古き良きアジアが染みる フィリピンのミンダナオ島を旅する

ティラキタ買付班、フィリピンのミンダナオ島に行ってきました。
ミンダナオ島、とってもいいところでした!!!
ミンダナオ島の何が良かったかを3秒の動画でいうと…
こんな感じです!!!
みんな優しくて懐かしい、古き良きアジアがそこにはありました。
という事で、今回はミンダナオ島の旅レポをお送りいたします。
目次
■古き良きアジアがなくなった!!!!
ここ最近、旅に出るとき、ちと不満なことがあります。ネットが発達し、スマホが便利に使えるようになって、いわゆる旅情や旅の良さが少なくなったような気がするのです。

旅に行くって、経験したことのない体験をしにいくのではなかったのか…

■誰も行かないところに行ってみたい
という事で、全く情報のない、誰も知らない所に行ってみました。選んだ場所は、フィリピンのミンダナオ島です。
ミンダナオ島は地図ではこんな場所にあります。

皆さん、ミンダナオ島って知っています?
きっと、名前くらいは聞いた頃があるかも…って言う感じですよね。土地的には割と大きな場所ですもんね。
実は、ティラキタ買付班もそんな感じでした
ミンダナオ島なんて、日本でガイドブックが出てるわけもなく。
Webを検索しても、ほぼ情報がありません。

どんなところなんだろう?
楽しいんだろうか?
よくわからないけど…
旅の前に、「自分たちがそこで何をするかがわからない」というのは本当に久しぶりの感覚です。今の旅って、先にどこに行くか、どんなことが待っているか、だいたい情報が分かってて、旅の大雑把な様子が事前にイメージできるじゃないですか。でも今回の旅はもう全くイメージできませんでした。

そもそもミンダナオ島って何あるの?
ミンダナオ島てどんな人が住んでるの?

どんな場所なのかしら…?
何か面白いことが待っていると思うのだけど
■ミンダナオ島は一応現代社会だけど
そして到着したミンダナオ島。期待を裏切らない異世界ぶりでした。ダバオ市の宿の隣のガソリンスタンドでは、異形の乗り物たちが給油していました。とは言っても一応現代社会なので、ネットは繋がるし、タクシーも捕まります。お店ではカードも使えます。
■古き良きアジアがまだあった
そして、ミンダナオ島には、古き良きアジアがありました。床屋で散髪してもらいましたが、古き良きアジアの感じが最高でした。

ミンダナオ島は、バンコクやデリーのような、成長を謳歌しているアジアと違う感じがします。市場が生きていて、みんなが仲良く元気に暮らしているのが伝わってきました。

おばちゃんたちの顔が何だか丸っこくて可愛いくて。

お店では豚の丸焼きが売られていて。

路上では手作りのほうきを売っていました

こちらは路上のアイスクリーム売り。ポップなのにアナクロな感じが最高です。


アジアは昔こんな感じだったわね
街では屋台がたくさん並んでいて賑やかでした。そして街にいる人達の若いこと!!! 赤ちゃんの多いこと!!!
田舎に行くと、鶏や七面鳥やいろいろな動物たちが放し飼いにされているので、どんどん動物たちが集まってきてしまいます。

■イスラム教とキリスト教がミックスする不思議
ミンダナオ島は、キリスト教徒が多いフィリピンの中でも、イスラム教徒の多いエリアとして知られています。特にミンダナオ島の西側はイスラム教徒エリアで、モスクが立ち並んでいるのだそう。他の地域であっても、イスラム教の影響は随所に感じることができます。こちらはイスラム教徒向けのハラルレストランなのですが…

オーナーはキリスト教徒で、お店の中にはマリア様が飾られています。イスラム教徒向けのレストランなのに、これはアリなんだ…とびっくり。

■安全性のない乗り物が走ってる
フィリピン人手作りの、安全性のない乗り物が走ってくるのが超絶楽しいです。ミンダナオ島だけでなく、フィリピン全域にこの乗り物はありますが、ミンダナオ島には特に多いかな。
安全第一の日本とは真逆の方向性の車たちがバンバン走って、なんだかめっちゃ楽しいです♪♪♪

前に安全バーも何もないオートバイの横のサイドカーに、実際乗ってみたんです。これ実際に、現地での移動手段としてきちんと営業しているものなんですよ。
走り始めたときは楽しかったのですが、時速50km出された時はもう絶叫ものの怖さでした!!!
百戦錬磨のティラキタ買い付け班も、ここまで安全性を無視した乗り物に乗ったのは初めてです!!! 写真をよく見ていただきたいのですが、このサイドカー、シートベルトもなく、ただ椅子しかありません。急ブレーキをしたら車外に飛び出すこと確定です!!!

ミンダナオ島は別世界!!!
久しぶりに懐かしいアジアに来たような。
初めての国に来たような感じがしました。
現地には旅行者がほとんどいず、ツアー会社や便利なサービスは全然存在しません。なので普通の人には全然オススメしませんが、旅慣れたあなた、普通の旅行に飽きたらなくなったあなたに、きっと刺さる旅行先だと思いますよ♪♪♪