キュッキュ感が素晴らしい。ケララからやってきた素敵な歯磨き粉K P Namboodirisについて
■神様の国からやってきた素敵な歯磨き粉を紹介
今回のブログでは、「Gods Own Country(神様の国)」と呼ばれる南インドのケララ州からやってきたK P Namboodiris社の歯磨き粉を紹介します。こちらの歯磨き粉、アーユルヴェーダの先生から教えてもらったイチオシ商品なのですが、確かに、実際に使ってみると他の歯磨き粉とは、キュッキュ感が大きく違いました。
「私、ケララにいる間中、ずっとこの歯磨き粉を使っていたのよ」とアーユルヴェーダの先生が言うだけある、特別な歯磨き粉でした。
■緑豊かなケララ州
ケララ州は南インドの西側にある風光明媚なお土地柄です。広いインドの一番南側ですね。ケララという名前は「ココナッツの国」という意味なのですが、その名の通り、どこに行っても自然に恵まれていて、緑が本当に美しい豊かな所です。
アーユルヴェーダ自体はインド全土で実践されているのですが、こと、アーユルヴェーダの製品たちを作るとなると、原料となる植物がふんだんに取れるケララ州の独壇場です。こちらはケララのバルカラの写真ですが、街の中まで緑でいっぱいでした。
インドの様々な場所に、アーユルヴェーダを専攻とする大学がありますが、そこで使われるオイルの多くはケララ産だとも聞きます。ケララ州の歯磨き粉K P Namboodirisは、この豊かな自然の中からやってきているのです。
■歯磨き粉、何が違うのか
さて、この K P Namboodirisの歯磨き粉を深掘りして紹介してみたいと思います。K P Namboodirisの歯磨き粉ですが、パウダータイプと、ペーストタイプの2種類があります。1925年にケララで、創業者のSri Kolathappally Pothayan Namboodiriさんが、初めて作ったのはパウダータイプでした。
こちらのアニメーションGifは1925年からのパッケージの変遷です。古いパッケージは味がありますね。
ちなみにK P Namboodirisの社名は、創業者の名前を短くしたもので、Namboodiriと言う家名は、古くから繋がるアーユルヴェーダドクター、ヴァイディヤの家系の名前なんだそうですよ。なので、K P Namboodirisは今で言う、ドクターズコスメならぬ、ドクターズ歯磨き粉なんですね。
オリジナルのパウダータイプから見ていきます。こちらのボトルです。
ボトルからトントンと中身を出すと、薄赤茶色のパウダーがでてきました。匂いを嗅ぐと、シナモンやハーブのいい香りがします。
このパウダーを手に取り、濡らした歯磨き粉につけて歯磨きをします。お米の灰が主成分で、胡椒や生姜、ミロバラン、シナモンなども入っています。パウダータイプなので、スクラブでブラッシングするイメージでしょうか。
普通に2-3分歯磨きして、口を水ですすぐと…
今までなかった位の凄まじいキュッキュ感!!!!
何だこりゃ!!ってなる感じのキュッキュ感!!
次はペーストタイプを試してみます。こちらのペーストタイプは、1925年に発売した当初はパウダータイプだけで良かったのでしょうが、流石に時代の流れもあり、一般的なパウダータイプを作らざるを得なくなったという事で作られた製品です。
主成分の研磨剤として使われていたお米の灰が、いわゆる現代的な炭酸Caやグリセリンに置き換わっています。
実際に使ってみると、これはこれでいい!!
ちゃんとアーユルヴェーダ感があるし、使った後の感じもまずまずです。
パウダータイプのインパクトはないけど、毎日使うんだったらこっちだな、と思います。
■UL(ウルトラライト)登山にもピッタリ!!
この歯磨き粉。気がついたんですが、最近流行のUL(ウルトラライト)登山にもぴったり!!!一回の歯磨きに必要なパウダーの量は1g程度なので、2泊3日だったら10gも持っていけば事足ります。また、全て自然原料由来なので、山への環境負荷が最低限ですみます。
今度山に行くときは、これを持っていこうかなぁ…と思い中です。
■そしてどんどんレビューが集まりまくる!!!
ティラキタ買付班、自信を持ってこの歯磨き粉を探してきて、紹介し始めたのですが…ほとんど知名度のない商品ですので、お客様に受け入れていただけるかどうか、不安ではありました。ドキドキしながら発売開始して半年後。
とにかくレビューがどんどんやってきました!!!
まだまだ頂いたレビューはたくさんあるのですが、素敵なレビューばかりです。
本当に皆様、ありがとうございます!!!
やっぱりこの製品、いいですよね。
苦労して入荷してきて本当に良かったです!!!