悪名高いインドのタクシーに絶対ボラれないで乗る方法

■悪名高いインドのタクシー
インドのタクシーって言えば、目的地を言ったのに全然違う所に連れて行かれたり、言った所に連れて行ってくれなかったり、交渉してもインド人の倍払わされたりと全くいいイメージがありません。インドパパも旅行中に何十回となくインドでタクシーを使うのですが、インド人と同じ値段で乗れるのは奇跡的です。ほぼ不可能に近いとしか言いようがありません。

「今回は安かったなー」と思って、相場をインド人に聞くとやっぱり、ちょっと多く払っていたり…まぁ、僕らは外人なのでしかたないって言えば、仕方ないのかもしれません。でもやっぱり、インド人と同じ値段で、乗りたいものです。

■絶対にボラれない方法はあるのか??
はじめての街でも、ローカルの人と同じ値段でタクシーに乗るなんて、ほぼ不可能な気もしますが、今回、インドで絶対にボラれないで乗る方法を発見しました!! しかも、初回200ルピー分は無料!! そんな美味しい話がインドにある訳ない! と思いますが…実際にどういうものか見てみましょう。

その秘密は、スマホのアプリ、Ola cabです。このアプリはタクシーの配車サービスで今、インド50都市で使えます。
Ola cabで出来る事はタクシーの手配と支払い。料金の計算もOla cabのアプリがやってくれます。使用するにはOla cabの独自ポイントみたいなのを購入する必要があります。この独自ポイントがタクシーを降りる時に精算されますので、タクシーを降りるときは、お金を払う必要はないのです。料金の計算も機械がやってくれ、精算もWeb経由なので一切ボラれないという事なのですね。

■実際の画面は
さて、早速、Ola cabがどんなアプリか見てみましょう。Ola cabのアプリはアンドロイド版とiPhone版があります。どちらもアプリストアからダウンロード出来るはずです。

アンドロイド版のアプリは10メガバイト。海外でダウンロードするにはちょっと重いサイズですので、旅行前にダウンロードしておいた方がいいでしょう。

これが実際の画面です。ムンバイとラジャスタン州の街と、2枚の画面を並べてみました。タクシーマークがOla Cabに対応しているタクシーです。さすが大都市、ムンバイにはいっぱい走っています。
■重要ポイント!
タクシーアプリを使う上で一番重要なポイントは、電話番号です。タクシードライバーは、登録されている電話番号にかけてきますので、必ず現地で使っている電話番号を登録してください。

タクシードライバーの電話番号は乗車30分くらい前にSMSで送られてきます。乗る前に一度タクシードライバーに電話しておくと確実です。

■実際にタクシーアプリを使ってみました!
プシュカルから最寄りの駅までのアジメールジャンクション駅までOla Cabを使ってみました。まずは予約です。タクシーマークをクリックして、2月27日の朝4:50分に予約と。最初はちょっと戸惑いましたが、あっという間に慣れました。慣れると思ったよりも簡単です。しかし…早朝にきちんと来てくれるのでしょうか? なんだか不安になりました。
次の朝…携帯のメッセージにドライバーの電話番号などがやって来ました。早速電話してみます。
「ハロー?」と英語で話しかけてみると…
「????????! ???? ???? ?? ??? ??? ???? ???? ??????」とヒンディー語で返事が返って来ました。

うーん。困りました。タクシーに来てもらうのに、言葉が通じないのはどうにもなりません。
でも、インド人は親切です。周りの人に電話を渡せば必ず何とかしてくれます。
この時もホテルの人に助けを求め、電話を渡して一件落着!

僕達がインドを旅行する時というのは、ツーリストエリアにいて、英語の出来る人と付き合っています。デリーでもバラナシでもアグラでも、会う人の多くが英語をしゃべりますが、それは彼らが日常的に外人観光客と接しているからです。一般のインド人はそこまで英語を喋らないものです。

実際にOlaCabを使って出会う、ツーリストに会ったことのないタクシードライバーは、その多くがヒンディー語しか喋れませんでした。別に言葉が通じなくてもタクシーには乗れますが…ちょっと困りますよね。

実際にやって来たタクシーがこちらです。小さいけれども、全く問題のない、インドにしては綺麗な方の車がやって来ました。
タクシーの中にはOlaCabのアプリが動いているスマホがスタンドに刺さっていました。あれ?良くみると、タクシーに必ずあるはずのタクシーメーターがありません。聞いてみたところ、OlaCabを利用する場合、タクシーメーターは必要ないのだそうです。OlaCabのタクシーアプリが道順の表示、現在走っている場所の表示、料金の精算までやってくれるのだそう。

インドのタクシーのメーターというと、やたら古くて実勢と合わないとか、改造されていてあっという間に値段が上がるとか、全く信頼されていませんが、改造できないアプリだったら安心です。
山の中の夜道を30分走って、無事にアジメール駅につきました!!
気になるお値段は…13.8Kmで199ルピー! ホテルで聞いたら400ルピー、昼間に街中でタクシーの運転手に聞いたら500ルピーと言われましたので確かに大変お得な値段です! お得というよりも、これがツーリストプライスでないインドのタクシーの値段なのでしょうね。
その後、ジャイプールでも何回かOlaCabを使用しましたが「ドライバーは英語を喋れない」、「使用している車は新しくて快適」、「なぜか親切」、「料金は自分で交渉するよりも絶対に安い」と言う感じでした。

この「なぜか親切」はきっとOlaCabのアプリにドライバーのレビューシステムが付いているからだと思われます。親切で値段が安いのですから、本当に素敵です。

■お得なクーポンで初回は無料!!
この、Ola cab。インドのタクシーでボラれないってだけでもポイントが高いのに、なんと初回200ルピーが無料になるクーポンもあるんです。クーポンはこちらのサイトから取得できます。登録してから、初回のタクシーを予約した後に、OlaCabのアプリにクーポン番号のAPP200だったかWEB200だったかを入れると、お金をチャージしてなくても、200ルピー分は無料でタクシーを使えるようになります。

■なぜこんなサービスが可能なのか?
いま、インドではこのola cabが凄い勢いで拡大中です。最初は無料で乗れて、ボラれないなんていい事づくめですが、なんで、こんなサービスが可能なんでしょう? タクシードライバーの電話番号がわかるし、タクシードライバーの評価もつくから、本当に安心だと友人の女性も言っていました。

その秘密はきっと、OlaCabをインストールするだけで、普通の車がタクシーに変わってしまう所なのだと思います。タクシー会社への支払いがなく、ドライバーにOlaCabの手数料数%を除いた全額が入るからなのでしょうね。

日本でもこれと同じサービスにUBERやLINE TAXIなどがありますが、そもそも日本のタクシーはボラないからなくても困らないなぁ…と思いますよね。でも、すぐボって来るインドでは本当に使えるサービスだと思いますよ。
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