あらゆる病気に効く(らしい) アーユルヴェーダの仙薬シラジとは?
際限なく伸び、しかも固く、指で押すとソフトな感触の不思議な物体がシラジ(Shilajit)。インドやネパールに居てもなかなか見かけることのない不思議な物体ですが、今回、ティラキタ買い付け班がネパール出身の怪しい男から入手に成功しました!
■怪しい男によるシラジの説明
ネパール出身の怪しい男がシラジ(Shilajit)の説明をしてくれました! インドやネパールでは日本と違って「怪しい奴は怪しい人相をしている」ので非常にわかりやすいのですが…どっからどう見ても怪しい男が目の前に現れ、突然シラジの説明を始めたのです!!■シラジ(Shilajit)とは
シラジとは固く、ベトベトしたタールみたいな物体で、色は黒からダークブラウンです。インドやネパールのヒマラヤ地帯だけでなく、コーカサス山脈、アルタイ山脈、パキスタンのギルギットでも算出されるのだそう。シラジはアーユルヴェーダの先約として古来から重宝され、テルペンやフミン酸、ビタミンA・B・C、フルビン酸など、イオン化された85種類以上のミネラルを含んでいるとの事。シラジという名前はインドの聖なる言葉であるサンスクリットの「沈まない岩」の意味であるシラジャトゥから来ていて、英語ではミネラルピッチとかミネラルワックスとと呼ばれています。ピッチというのは非常に粘性の高い液体を意味する英語で、確かにシラジにはそう言う特性があります。
シラジは温度が高くなると柔らかくなる特性があるため、太陽光に熱せられた岩の隙間からシラジが流れ出てきます。そのため、「岩の汗」とも呼ばれています。
現代の科学を持ってしても、このシラジが鉱物起源なのか、動物起源なのかも判らない謎の物体なのだそうです。そのため、シラジには非常に様々な迷信や伝説があり、ヒンドゥー教の一説によれば力持ちの猿の神様ハヌマンはこのシラジを食べていたとのことです。
■どんな所で売ってるの?
このシラジ、非常に珍しいものなのでなかなか見つけることが出来ません。一回目にシラジと出会ったのは、インド北部の計画都市チャンディガルのお祭りで男に声をかけられた時です。こんなお祭りで…
この男に声をかけられました
もう一回は北インドのヒマラヤの中の温泉ヴァシストで
露店で売っていました
アーユルヴェーダのお店に行けばきっと手に入るのだと思いますが、ボクたちの今までの印象としては、怪しげなヤツが持っている怪しいアイテムと言う感じです。
シラジの故郷はヒマラヤの山奥深くというので、こんな風景の場所なのでしょう。
■現地の解説書には
現地の解説書には強壮剤としての使い方が載っていました。この強壮剤はシラジ30g、ある種類の琥珀30g、チャンドロダヤ・ブティ30g、パンチャラタン20gをパウダー状にして混ぜあわせて作ると書かれています。この粉末を朝晩、水か牛乳とともにスプーン販売づつ飲めとも書いてあります。効能としてはあらゆる種類の体の衰弱、消化不良、肝臓障害、食欲不振、低タンパク症、体の痛み、めまい、持久力の不足、弱視、腫瘍、骨の衰弱、そして鬱にまで効くのだとか。ホントかよ!!と頭から疑いたくなるくらいの万能っぷりです。
更に精力が増進し、下半身がビンビンになり、体がフレッシュな感じになってバラの香りが香ってくるとか…。ホラ話も大概にしろよ!って思いますが、信頼しているネパール人のラムちゃんに聞いてみたら「シラジの事は知ってるよ。あれは効くよね」と言っていました。古来から医薬品と信じられてきたので、多少なりとも効果があるのかもしれませんね。
■不思議な物質シラジ(Shilajit)
シラジは、パリンと割れるというガラスのような割れやすさと、なんでもくっつくという粘性、そしてどこまでも伸びるという伸張性が合わさった、非常に珍しい不思議な特性を持っています。パリンと割れる物質はくっついたり伸びたりしませんし、延々伸びる物質は割れたりしません。この2つの特性を併せ持つと言うだけで本当に不思議なのです。さらに世界でも数カ所でしか産出されないと言う、更に不思議な物体です。
インドやネパール、そしてヒマラヤの奥から産出されると聞くと、どことなく神秘的な感じもしてあながち嘘ではないのかなぁ…なんて思っちゃいます。
「え? 僕が食べてみたかって?」
ええ、一応、食べてみました。本当に食べても大丈夫なのかなぁ…、病気にならないかなぁ…と恐る恐る食べました。食べた味は渋くてほろ苦い感じ。
「元気になったかって?」
正直、恐る恐る食べたのでよく判りませんでした。お腹壊さないといいなって思いながら食べました。
このシラジ、当店で3000円以上お買い物をしてくださった方、先着20名様に少量づつプレゼントさせていただきます。詳細は無料プレゼントのページをご覧ください。あ、貰った方、お願いなので食べないでくださいね。食べられてもティラキタでは責任を負えません…
これiherbでちらっと見かけたんですが、ティラキタさんのブログを通し読みして買うの辞めました苦笑