ガスと共に愛を届ける。 クリエイティビティが溢れ出すインドのトラック
インドって本当に不思議な国です。ゴミだらけの場所があるかと思えば、キラキラと輝くとっても美しいサリーがあったり、一つの国の中での物事の振れ幅が大きすぎるお国柄。今回はクリエイティビティが溢れるインドのトラックを細かく紹介してみます。日本人がなかなか中に入ったことのない、トラックの運転席にまでお邪魔してみました!!!
クラクションを鳴らしてくださいって言うことです
え? クラクション鳴らしてって言ってるの?
そうなんです。追い越しをする時に、クラクション鳴らさないと危ないんですよ。
日本だったら、逆にクラクション鳴らすと危ないんだよ。殺されたりするんだよ。
インドやネパールではクラクションは他のドライバーに自分の意志を伝えるための重要な道具の一つ。山道でカーブの先が見えない時はクラクションを鳴らしながらどんどん進みます。クラクションが自分の意志を伝える道具なのはいいんですが、彼ら使いすぎる傾向があって、街中は超うるさいんですけどね…
目次
■インドのトラックを解剖してみる
インドのトラックってば、手描きで色々な絵が描かれていて、本当にキュートなんですよね。一例として、アッサム州のガソリンスタンドに停まっていたタンクローリーを隅々まで細かく見てみる事にします。 インドでは、なぜかトラックや車に目を描きます。「なぜ目なのだ!!」と思いますが、インドのトラックのデザインで、なんと言っても欠かせないのがこの目なのです!!どのお目々も、ちょっとパッチリで、かわいいっちゃかわいいんですよね。きっと、目を描くと魔除けになったりするんだと思いますが、キャラクターが大好きな日本人の僕たちからすると、自分の車のキャラクター化になり、痛車に乗っている気分になるのかな…なんて思ってしまいます。 その次に欠かせないのは、インド人が大好きな神様!!このトラックにも、運転席の一番上の一番目立つ、大切な部分にヒンドゥー教の最高神シヴァと、その奥さんのパールバティのイラストが飾られています。インド人たちは信心深いですからね…きっと、シヴァを飾っておけば事故らない!とでも思っているのでしょう。 トラックの横にも、手描きで色々な注意書きやマークが描かれています。このアッサムオイルのマークは、アッサム州に住む野生のサイなのだそうです。しかし、手描きって味があってキュートですねぇ。 インド人トラックドライバーたちは、目立たない場所のおしゃれにも余念がありません。このトラック、後ろのホイールカバーにはGOODと描かれていました。これってば、左側にGOOD、右側にLUCKって描かれていて、ちゃんと後ろから見ると GOOD LUCKになるという塩梅です。 よく見ると、燃料タンクにまで絵がありました!絵が書いてあれば、一見してDieselと分かるので、燃料の入れ間違いななくて良さそうですね。Dの文字の顔が、きかんしゃトーマスみたいでキモカワイイのが気になります。■BLOW HORNとは何のこと?
インドやネパールのトラックの後ろには、必ずと行っていいほど、BLOW HORNとか、HORN PLEASEとか言う文字がデカデカと書いてあります。デザイン感に溢れていてめっちゃカッコいいんですが、これって何のことでしょう? ねえサラダちゃん。このBLOW HORNって何のこと? HORN PLEASEって言うのもあるよね?クラクションを鳴らしてくださいって言うことです
え? クラクション鳴らしてって言ってるの?
そうなんです。追い越しをする時に、クラクション鳴らさないと危ないんですよ。
日本だったら、逆にクラクション鳴らすと危ないんだよ。殺されたりするんだよ。
インドやネパールではクラクションは他のドライバーに自分の意志を伝えるための重要な道具の一つ。山道でカーブの先が見えない時はクラクションを鳴らしながらどんどん進みます。クラクションが自分の意志を伝える道具なのはいいんですが、彼ら使いすぎる傾向があって、街中は超うるさいんですけどね…