自由すぎる! 素敵すぎる! 楽しすぎる!この世のパラダイス ゴア
目次
■この世にあるパラダイス ゴア
今回、ティラキタ買い付け班、ゴアにやってきました。ゴアはインドの中でも特別な場所です。ヒッピーの聖地であり、ゴアトランスが生まれた場所。
インドの多くの場所は英国領でしたが、ここゴアはポルトガル領だったこともあって、インドの中でも違う文化がある場所です。
インドの多くの街にはヒンドゥー教の寺院がありますが、ゴアの町には色々なところにキリスト教の教会が建っています。
ビーチ沿いには、パーティができるビーチハウスが並び。
そしてちょっと走ると、美しい景色とヤシの木。
シーズン中であれば気温もちょうどよく、自由な雰囲気に溢れ、まるでこの世のパラダイスみたいな場所。それがゴア。
今回はゴアの魅力のあれこれを、詳しく紹介してみたいと思います。
■ゴアの中はスクーターで移動
ゴアの中はアンジュナ、チャポラ、シオリム、アランボールと場所が点在しているので、ツーリストはほぼみんな、スクーターを借りて移動しています。スクーターは一日200-300rs位。国際運転免許証がなくても、日本の免許がなくても貸してくれます。必要なのはパスポートのみ。
スクーターはボロだし、言わないとヘルメットも貸してくれない事もあるなど、日本では考えられないくらい雑ですが。。。
ツーリストの多くは、ノーヘル、サンダル、短パン、Tシャツ、そして飲酒運転!!!
国際運転免許証なし、本国の免許もなし!!!
ゴアってば自由すぎる!!
ちなみにアンジュナ警察署の前では検問があって、毎日、免許のチェックと、ヘルメットのチェックをやってます。
貸してくれるのは自由でも、警察はそこまで自由を認めてくれないのかな…
まぁ、警察署の前以外で取締はやらないので、いいのですけどね。
実際借りてみると、南国のスクーターはとっても気持ちがよいもの。
南国の生ぬるい風を感じながら、移り行く景色を堪能しながら走るのは最高です。
■毎晩どこかでパーティが
ゴアはトランスパーティの聖地。世界有数のパーティタウン。ゴアに毎年通ってるゴアフリークに言わせると、2019年の今年はパーティが多い年で、昨年は全然なかったと、その年によって当たり外れがあります。
パーティがあるかないかは、警察所長のさじ加減一つ。パーティ会場で何らかの事故が起こるとその年は禁止になったりするみたいです。あと新しい警察署長になると突然厳しくなったりしますが、どういう事故が起きたらどうなるのかは誰も知りません。
2019年は、パーティの当たり年で、ほぼ毎晩、どこかしらでパーティがありました。Lost Theoryなど、ヨーロッパのビッグフェスのプロモーションパーティもゴアで数多く開かれています。
この写真はヒルトップと呼ばれる一番大きな場所でのフリーパーティ。1週間前にここでHill Top Festival と言う大きなメインパーティが行われたあとの、アフターパーティなのですが、なんと無料でした!!!
この規模のこのクオリティのパーティが無料とは!!
ゴア、楽しすぎる!!
Hill top Festivalのアフターパーティは特別な例ですが、どのパーティも500rs(800円)から2000rs(3000円)位のリーズナブルな料金で楽しむ事ができます。
町中をスクーターで走っていると、至るところにパーティのポスターが貼ってあるのを見かけます。
こちらはかの有名なGOAGILのパーティの告知。
シーズンのあいだ中、毎晩、毎晩、どこかしらでパーティをやっていると言う、パーティフリークにとっては考えられない夢の環境がゴアにはあります。
ゴアはバーニングマンのアジア版みたいです。
でもバーニングマンは1週間で終わるのに対し、ゴアは4ヶ月間ですから!!
■おしゃれなブティックや、レストランがいっぱい!!
今のゴアにはおしゃれなレストランがブティックがいっぱいです。ゴアに住み着いている外国人も数多く、ここでなんとか生活していこうと思って、ゴアでビジネスを立ち上げる人も多いのでしょうね。本格的なピザも、本格的な日本食も、タイ料理、イタリアンなどもあり、世界中の料理を味わう事ができます。
素敵なインド服のお店もちょこちょこあります。オススメはラインナップのいいアートジュナ。
残念ながらお値段は、デリーやムンバイの2-3倍して、正直な話、ティラキタよりもずっとお高いですが、センスの良いものがたくさん集まっていますし、ここでしか手に入らないものもいっぱいあります。
AJ marketと言う外人向けのスーパーもあり、ヨーロッパからやってきた各種チーズ、オーガニックの食材など、僕たちが普段慣れ親しんでいる色々な食材が手に入ってとても便利です。
レストランも、スーパーも、ブティックも。全てがインドではないみたい。ゴア、素敵すぎる!
友人の一人は、生活費も安く、何でも手に入り、温暖な過ごしやすい気候なので、ゆっくりと一ヶ月感
間、子育てをしに来たと言っていました。
■魚市場と魚料理
ゴアは海沿いの街ですから、魚が豊富です。シオリムにあるゴアの魚市場に行くと、様々な魚が金タライの中に入れられて売られていました。ゴアの魚市場は美しい自然の中にあり、いるだけでとてもホッとする場所です。インドの他の地域と違って、人々は優しく、しつこくもないので安心して見る事ができるのも嬉しいところ。
エビは一キロ600rs(1000円)、ロブスターは一キロ 1600rs(2500円)
イカは一キロ170rs(250円)
エビは塩こしょうを振って、グリルで焼くととっても美味しいのです。
そしてゴアの名物と言ったらゴアのフィッシュカレー!!
そこまで辛くなく、旨みたっぷりのゴアフィッシュカレーはゴアでのみ味わえる特別なカレーです。
■ビールが安い!!
ゴアの滞在でなんと言っても嬉しいのが、ビールが激安な事。インドの他の地域ではビールが安くても70rs(120円)位しますが、ここゴアではなんと小瓶が一本35rs(60円)!!
安いし、ゴアは暑いので、どんどん飲んでしまいます。
そして他のインドの地域は、ヒンドゥー教と言う事もあり、酒類の販売は大きく制限され、特別に許可のあるお店でないと売れないのですが、ここゴアでは、ほとんどの商店でビールを売っています。
夜中になっても、ちょっとスクーターで探しに行けばビールが手に入るのは、遊びに来てる時、とっても助かります。
■ゴアのシーズン
ゴアは暑い場所ですので、シーズンがあります。毎年、人が集まりだすのが11月頭。12月はパーティシーズンの始まりで、シーズンは3月頭まで続きます。
毎晩、毎晩パーティが12月から3月までの4ヶ月間、どこかしらで行われてる町だなんて!!
そんな場所は世界に一つだけでしょう。
3月になって、だんだんと暑くなってきたら、徐々にみんなゴアを離れ始め、ある人はネパールへ、ある人はヨーロッパへ向かっていきます。
そしてまた、次のシーズンになったら、人々が集まり始めます。
■ゴアでの生活の仕方
ゴアに来る人たちは最低でも1週間滞在、長いと数カ月滞在しますし、毎年通う人も多いです。ですので、多くの人はホテルではなく、ワンルームや家を借りて生活しています。
ワンルームの一ヶ月の家賃は、部屋の大きさや設備によって様々ですが、2019年現在、15000rsから20000rs程度。15000rsは日本円で25000円位。
25000円だけで、ゆったりと南の暖かい気候の中で、インド滞在ができると言うのはなかなか夢の様な話ですね。
■土地の力
ゴアには不思議な力があると感じます。ゴアの空港についてみたら、腹のそこからぐっと持ち上げられる感じがしてきました。日本でも土地には色々な感じを受けることがありますよね。
ここはいい所だなとか、ここはなんか陰気臭いなと感じることがあると思うのですが、ゴアはいるだけで、陽気になり、そしてパワーが貰えるような気になる土地でした。
さすがは遥か昔から、日本とヨーロッパを結ぶ役目をしてきたり、1960年代からヒッピーの聖地になり、1990年代にはゴアトランスの聖地になり、今でも、世界中のパーティクルーが冬になると集まって、プロモーションパーティを行う場所です
土地の持つ力が違うんだと心から納得せざるを得ない。そう言う場所なのです。
■日本からゴアに行くには
日本からゴアの直行便はないので、チェンナイやムンバイ、それかデリーなど、インドの大都市で乗り換えてやってくる必要があります。2019年頭のエアチケットは往復で10万円位でした。デリー、チェンナイ、ムンバイの各空港では空港でビザが貰えるビザオンアライバルのカウンターがありますので、基本的にパスポートだけを持って飛んでok。
ゴアの空港についたら、空港の中にあるプリペイドタクシーが便利です。空港からアンジュナビーチまで1400rs(2300円)-1700rs(3000円)位で連れて行ってくれます。
デリーのプリペイドタクシーは、プリペイドタクシーカウンターの横でインチキタクシーが待ち受けていたりと、油断禁物ですが、ここゴアは大丈夫。
安心してプリペイドタクシーを使って予約したホテルに連れて行ってもらいましょう。
素敵過ぎて、楽しすぎて、自由すぎるゴア!!
人生で一度は行くべきマストプレイスだと思いますよ!
ゴアらしい安心しきった犬
毎日パーティー三昧が簡単にできます
南国らしいヤシの木が到るところに生えています