この発想はなかった! インド式のウオシュレットが簡単でエコ!
インド人って面白いところ、ヤバい所、変な所、不思議な所、色々あるんですけれど、ボクがインド人って凄いよなぁ…と思っているところの一つに、最低限のモノで最大限の効果を出してくると言う事があります。
例えばオートリクシャ。オートリクシャは簡素な作りの3輪オートバイで、よく見てみると非常に頼りない作りなのですが、実際に使ってみると結構しっかり走るし、非常に小回りが効くし、「ちょっと安心感ないけど、これでいいじゃん」と思わせてくれます。
写真のオートリクシャは軽貨物用のオートリクシャで、インドの街で重そうな荷物をたくさん載せられて酷使されている様子をよく見かけます。オートリクシャ、シンプルで雑な作りですが、よく働くヤツです。
20m x 10mのテントを鉄骨20本くらいで建ててしまったりします。これもまた「ちょっとゆがんでるけど、これはこれでいいじゃん」と思えるものです。
しかも、そのテント素材はいろいろな形に変形し、同じ素材で4.5m x 4.5mのテントを作ったり、4.5m x 9mのテントを作ったりと自由自在。設置する場所やいろいろな都合にあわせて自由に変形します。
「ちょっとダメだけど、使えるからいいじゃん」それがインドの真骨頂の一つなのかなと思うのですね。
何事にも完璧を求める日本人からすると、「雑すぎて全然話にならない!!」と思うのですが、じゃあ、それが機能しないかというと、ちゃんと役にたったりします。
そして悪名高いインドのトイレも「ちょっとダメだけど、使えるからいいじゃん」的な、コロンブスの卵な方法で進化しました!!
昔からトイレはインド旅行をする旅行者たちの間で悪名高い存在。すっごい汚いトイレに、ペーパーがついていず、左手で洗わなければいけないと言う、3重苦が僕らを苦しめてきたのですが…
なんと!! なんと!! インドにもウオシュレットが出現しました!!!!
インドにウオシュレット、革命的ですが、やっぱり日本のそれとは違います。
早速インドのウオシュレットがどんなものか見てみましょう!
ただの水道のノブがあって…
全体像はこんな感じです。
水道のノブは便器の後ろの部分の金具と接続されていました。
ウオシュレットの肝になる水が出る部分を拡大してみました。!!
ちょっと汚い気がしますけど、グググ!とにじり寄りました!!
この金具の先端から水がチューと出ます。
ただそれだけです。ハイ。ただそれだけ。
ここまで文章を読んでくれた人から「ええーー!」って声が出そうですけど。
「ただの水の出口じゃん!!」
でも、でも!!
コロンブスの卵的発想ってこういうことを言うんだと思うんです。
水が出てきて、お尻が綺麗になればウオシュレットだと思います。
インドでは昔から手でおしりを洗いますので、水さえ出てくれればOKです。この国では洗うのは機械の仕事ではなく、人間の手の仕事ですので、日本のウオシュレットみたいに色々な機能は一切必要ありません。
インド式ウオシュレット、シンプル過ぎますが、シンプルだから使えないかというと、これが「すげえ使える!!」んですよ。「手でおしりを洗うことができる人だったら…」と言うオプション付きですが。
日本では各家庭にウオシュレットがあり、暖房便座と一緒にその電力を合計すると原発一個分になるそうです。原発一個分。今、日本では原発は動いていませんので、その多くは火力発電ですよね。燃料は外国から買ってますよね。僕らの稼いだお金は、自分たちのケツを流したり温めたりするために外国に流れていっている訳です。それってどうなんでしょう??
ですがインド式のウオシュレットなら何も電気が要りません。ただ水道に繋ぐだけ。
究極のエコロジーなトイレとも言えます。気になるお値段は200ルピー(400円)から300ルピー(600円)位と激安です。
シンプルすぎる解決方法ですが、使い慣れたら「手で洗うのだけが汚い気がするけど、手で触ると肛門の具合もわかるし、これはこれで良いんじゃないかな?」って思うようになるかも…
インドでは最近、この方法が普及してきていますので、機会があったらぜひ試してみてください。新しいトイレ体験があなたを待っています。
例えばオートリクシャ。オートリクシャは簡素な作りの3輪オートバイで、よく見てみると非常に頼りない作りなのですが、実際に使ってみると結構しっかり走るし、非常に小回りが効くし、「ちょっと安心感ないけど、これでいいじゃん」と思わせてくれます。
写真のオートリクシャは軽貨物用のオートリクシャで、インドの街で重そうな荷物をたくさん載せられて酷使されている様子をよく見かけます。オートリクシャ、シンプルで雑な作りですが、よく働くヤツです。
20m x 10mのテントを鉄骨20本くらいで建ててしまったりします。これもまた「ちょっとゆがんでるけど、これはこれでいいじゃん」と思えるものです。
しかも、そのテント素材はいろいろな形に変形し、同じ素材で4.5m x 4.5mのテントを作ったり、4.5m x 9mのテントを作ったりと自由自在。設置する場所やいろいろな都合にあわせて自由に変形します。
「ちょっとダメだけど、使えるからいいじゃん」それがインドの真骨頂の一つなのかなと思うのですね。
何事にも完璧を求める日本人からすると、「雑すぎて全然話にならない!!」と思うのですが、じゃあ、それが機能しないかというと、ちゃんと役にたったりします。
そして悪名高いインドのトイレも「ちょっとダメだけど、使えるからいいじゃん」的な、コロンブスの卵な方法で進化しました!!
昔からトイレはインド旅行をする旅行者たちの間で悪名高い存在。すっごい汚いトイレに、ペーパーがついていず、左手で洗わなければいけないと言う、3重苦が僕らを苦しめてきたのですが…
なんと!! なんと!! インドにもウオシュレットが出現しました!!!!
インドにウオシュレット、革命的ですが、やっぱり日本のそれとは違います。
早速インドのウオシュレットがどんなものか見てみましょう!
ただの水道のノブがあって…
全体像はこんな感じです。
水道のノブは便器の後ろの部分の金具と接続されていました。
ウオシュレットの肝になる水が出る部分を拡大してみました。!!
ちょっと汚い気がしますけど、グググ!とにじり寄りました!!
この金具の先端から水がチューと出ます。
ただそれだけです。ハイ。ただそれだけ。
ここまで文章を読んでくれた人から「ええーー!」って声が出そうですけど。
「ただの水の出口じゃん!!」
でも、でも!!
コロンブスの卵的発想ってこういうことを言うんだと思うんです。
水が出てきて、お尻が綺麗になればウオシュレットだと思います。
インドでは昔から手でおしりを洗いますので、水さえ出てくれればOKです。この国では洗うのは機械の仕事ではなく、人間の手の仕事ですので、日本のウオシュレットみたいに色々な機能は一切必要ありません。
インド式ウオシュレット、シンプル過ぎますが、シンプルだから使えないかというと、これが「すげえ使える!!」んですよ。「手でおしりを洗うことができる人だったら…」と言うオプション付きですが。
日本では各家庭にウオシュレットがあり、暖房便座と一緒にその電力を合計すると原発一個分になるそうです。原発一個分。今、日本では原発は動いていませんので、その多くは火力発電ですよね。燃料は外国から買ってますよね。僕らの稼いだお金は、自分たちのケツを流したり温めたりするために外国に流れていっている訳です。それってどうなんでしょう??
ですがインド式のウオシュレットなら何も電気が要りません。ただ水道に繋ぐだけ。
究極のエコロジーなトイレとも言えます。気になるお値段は200ルピー(400円)から300ルピー(600円)位と激安です。
シンプルすぎる解決方法ですが、使い慣れたら「手で洗うのだけが汚い気がするけど、手で触ると肛門の具合もわかるし、これはこれで良いんじゃないかな?」って思うようになるかも…
インドでは最近、この方法が普及してきていますので、機会があったらぜひ試してみてください。新しいトイレ体験があなたを待っています。
イスタンブルで泊まった宿のも同じでした。
バングラデシュ人は(インド人より)新しいものをドンドン取り入れています。
例えばタイ料理が人気です。トイレも安宿でもタイと同じノズル式の小さなシャワーついているところもありますが、一緒にそれが慣れない人のための手洗い用の壺もあります。
あら、バングラにもこれが普及しているのですね!!!
この簡易ウオシュレットは南アジア共通なのでしょうか…大変興味があります。