくり! インド雑貨が国立博物館デビューした話



■大阪万博にお呼ばれ♪♪
ティラキタ買い付け班、今回は万博でアーユルヴェーダのミーティングがあるとの事で、大阪に出張してきました。大阪万博、興味はあるけれども、なかなか遠いなあと思ってたのですが、大阪インド総領事館が呼んでくれるとなれば話は別です。

万博によばれた!
わ~い!!


Googleで万博と検索して
モノレールに乗って
そして万博会場に到着です♪♪♪


大喜びで到着した先はこちら!!


どどん!!!
岡本太郎スゲ~~~!!!
でっかい!!!


あれ? 今回の万博はここじゃないの?

ここは55年前の万博会場よ。太陽の塔はそのままだけど、大きな観覧車や、水族館がある大阪市民の憩いの場になってるのよ

そうなんだ。同じ場所でやっているわけじゃないんだね


間違える方がそれなりにいらっしゃるらしく、駅にはこんな看板が出てました♪♪


■憧れの国立民族学博物館訪問!!
万博にお呼ばれされたのもあるのですが、ティラキタ的に大阪で訪問したいところNo.1といえば、前の万博の遺産として作られた国立民族学博物館です。

ティラキタは「不思議で面白いインドとアジアを伝えたい」との理念でお仕事をさせていただいておりますが、この理念、やっぱり先人達があっての賜物です。

学生時代に読んだ数々の本。開高健のオーパ、椎名誠の怪しい探検隊シリーズそして、インドやアジア各地のフィールドワークを読み、空想に心を躍らせ、いつかこんな場所に行きたい!!と思いが叶っての、今のティラキタなのです。

国立民族学博物館が出版されている本も大好きでして、1970年代、1980年代の民博の本が手元に何冊もあるのですが、そこには既に失われた地球の姿が残っていたりして、ページをめくる度に遠い郷愁に駆られるものです。


スマホがでてきてからと言うもの、この世界は本当に大きく変わりました。世界がネットでつながり、情報格差がなくなり。今やアマゾンの奥地にまでネットが浸透しています。

混沌のインドもまた、その影響を大きく受け、社会全体がダイナミックに変わりました。

かつてのインドは電話一本かけるのが大仕事。STD,ISD,PCOと書かれている街の電話屋に行って、1秒毎にカチカチと上がる料金を観ながら、実家に生存連絡を入れていたものでした。


インフラの整備がどちらかと言うと不得意なインドでは、細い電話線を一本一本丁寧に繋いでいかないといけない旧来の電話システムは社会に存在してはいましたが、完璧には機能していませんでした。携帯が普及する前の2010年までのインドは電話が家にやってくるまで1年待ちだったと聞きます。

せっかく電話線を繋いでも、モンスーンの豪雨が激しいコルカタではあっという間に道路と機械が腰の高さまで水浸しになり、何年経っても工事が進まないと言うことも。

線を一本一本繋がなくてもいい。多少インフラが不完全でも電波で何とかなる。高いところに設備を設置できる。携帯の出現と普及はインド社会にとって日本以上に大きな出来事でした。

まぁそんな昔話は置いといて。本題の国立民族学博物館です。国立民族学博物館は大阪にある、民族学の博物館で、各国の様々な民具が歴史とともに紹介されています。

偉大な文化人類学者の故梅棹忠夫先生が初代館長を務められ、世界各地から蒐集されてきた我々人類の遺産とも言うべき文物がところ狭しと並ぶ博物館です。

人々の息吹大好き! 民具大好き! 異文化大好き! なティラキタにとっては一生に一度は必ず訪問しなければならない、マストスポットなのです。



■国立民族学博物館をテクテク
入場券を購入して、憧れの国立民族学博物館に入ってみますと。。。

天井を突き抜ける大きさのポリネシアの船に初っ端から圧倒されました。
これ持って来るの本当に、大変だよなぁ…

こんなのどうやって持ってきたのさ!!!
流石は国立博物館だなぁ…



ティラキタでは、常日頃から輸入業務をしているので、その運搬風景が目に浮かび、この船一つをとっても持ってこられた方々の並大抵でない苦労が目に浮かびます。

現地に行って、発見して、譲って貰う交渉して、バラバラにして、番号をつけてコンテナに積み込み。日本で再構成して。

そして凄いのが、木なのに虫が湧いてない!! 腐ってない! カビてない!!

途方もない労力の結晶の博物館だ!!
民博スゲ~~~!!!!

そして展示されているものの面白いこと、面白いこと。

こんなマスクとか


ガーナ共和国のエビ型をした棺桶とか。ガーナでは故人にちなんだ棺桶を作るのだそうですよ。


わざわざ海外から棺桶持ってくるんだww



こちらは、メキシコの作家さんが作ったサイケデリックな紙人形


メキシコの死者の日のガイコツとか


不思議なお面とか

ワケのわからないニンゲン動物とか


博物館だから当然っちゃ当然なんですが、現地で見かけるどれよりもクオリティが高い!

アフリカからは街の一角をそのまま持ってきていたり!


お宝だらけ♪♪♪ 鼻血出る~~~♪♪♪


■あれ? うちの商品が展示してあるぞ?
オセアニアゾーン、アメリカゾーンを抜けて、アジア&インドゾーンに到着。

あれ? これうちで売ってるよ?


目の前に展示されてるのは、インドの3段お弁当箱でした。毎日、倉庫で見ているものが、うやうやしく展示されてる!! ティラキタでのインドのお弁当箱はこちらの商品ですね葉っぱのお皿は以前取り扱いがありましたが、植物検疫が面倒で最近欠品中です。

なお、各テキストのリンク先がティラキタの商品ページになっていますので、気になる方は飛んでみてくださいね♪



ティラキタにある商品を探すぞ目線で見てみると、結構、色々なモノが見つかります。

砂漠の人々が使うこのお盆。ほぼ同じ商品を取り扱いしています。 お盆の上のお皿はこちらの商品が似てるかな? そして水差しはこれが似ているかな?


クリケットのボールがありました。これは、こちらの商品ですね。


アーユルヴェーダ用の金属のお皿たちは、似たようなものがあります!! 国は違うけど形は一緒の油差しとか


ハヌマーンのDVDも似たのをその昔扱ってたなぁ…


チベットの儀礼用の水さし。これはまだ在庫にありますね


アジアの銅鑼はまさにそのままのモノがあります。


インドの民族楽器シュルティボックスも継続的に取り扱いしてます


この昔ながらのボックスアイロンは仕入れたけどなかなか売れなかったなぁ。。。


口琴もちょっとデザインは異なりますが、割と似ているものがあります。


あ!チベット仏教のトゥンカル! これも似たのが取り扱いありました


最後の方は、ティラキタの在庫にその商品があるかないかを当てるゲームになってました。

なんか、国立博物館にうちの商品を飾ってもらえて本当に光栄だなぁ。。。

■次の日は今年のエキスポへ
そんな訳で民博を満喫して。次の日は今年の万博のインド館へ!

アーユルヴェーダの会社がわざわざインドから来られていると言う事で、ビジネスミーティングに行ってまいりました


色々なアーユルヴェーダの話が聞けた有意義な会でした。
現地でお会いした方々、本当にありがとうございました♪♪♪

それにしても万博すごかったー♪


リングの大きさに腰を抜かしました♪
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