ガソリンが1リットル700円! 燃料環境最悪な今のネパール
つい先日、書かせていただいたのですが、今、ネパールは地震の時を超える危機的状況に陥っています。
地震を超える危機!! ネパールが鎖国状態になっています
今日はその後の状況をレポートしてみたいと思います。
ここで一つの疑問がティラキタスタッフの頭に浮かんできました
「そう言えば、市内から国際空港まではどうやって運ぶのかな?」
今、ネパールは燃料が無い状況が続いています。ガソリンも軽油も、燃料はほとんどなく、車は動かないと聞いています。そんな状況下で、ぼくらの荷物はどう運ぶのでしょう?
「馬かな? 牛かな?」
国際空港まで馬や牛で荷物を持ってくるって言う冗談みたいな状況は、今のネパールではむしろ車よりも現実味があるのではないかと思われます。インドやネパールではまだまだ、牛や馬は現役です。牛車もしばしば見かけます。
ラムちゃんに聞いてみると「牛や馬じゃないよ。カトマンズではムリだから」との事。きっと、渋滞が激しいカトマンズ中心部への動物の乗り入れは禁止されているのでしょう。
その代わり、1枚の写真を送ってきました。
ポリ缶に入ったガソリンの写真です。15リットルはあるでしょうか。
「1リットル600ルピー(700円)で買ったよ」との事。
「ええええーーーー!!! 高い!!」
今、燃料がほとんどないので、闇で買うしかないのだそうです。
ガソリンの闇価格は日に日に上り、通常1リットル130円位だったガソリンの価格は2?3日前は600円でしたが、数日後にラムちゃんから連絡が来た時は700円に値上がりしていました。
聞く所によると、2015年11月現在、カトマンズのトリブバン空港から市内までのタクシー代が、いつもは200ルピーから400ルピー(500円程度)なのに、6000ルピー(7000円)に暴騰しているのだとか。そのタクシーもガソリンを闇で買って動かしているのだそうです。
ガソリンはインドからこっそり密輸して持ってくると言う噂です。1リットル130円位のガソリンが、カトマンズで700円になるって…まるで薬物の末端価格のようです。 戦後の混乱期の日本もこんな状況だったのでしょうか…
そう言えば、ムダに高いこのガソリン代。
誰が負担するのでしょう?
当然のように請求書の中に紛れ込んでくるような気がしてなりません…
まだまだ状況は収まらないことから、現在ネパールで発生している燃料危機は長引くことが予想されます。
11月2日、ビルガンジの国境付近において、マデシ系抗議活動グループと警察部隊が激しく衝突し、インド国籍者1名が死亡する事件が発生しました。
当館が入手した情報によれば、インド政府は、自国民の死亡とネパール南部の治安悪化を重視し、事件発生後直ちに、ほぼ全てのインド国境を閉鎖したとのことです。
本日(3日)午後には中西部ネパールガンジ、東部ビラトナガルの各国境で通関業務が開始しましたが、その他の国境は今後の治安情勢に応じて閉鎖が続く可能性があります。
インド国境付近の多くの地域では、現在、抗議活動が継続し、爆弾事件、放火、投石などが散発的に発生していますので、同地域への不用不急の外出は控えて下さい。
※ この情報は,お知り合いや旅行者等にもお知らせください。
※ 在留邦人で在留届を提出されていない方がおられましたら,大使館へ在留届を提出するようおすすめ願います。
※ 近く帰国・離任を予定されている方,または既に帰国されている方は速やかに大使館までご連絡下さい。
※ このメールの配信を希望されない方は,大使館までご連絡下さい。
大使館代表電話 4426680
※ 閉館時(休館日や夜間など)には、上記電話から緊急電話対応者に転送されます。
地震を超える危機!! ネパールが鎖国状態になっています
今日はその後の状況をレポートしてみたいと思います。
■1リットル700円の闇ガソリン
先日ネパールに帰って行ったラムちゃんから、3ヶ月ほど前に僕達が注文を入れた300万円分の荷物が出来上がったと連絡してきました。カトマンズで仲良くパッキングしている様子が送られてきました。ここで一つの疑問がティラキタスタッフの頭に浮かんできました
「そう言えば、市内から国際空港まではどうやって運ぶのかな?」
今、ネパールは燃料が無い状況が続いています。ガソリンも軽油も、燃料はほとんどなく、車は動かないと聞いています。そんな状況下で、ぼくらの荷物はどう運ぶのでしょう?
「馬かな? 牛かな?」
国際空港まで馬や牛で荷物を持ってくるって言う冗談みたいな状況は、今のネパールではむしろ車よりも現実味があるのではないかと思われます。インドやネパールではまだまだ、牛や馬は現役です。牛車もしばしば見かけます。
ラムちゃんに聞いてみると「牛や馬じゃないよ。カトマンズではムリだから」との事。きっと、渋滞が激しいカトマンズ中心部への動物の乗り入れは禁止されているのでしょう。
その代わり、1枚の写真を送ってきました。
ポリ缶に入ったガソリンの写真です。15リットルはあるでしょうか。
「1リットル600ルピー(700円)で買ったよ」との事。
「ええええーーーー!!! 高い!!」
今、燃料がほとんどないので、闇で買うしかないのだそうです。
ガソリンの闇価格は日に日に上り、通常1リットル130円位だったガソリンの価格は2?3日前は600円でしたが、数日後にラムちゃんから連絡が来た時は700円に値上がりしていました。
聞く所によると、2015年11月現在、カトマンズのトリブバン空港から市内までのタクシー代が、いつもは200ルピーから400ルピー(500円程度)なのに、6000ルピー(7000円)に暴騰しているのだとか。そのタクシーもガソリンを闇で買って動かしているのだそうです。
ガソリンはインドからこっそり密輸して持ってくると言う噂です。1リットル130円位のガソリンが、カトマンズで700円になるって…まるで薬物の末端価格のようです。 戦後の混乱期の日本もこんな状況だったのでしょうか…
そう言えば、ムダに高いこのガソリン代。
誰が負担するのでしょう?
当然のように請求書の中に紛れ込んでくるような気がしてなりません…
■大使館からの連絡
カトマンズの日本大使館では現地在住者向けにメールで連絡を送っていて、私のところにもしばしばメールが転送されてきます。まだまだ状況は収まらないことから、現在ネパールで発生している燃料危機は長引くことが予想されます。
大使館からのお知らせ(15?84)
11月3日
ネパール中部パルサ郡ビルガンジにおける
抗議活動の発生について
抗議活動の発生について
11月2日、ビルガンジの国境付近において、マデシ系抗議活動グループと警察部隊が激しく衝突し、インド国籍者1名が死亡する事件が発生しました。
当館が入手した情報によれば、インド政府は、自国民の死亡とネパール南部の治安悪化を重視し、事件発生後直ちに、ほぼ全てのインド国境を閉鎖したとのことです。
本日(3日)午後には中西部ネパールガンジ、東部ビラトナガルの各国境で通関業務が開始しましたが、その他の国境は今後の治安情勢に応じて閉鎖が続く可能性があります。
インド国境付近の多くの地域では、現在、抗議活動が継続し、爆弾事件、放火、投石などが散発的に発生していますので、同地域への不用不急の外出は控えて下さい。
※ この情報は,お知り合いや旅行者等にもお知らせください。
※ 在留邦人で在留届を提出されていない方がおられましたら,大使館へ在留届を提出するようおすすめ願います。
※ 近く帰国・離任を予定されている方,または既に帰国されている方は速やかに大使館までご連絡下さい。
※ このメールの配信を希望されない方は,大使館までご連絡下さい。
大使館代表電話 4426680
※ 閉館時(休館日や夜間など)には、上記電話から緊急電話対応者に転送されます。
ネパールもシッキムのように、インドへ併合されることになるかも知れませんね…
今ネパールにいますが、
タクシーの運転手が、闇ルートのガソリン代は400NRs./リッターって言ってました。
正規では120NRs?だったか忘れたけどそのくらいでした。
最初闇ルートの値段聞いて、またまた、嘘だろって思ってましたが、後で友達もそう言っていたので、どうやら本当のようでした。
でもタクシーは4日前、トリブバンからタメルまで400ルピーで乗りました。多分350とかでもいいと思います。
みんな今ガソリンが高いからなんたら〜〜って言ってきますが、
とりあえず500ルピーもらえれば満足みたいな雰囲気でした。そんなに前と変わってないです。
ボーダナートからインディアンエンバシーまでも、
タクシーの運転手からしたら、500ルピーもらえればうれしいみたいな感じでした。
インド政府は、ネパールの地震があったことを悪用して、実効支配したいのでしょうかね。。
タライの民族をバックアップして、暴動を起こさせたり。。
悪質ないじめみたいって思います。