全部手作りなんだね!! ネパールのフェルト工房に行って来ました!
ヘンプ製品に、仏画、バッグに衣料品と、色々なものがネパールでは手作りで作られていますが、その中の一つにフェルト製品があります。
ネパールのフェルトは元々ネパールにあったものではなく、1980年台に欧米人が作り方を教えたところ、そのキュートな出来栄えや、涼しい気候にマッチしたフェルトの暖かさ、特に難しい道具がなくても作れるなど、色々な条件がマッチしてネパールで盛んに作られるようになりました。
ネパールのフェルト製品は日本にはあまりやって来ていませんが、ヨーロッパ人が大好きで、旅行者がネパールのフェルト屋さんの前でキャーキャーいいながら買い物している光景をよく見かけます。
ティラキタにもこのネパールのフェルト製品が来ていますので、実際にどのようにして作られるか見に行って来ました!!

フェルト製品の工房はカトマンズのリングロードからちょっと外側に外れた、レンガ造りの建物の中でした。今日案内してくれたのは、日本語が上手なネパール人のパンデーさんです。パンデーさん、よろしくお願いします!!

中に入ると、多くきなふわふわの羊毛が目に飛び込んできました。これがフェルトの材料の羊毛です。羊から刈った毛を、綺麗にクリーニングして、繊維の方向を揃え、ふわふわに加工されたものをこの工房では購入してくるそうです。写真に写っているのは購入してきて、染色された後の羊毛です。

これが羊毛を染めるための鍋。鍋の中に布を染めるための色を入れ、規程の温度に熱した後、中に羊毛を入れます。この染色作業ですが、色の量や、漬ける時間、お湯の温度によって仕上がりが異なってくるのだそう。同じ色にするのはとっても難しいと言っていました。
ちなみに日本や欧米ではアゾ染料を子供向けの衣料品などに使用しないのですが、この工房ではもちろんアゾ染料は一切使わず、認証ももらっているそうです。
ちょうどこの日は当店でも扱っているフェルトマットのパーツを作っていましたので、その作業工程を見てみます。左のママが持っているのが原料の羊毛です。羊毛を適当な大きさに手でちぎって、クルクルと適当な大きさに丸めていきます。丸めるときに石鹸水につけながら行うのですが、この石鹸水がネパールのフェルト作りでとても重要な役割をします。
フェルトは羊毛同士を圧縮して、繊維を絡ませて作ります。ふわふわの羊毛をギューギューを圧縮すればフェルトが出来上がると言う簡単な話ですが、とは言っても、ただ単純に圧縮しただけではフェルトは出来ません。でも石鹸水に漬けてギューギューとやると、簡単に羊毛がフェルトになってくれるのだそうです。また、洗剤の種類によって仕上がりが異なり、ある種類の石鹸を使うとツルツルになるのだとか。
丸くしたフェルト玉を更に硬く、きちんとした円形にします。黒い袋に入れグルグルこねて、繊維を絡ませます、その後、平たい所でまたコロコロ。羊毛から硬くなったフェルト玉が出来上がるまでに30分位かかるそうです。

十分硬くしたら、この脱水機で脱水。業務用だけあって、立派な脱水機です。たくさんのフェルト製品を一気に脱水できます。

そして天日で干して完成です!! 一個のフェルト玉を作るのに手で丸めて、石鹸水につけて、グルグルこねて、脱水して、天日で乾燥させて。幾つもの工程を経て、長い時間がかかります。

それでは次に、この手のひらサイズのポーチの製作過程を見てみましょう。このポーチ、どのようにして作られるのでしょうか…
ポーチを作るには右側のプラスチック板に、フェルトの原料となる羊毛を巻きつけるところから始まります。ネパールでは何もかもが手作業です。
プラスチック板に巻きつけた羊毛を貰って来て、網目になっている黒い布をかぶせ、上から石鹸水をかけて、手でゴシゴシ!と圧縮し始めました。何回も、何回も、洗って圧縮していきます。

そしてこれがなんとなく形ができてきたフェルトポーチ。このあと、乾燥させて、表面に刺繍を施し、ジッパーを付けて完成!! こんなに手間がかかるので、1人の人が一日かかって15個しか作れないのだとか。
また、冬になると水が冷たくってとっても大変で、手にあかぎれがたくさんできてしまうのだそうです。
いやーー、本当に大変な仕事です。
正直、日本での売値が680円くらいの小さなポーチですが、こんなに長い時間をかけて作られているとは本当に驚きます。ティラキタでは20万点以上の商品を扱っていますが、一つ一つがこんなに手間と時間をかけて作られたものと知ると、あらためて「大切に扱わなきゃなぁ」という気になってきます。
「え? 仕入れするとき安くしてよって言うかですって?」
これを見てしまっては流石にちょっと…安くしてって言う事はできなくなってしまいますね。
ネパールのフェルトは元々ネパールにあったものではなく、1980年台に欧米人が作り方を教えたところ、そのキュートな出来栄えや、涼しい気候にマッチしたフェルトの暖かさ、特に難しい道具がなくても作れるなど、色々な条件がマッチしてネパールで盛んに作られるようになりました。
ネパールのフェルト製品は日本にはあまりやって来ていませんが、ヨーロッパ人が大好きで、旅行者がネパールのフェルト屋さんの前でキャーキャーいいながら買い物している光景をよく見かけます。
ティラキタにもこのネパールのフェルト製品が来ていますので、実際にどのようにして作られるか見に行って来ました!!

フェルト製品の工房はカトマンズのリングロードからちょっと外側に外れた、レンガ造りの建物の中でした。今日案内してくれたのは、日本語が上手なネパール人のパンデーさんです。パンデーさん、よろしくお願いします!!

中に入ると、多くきなふわふわの羊毛が目に飛び込んできました。これがフェルトの材料の羊毛です。羊から刈った毛を、綺麗にクリーニングして、繊維の方向を揃え、ふわふわに加工されたものをこの工房では購入してくるそうです。写真に写っているのは購入してきて、染色された後の羊毛です。

これが羊毛を染めるための鍋。鍋の中に布を染めるための色を入れ、規程の温度に熱した後、中に羊毛を入れます。この染色作業ですが、色の量や、漬ける時間、お湯の温度によって仕上がりが異なってくるのだそう。同じ色にするのはとっても難しいと言っていました。
ちなみに日本や欧米ではアゾ染料を子供向けの衣料品などに使用しないのですが、この工房ではもちろんアゾ染料は一切使わず、認証ももらっているそうです。
ちょうどこの日は当店でも扱っているフェルトマットのパーツを作っていましたので、その作業工程を見てみます。左のママが持っているのが原料の羊毛です。羊毛を適当な大きさに手でちぎって、クルクルと適当な大きさに丸めていきます。丸めるときに石鹸水につけながら行うのですが、この石鹸水がネパールのフェルト作りでとても重要な役割をします。
フェルトは羊毛同士を圧縮して、繊維を絡ませて作ります。ふわふわの羊毛をギューギューを圧縮すればフェルトが出来上がると言う簡単な話ですが、とは言っても、ただ単純に圧縮しただけではフェルトは出来ません。でも石鹸水に漬けてギューギューとやると、簡単に羊毛がフェルトになってくれるのだそうです。また、洗剤の種類によって仕上がりが異なり、ある種類の石鹸を使うとツルツルになるのだとか。
丸くしたフェルト玉を更に硬く、きちんとした円形にします。黒い袋に入れグルグルこねて、繊維を絡ませます、その後、平たい所でまたコロコロ。羊毛から硬くなったフェルト玉が出来上がるまでに30分位かかるそうです。

十分硬くしたら、この脱水機で脱水。業務用だけあって、立派な脱水機です。たくさんのフェルト製品を一気に脱水できます。

そして天日で干して完成です!! 一個のフェルト玉を作るのに手で丸めて、石鹸水につけて、グルグルこねて、脱水して、天日で乾燥させて。幾つもの工程を経て、長い時間がかかります。

それでは次に、この手のひらサイズのポーチの製作過程を見てみましょう。このポーチ、どのようにして作られるのでしょうか…
ポーチを作るには右側のプラスチック板に、フェルトの原料となる羊毛を巻きつけるところから始まります。ネパールでは何もかもが手作業です。
プラスチック板に巻きつけた羊毛を貰って来て、網目になっている黒い布をかぶせ、上から石鹸水をかけて、手でゴシゴシ!と圧縮し始めました。何回も、何回も、洗って圧縮していきます。

そしてこれがなんとなく形ができてきたフェルトポーチ。このあと、乾燥させて、表面に刺繍を施し、ジッパーを付けて完成!! こんなに手間がかかるので、1人の人が一日かかって15個しか作れないのだとか。
また、冬になると水が冷たくってとっても大変で、手にあかぎれがたくさんできてしまうのだそうです。
いやーー、本当に大変な仕事です。
正直、日本での売値が680円くらいの小さなポーチですが、こんなに長い時間をかけて作られているとは本当に驚きます。ティラキタでは20万点以上の商品を扱っていますが、一つ一つがこんなに手間と時間をかけて作られたものと知ると、あらためて「大切に扱わなきゃなぁ」という気になってきます。
「え? 仕入れするとき安くしてよって言うかですって?」
これを見てしまっては流石にちょっと…安くしてって言う事はできなくなってしまいますね。
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