なんで？ インドから突然予定のない支払いを求められたヨ！
「頼まれた布ができたから、すぐに支払いをして欲しいのだが。」
「え？ 何のこと？ 荷物の受取も、支払も来月の予定だよね？」
「いや違う。すぐ作るという約束だったから、俺は一生懸命作ったんだ。必ず一週間以内に支払って欲しい。」
「え？ 話が違くないか？」
毎年恒例のことではありますが、アジア雑貨屋さんは2月から5月が仕入れのピーク時期。受け取りもお支払いもその時期に集中します。今年も例に漏れず、一ヶ月半前にベトナムから1トン、10日前にデリーから3トン、今、成田にバンコクから700Kgの荷物が到着しました。
そんなにいっぱいの代金、一度に支払える訳がありません。だから2月から6月くらいまでの受け取りも支払いも、きちんとスケジュールを決めておきます。2月はベトナム、3月はデリー、4月はカトマンズ、6月はムンバイ。そんな具合です。スケジュールを立てる段階ではうまくいきそうな感じになっていますが…。
日本人との仕事だったら上手くいくのでしょうが、相手はインド人です。インド人の常として「人の話を聞かない」、「お金はすぐ欲しがる」、「自分の都合が一番」と言うのがあり、なんだかんだ理由をつけて自分の都合のいい時期に出荷してこようとします。
「よく思いだせ。君が来た時に、できるだけ早く作ってくれと言ったはずだ」
「いやそんな訳ないな…」
「君が忘れているだけだ。約束は守ってもらわないと。」
インド人様、超自信満々です。でも、そんな訳ないよな…と思いながら、ちょっと反論してみます。
「そもそも、今、お金ないよ？ だって、支払い来月なんだから。」
「君が出来るだけ早く作ってくれといったから作ったんだ。」
「言ってないよ？ 僕は7月に欲しいって言ったけど？」
「そんな事はない。君は約束を守らないのか？ すぐ払え！！！！！」
インド人様、超自信満々です。まるで自分が絶対的に正しいような言いっぷりです。おかしいなぁ…と思って、注文時のレシートを見ると、確かに7月1週目発送と書いてあります。しかも、特徴のあるお前の字でな！！！
早速証拠を送りました。証拠を送ると…
「モンスーンが来るから早く作ったんだ」と言ってきました。
「雨で品質が悪くなるからな。お前のためを思ったんだ。」とも言ってきました。
「俺はクオリティにこだわる男だ。お前は俺と仕事出来て幸運だ。」とも。
一言も悪かったとか、申し訳ないとか、そう言う言葉はありません。
最後は恩を押し付けてきました。ダメ押しです。
ああ、やっぱりこれがインドだよな???。
日本では絶対に起こらない事だよな??。
やっぱりインドとの取引だな?。
いつもの事ではありますが、ちょっとトホホ。でも、こんなにも人の都合を考えない人たちが世界にいるのかと思うと、なんだか嬉しくなります。
いつもティラキタの通信を楽しみにしています。インドパパはいつもインドに買い付けにいらっしゃって、本当にすごいな?と感心しております。そういう私も、通訳という仕事で毎月のようにインドに行っていますが、インド人の押しの強さ、自分勝手な言い分にあきれます。彼等には恥が無いのか？やはり奥ゆかしい日本人は、バカにされるのか、悔しい思いも体験し、最近では物売りのおばちゃんがしつこいと、はっきりとお断りできるようになりました。しかし、このようにお金を払えとか勝手に言ってくる輩には、強気で「じゃ?他に頼むから、契約は終わりだ」と言って無視するほうが良いと思います。これからも、お体に気を付けてください。いつか本物のインドパパに会えることを、楽しみにしています。
いやあ?、、すばらしいですね、インド民！
爪の垢を煎じて飲ませていただけたら、人生もっと楽になるかも？！私「＾＾；；
都会から田舎に移住して4年目。
慣れてくるほどに見えてくる、あらゆる差異に驚愕の日々ですが、
なんか似てるよ、この話、、、
謝っても口先だけ、何様オレ様、自分が一番、
約束に遅れるのも当たり前のような自己都合時間なんて、
カワイイもんだな?と思いました?。。
楽しんで生きていける元気が出ました(^o^)丿ありがとう！
すごく精神が鍛えられそうですね。私なら強くなる前に潰れそう。
日本流の対応に甘やかされてるからなぁ。日本でもクレーマーが増えたと
問題になっていますが、インドに比べればかわいいものかも。
インド人はクレームを言っているつもりがないですからね、、、。自らの正しさを失わない。自分は一銭も払わないのに、別の友達と共同で買って来た物を平気で使うみたいな。ああ、羨ましいなー、その図々しさ。