もう空港で騙されない!! デリーのエアポート・エクスプレス・ラインに乗ってみた
デリーの空港でタクシーに乗ったら、最初に約束した所とは全く違う所に連れて行かれ、騙される…という話がありました。かの有名な地球の歩き方にも書いてあったくらいですから、結構多くの人たちが被害にあっていたのでしょう。
「タクシーにいくら言っても、違う所に連れて行かれた」
「真夜中に一人で連れて行かれて、出口を閉められた」
「外に出たら、牛や羊が歩いていて怖かった」
などと言った、被害者の話が掲載されていたものです。
「外に出たら、牛や羊が歩いていて怖かった」って言うのは「インドだから当たり前だろ」って思わないでもないですが……。初めてのインドで一回騙されると、なんでも怖くなるものなのでしょう。
ここ最近はインドも安全になってきたのか、そういったケースをあまり聞かなくなりましたが、油断しているとまだまだ騙そうとする奴らがふらふらと寄ってきます。
そんな危ない?デリー空港に新しい乗り物が出来たと言うので乗ってみました!!
名前はエアポート・エクスプレス・ラインと言って、デリーメトロの一部として運行されています。このエアポート・エクスプレス・ライン、運行し始めたのは数年前なのですが、インドパパは、いつもバスかタクシーでデリー空港を離れるので、一回も使ったことがなかったんですね。建設後、数年して初めて乗ってみました。
今回はムンバイからの朝便に乗ってデリーへ到着。PM2.5なのか、霧なのか、上空から見る景色はちょと濁っていました。
デリーの国内線空港から出ると…メトロの駅がありません。あれ? 空港にメトロって併設されているものじゃないのかな…? と思ったら、メトロの切符の自販機を発見しました。
オレンジ色の自販機です。自販機の横にはちょっとパリっとした制服を着た兄ちゃんがいて、お客さんからお金を受け取り、機械に入れ…お客さんからお金を受け取り、機械に入れ…という機械の奴隷になって働いていました。「人がついているんだったら、何も機械じゃなくっていいじゃん!!!」って思うのはボクが日本人だからでしょうか?
「ハロー! ニューデリまで一枚」と話しかけてみます。
「120ルピー! それと、バス代で30ルピーね」
自販機の横にはAerocity Matro Station行きのバスの張り紙がありました。
「あ、これね!! これでメトロの駅に行くんだね。」
納得です。お値段はメトロが120ルピー、バスが30ルピーの合計で150ルピーです。パハールガンジからのタクシーが400ルピーですから、2人まではお得、3人だったらタクシーのほうがお得という絶妙な価格設定です。
こんな立派なパンフレットも作られています。
エアロシティメトロステーション行きのバスの外側はこんな感じ。パンフレットとバスの形が違いますが、きっと、誰もそんなことは気にしないと思います。
バスの中はこんな感じ。日本に比べればちょっと汚いですが、インドのバスにしたら大分きれいな方です。
10分ほど走ってデリーのエアポート・エクスプレス・ラインのAerocity Matro Stationに到着です。人家のない所に作られたらしく…周りには何もなく閑散としています。
エアポート・エクスプレス・ラインに乗ってみると…おお!! ピカピカ!! LEDで現在地を表示してくれたり、荷物を置いておく場所があったりと、至れり尽くせりです液晶ディスプレイもあり、現在地を表示しています。この列車、日本のよりも綺麗なのではないでしょうか?? 「これがインドなのか!!」と大変ビックリです。
別の方向を見たところです。だいぶ近未来的です。なんだか、松本零士の漫画に出てきそうな感じです。
シートはこんな感じ。プラスチック製で、美しく整形されていました。
走りだして外に出て…車内はインドとは思えない位キレイですが、窓の外はしっかりインドです。
20分位したらあっという間にデリー駅に到着。駅もピカピカ!! 地下から外にでると、安宿街パハールガンジの反対側のニューデリー駅出口でした。
バスの値段を含めると合計で150ルピーと、そんなにお得な感じはありませんが、空港で手ぐすね引いて待ち構えている悪徳インド人に掴まらないと言う事を考えると、便利な乗り物だと思います。問題があるとすれば、ニューデリーの裏側からパハールガンジって結構遠いんですよねぇ…肩に荷物は食い込むし、もうちょっと近くに着いて欲しいなぁなんて欲が出てきます。
エアポート・エクスプレス・ライン、これはこれで綺麗でいいのですが、騙されそうになる楽しみというか、インドの混沌とした所がちょっと無くなっちゃったような気がします。もちろん安全な方がいいに決まっているのですが、「騙される様な強烈なインド人に会うのもまた、インドの楽しみなんだよなぁ…」とインドパパは懐かしく思います。
「タクシーにいくら言っても、違う所に連れて行かれた」
「真夜中に一人で連れて行かれて、出口を閉められた」
「外に出たら、牛や羊が歩いていて怖かった」
などと言った、被害者の話が掲載されていたものです。
「外に出たら、牛や羊が歩いていて怖かった」って言うのは「インドだから当たり前だろ」って思わないでもないですが……。初めてのインドで一回騙されると、なんでも怖くなるものなのでしょう。
ここ最近はインドも安全になってきたのか、そういったケースをあまり聞かなくなりましたが、油断しているとまだまだ騙そうとする奴らがふらふらと寄ってきます。
そんな危ない?デリー空港に新しい乗り物が出来たと言うので乗ってみました!!
名前はエアポート・エクスプレス・ラインと言って、デリーメトロの一部として運行されています。このエアポート・エクスプレス・ライン、運行し始めたのは数年前なのですが、インドパパは、いつもバスかタクシーでデリー空港を離れるので、一回も使ったことがなかったんですね。建設後、数年して初めて乗ってみました。
今回はムンバイからの朝便に乗ってデリーへ到着。PM2.5なのか、霧なのか、上空から見る景色はちょと濁っていました。
デリーの国内線空港から出ると…メトロの駅がありません。あれ? 空港にメトロって併設されているものじゃないのかな…? と思ったら、メトロの切符の自販機を発見しました。
オレンジ色の自販機です。自販機の横にはちょっとパリっとした制服を着た兄ちゃんがいて、お客さんからお金を受け取り、機械に入れ…お客さんからお金を受け取り、機械に入れ…という機械の奴隷になって働いていました。「人がついているんだったら、何も機械じゃなくっていいじゃん!!!」って思うのはボクが日本人だからでしょうか?
「ハロー! ニューデリまで一枚」と話しかけてみます。
「120ルピー! それと、バス代で30ルピーね」
自販機の横にはAerocity Matro Station行きのバスの張り紙がありました。
「あ、これね!! これでメトロの駅に行くんだね。」
納得です。お値段はメトロが120ルピー、バスが30ルピーの合計で150ルピーです。パハールガンジからのタクシーが400ルピーですから、2人まではお得、3人だったらタクシーのほうがお得という絶妙な価格設定です。
こんな立派なパンフレットも作られています。
エアロシティメトロステーション行きのバスの外側はこんな感じ。パンフレットとバスの形が違いますが、きっと、誰もそんなことは気にしないと思います。
バスの中はこんな感じ。日本に比べればちょっと汚いですが、インドのバスにしたら大分きれいな方です。
10分ほど走ってデリーのエアポート・エクスプレス・ラインのAerocity Matro Stationに到着です。人家のない所に作られたらしく…周りには何もなく閑散としています。
エアポート・エクスプレス・ラインに乗ってみると…おお!! ピカピカ!! LEDで現在地を表示してくれたり、荷物を置いておく場所があったりと、至れり尽くせりです液晶ディスプレイもあり、現在地を表示しています。この列車、日本のよりも綺麗なのではないでしょうか?? 「これがインドなのか!!」と大変ビックリです。
別の方向を見たところです。だいぶ近未来的です。なんだか、松本零士の漫画に出てきそうな感じです。
シートはこんな感じ。プラスチック製で、美しく整形されていました。
走りだして外に出て…車内はインドとは思えない位キレイですが、窓の外はしっかりインドです。
20分位したらあっという間にデリー駅に到着。駅もピカピカ!! 地下から外にでると、安宿街パハールガンジの反対側のニューデリー駅出口でした。
バスの値段を含めると合計で150ルピーと、そんなにお得な感じはありませんが、空港で手ぐすね引いて待ち構えている悪徳インド人に掴まらないと言う事を考えると、便利な乗り物だと思います。問題があるとすれば、ニューデリーの裏側からパハールガンジって結構遠いんですよねぇ…肩に荷物は食い込むし、もうちょっと近くに着いて欲しいなぁなんて欲が出てきます。
エアポート・エクスプレス・ライン、これはこれで綺麗でいいのですが、騙されそうになる楽しみというか、インドの混沌とした所がちょっと無くなっちゃったような気がします。もちろん安全な方がいいに決まっているのですが、「騙される様な強烈なインド人に会うのもまた、インドの楽しみなんだよなぁ…」とインドパパは懐かしく思います。
こんばんはブログを読み
一つ質問ですが、このエアポートエクスプレスは深夜の便も運航してるんでしょうか。それとも深夜は閉まっているんでしょうか?
確か11時で終わりだった気が致します…。そしてその時間から悪名高いデリーの旅行者ターゲットの詐欺師たちが暗躍を始めます。
こんばんは、いつもブログ楽しく読んでます。
パハールガンジの反対側のニューデリー駅出口からパハルガンジへはどのように行きますか?
地下鉄の出口の陸橋は警察がいて通してくれない&そこには詐欺師がうじゃうじゃいるので…駅の1階に駅に入るためのセキュリティゲートがあります。X線の機械があるところです。そこから駅に入り、駅を横断します。特にチケットがなくても駅には入れます。