インドの最新コロナ事情 街はどうなってる? ムンバイから送る最新インド現地レポート
■うっかり飛べないとこだった!
ティラキタ買付班、2年ぶりにインドに買い付けにやってきました!!!アジアとインドを繋ぐのがお仕事なのに、自分たち自身が渡航できないという状況だったので、2年ぶりに渡航できたのが、本当に心から嬉しいです。
そして今日はムンバイにいるのですが、ホーリーでお店も工場もお休みなので、溜まったブログを書いているのですね。
※2022年5月2日時点で、ルール変更があったようなのでご注意ください。
当店のお客様から情報があり、「RT-PCR検査」でなければいけないのに、
木下グループの証明書は「RT」が書かれていない為、
明確に「木下グループの証明書はダメ」とインドから通達が来ているようです。
4月半ばまでは使えていたようなのですが、現在は木下グループの証明書では飛べないようですのでご注意ください。
それで、ティラキタ買付班、PCR検査をしたりなんだりと、結構、時間をかけて準備をしてきたので、書類上は問題ないはずだったのですが…久しぶりのインドとは言いつつも、慣れてるインドですので、ちょっと油断していたのかもしれません。
航空会社のカウンターで、取得したビザを出してくださいって言われて見せたら、「あ、これは申請フォームですよ。申請結果のビザ本体はないんですか?」と。
印刷されたビザがなければインドに入国できませんよと言われてしまい…
ええええ…マジか。
俺、あれだけブログ書いて、みんなに行く行くって言っていたのに。
自分のミスでインドに行けないなんて…恥ずかしくて流石に言えないよ!!!!
何回もインドに行って、めっちゃ慣れている人のつもりなのに。
ビザの印刷を忘れるっていう単純ミスで飛べないとか、恥ずかしすぎる!!!!
結果としては…親切なAir Indiaの方がその場で印刷してくれて、なんとか行く事が出来たんですが。
Air Indiaの女性係員の方、本当にありがとうございました!!
忘れないように備忘録として書いておくと…
印刷するものは、・航空券 ・ビザ ・Air Suvidhaのフォーム ・Air India に出すフォーム ・PCR検査の紙の4枚になります。
■ガラガラの成田空港と、ガラガラの機内
コロナ前の成田空港の賑わいを知っている身からすると、今の成田空港は、本当に寂しい位にガラガラでした。そして飛行機の中もガラガラ~~。感染対策のために乗客数を絞って運行しているとのことですが、これじゃ航空会社は大変だなぁと思います。
■インドに入ったらいつものインド!!
インドに行ったら、さぞかしイミグレーションもガラガラだろうと思ったら…あれ? けっこうな人が居るよ?
免税店は普通にあいてるし、完全にいつものインドだ!!!!!
インドの空気の匂いもする!! 懐かしい匂いがする!!
キラキラの免税店に。
いつもどおりの人混みの街。
いつもお世話になっているシゲタトラベルのラジェンドラさんに聞いたら、「インドではコロナはもう終わったよ」とのこと。「インドのワクチンいいからね。打ったら発症しないよね」と。
街ゆく人も、ほとんどの人が、一応マスクをつけているけど…マスクを付けているっていうポーズでしょ?みたいな感じで。多くの人は顎マスクか、鼻マスクです。
デリー在住の友人の話では、マスクを付けていないと罰金なんだそうです。ムンバイのネハちゃんも同じことを言っていました。外したいけど、罰金だからつけている感じなのでしょうね。
街には人があふれ、コロナ前の日常が戻ってきていました。
閉まっているお店もあまりないし、みんな忙しそうに働いていて。
久々の活気になんだか嬉しくなっちゃう。
町中も、経済活動も、もうほとんど普通に戻ってて。
みんな、いつもの日常を楽しんでいる様に見えました。
■多くの人がノーマスク!
日本に慣れきった身としては、コロナ患者がインド全土で3000人を切ったと言っても、やっぱりインドもコロナで大変だったし。みんな、マスクをつけているんだろうな~と思っていたのですよね。感染対策もしっかりしているんだろうなって思ってたんですよね。
もちろんマスクを付けている人はそれなりにいます。
ムンバイやデリーなどの大都市では、人口が多く、人が密集していることもあるからか、やっぱりマスク率は高めです。
でも、田舎に行けば行くほどその傾向は弱まって、ジャイプルでは3割位、プシュカルではほとんどの人たちがノーマスクでした。
取引先の工場や、お宅を訪問するときは、流石にマナーだろうなぁと思って、マスクをつけていたのですが、みんな、そんなに気にしていない様子で、ティラキタ買付班もすぐにノーマスクになってしまいました。
やっぱりマスクがないほうが気持ちがいいですよ♪
■オミクロンは俺たちには効かない!
そして、オミクロン程度の症状であれば、病院にも行かないインド人も多いですし、そのまま寝て治すみたいですね。もちろん隔離もしないし、PCR検査も基本的にしない。そもそも、たいした症状ではないのだから、重大に思う必要もないというのが、出会ったインド人に共通する考え方でした。
そして多くの人たちが「オミクロンは俺たちインド人には効かないぜ!」と自信満々で言うのです。
この国、みんな、ポジティブだな~~~
こないだデルタでけっこう大変だったはずなんだけどな~~~
忘れちゃったのかな~~~~
オミクロン株は、ティラキタ買付班の周りでもかかっている友人たちが多くいますが。無症状だったり、熱だけだったり、2週間寝込んだりと、人によって症状に違いはありますが、じゃあそれで日常生活が営めないか? 経済活動を縮小させてまで対策する必要があるのか?というと、個人的にはちょっと疑問です。
経済も、何でもそうですけど。
私達の身の回りの世界は、基本的にはみんなの気持ちから作り上げられるものだから、ポジティブなのはいいことなんだと思いますよね。「病は気から」という言葉そのもので、全ては気持ちの持ちようだと思うのです。
心配、心配って言ってばっかりだと、本当にそうなっちゃうよなぁ…って。
でも、やっぱりデルタ大変だったよなぁ…それはそれで気をつけたいしなぁ…と思ったり。
久しぶりにやってきたインドで。 日本人とインド人の気持ちの持ち様の違いに、これからのお互いの国の未来を考えたりしちゃうのです。