ガスと共に愛を届ける。 クリエイティビティが溢れ出すインドのトラック

2019年1月10日     No Comments    Posted under: インドが大好き!!, 旅行記

インドって本当に不思議な国です。ゴミだらけの場所があるかと思えば、キラキラと輝くとっても美しいサリーがあったり、一つの国の中での物事の振れ幅が大きすぎるお国柄。

今回はクリエイティビティが溢れるインドのトラックを細かく紹介してみます。日本人がなかなか中に入ったことのない、トラックの運転席にまでお邪魔してみました!!!

■インドのトラックを解剖してみる

インドのトラックってば、手描きで色々な絵が描かれていて、本当にキュートなんですよね。一例として、アッサム州のガソリンスタンドに停まっていたタンクローリーを隅々まで細かく見てみる事にします。

インドでは、なぜかトラックや車に目を描きます。

「なぜ目なのだ!!」と思いますが、インドのトラックのデザインで、なんと言っても欠かせないのがこの目なのです!!

どのお目々も、ちょっとパッチリで、かわいいっちゃかわいいんですよね。

きっと、目を描くと魔除けになったりするんだと思いますが、キャラクターが大好きな日本人の僕たちからすると、自分の車のキャラクター化になり、痛車に乗っている気分になるのかな…なんて思ってしまいます。

その次に欠かせないのは、インド人が大好きな神様!!

このトラックにも、運転席の一番上の一番目立つ、大切な部分にヒンドゥー教の最高神シヴァと、その奥さんのパールバティのイラストが飾られています。

インド人たちは信心深いですからね…きっと、シヴァを飾っておけば事故らない!とでも思っているのでしょう。

トラックの横にも、手描きで色々な注意書きやマークが描かれています。このアッサムオイルのマークは、アッサム州に住む野生のサイなのだそうです。しかし、手描きって味があってキュートですねぇ。

インド人トラックドライバーたちは、目立たない場所のおしゃれにも余念がありません。

このトラック、後ろのホイールカバーにはGOODと描かれていました。これってば、左側にGOOD、右側にLUCKって描かれていて、ちゃんと後ろから見ると GOOD LUCKになるという塩梅です。

よく見ると、燃料タンクにまで絵がありました!

絵が書いてあれば、一見してDieselと分かるので、燃料の入れ間違いななくて良さそうですね。Dの文字の顔が、きかんしゃトーマスみたいでキモカワイイのが気になります。

■BLOW HORNとは何のこと?

インドやネパールのトラックの後ろには、必ずと行っていいほど、BLOW HORNとか、HORN PLEASEとか言う文字がデカデカと書いてあります。

デザイン感に溢れていてめっちゃカッコいいんですが、これって何のことでしょう?

ねえサラダちゃん。このBLOW HORNって何のこと? HORN PLEASEって言うのもあるよね?

クラクションを鳴らしてくださいって言うことです

え? クラクション鳴らしてって言ってるの?

そうなんです。追い越しをする時に、クラクション鳴らさないと危ないんですよ。

日本だったら、逆にクラクション鳴らすと危ないんだよ。殺されたりするんだよ。

インドやネパールではクラクションは他のドライバーに自分の意志を伝えるための重要な道具の一つ。山道でカーブの先が見えない時はクラクションを鳴らしながらどんどん進みます。

クラクションが自分の意志を伝える道具なのはいいんですが、彼ら使いすぎる傾向があって、街中は超うるさいんですけどね…

■トラックの運転席にお邪魔してみた

あまりにもトラックがキュートすぎるので、勢い余ってトラックの運転席にお邪魔してみました!!

中を見せてもらったのはこちらの最高に男前なトラック。

バンパーにはSPEED 40KMの青い文字。
フロントガラスにはOM NAME PEME HUNG(オンマニペメフン)と言うチベット仏教のマントラ。
上部にはチベット仏教のマークが左右に貼られ、真ん中にはブッダが鎮座あらせられております。

どっからどう見ても、ドライバーさんは仏教徒ですね。

ちなみに、この車のナンバーはAS 12 E6091なのですが、インドではこの先頭の2文字が州を現していまして、ASはアッサム州所属という意味。ちなみにMHはムンバイのあるマハラシュートラ州、UPはバラナシのあるウッタール・プラディーシュ州となっていますので、慣れると結構わかりやすいものです。

ドライバーさんに許可を取り、中を見せてもらいました。インド歴の長いティラキタ買い付け班ですが、トラックの中に入ったのはこれが初めてです。

ハンドルには赤と緑のテープがぐるぐると巻かれ、奥には同乗者用でしょうか、ヘルメットが置かれています。無骨なトラックの中になぜか造花が飾られています。

シフトレバーも、だいぶオールドファッション。昭和の時代に遡れば、日本でもこんなトラックあったなぁ…と言う感じですよね。

天井も彼らの独自のセンスで飾られていました。天井からはビビッドな色の造花が飾られ、よく見ると奥の方にはでかいスイッチがあります。

ネパール人のサラダちゃんに「ねえ、なんでトラックの人たちはこんなに飾り付けるの?」と聞いた所、「あ、それは、綺麗にしたいからですよ」との返事。日本人の僕たちの綺麗にすると、彼らの綺麗にするはだいぶ違うよなぁ…

■トラックのデザインがいろいろと個性豊かで面白い!

多くのデザインが手描きで書かれているので、よく見ていくと面白いものが多いのですよね。

こちらはBharatGasと言うガス会社のトラックですが…COOK FOOD・SERVE LOVE!!
ガスと共に愛を届けてくれるんですね!

その横には自分の国がよっぽど好きらしくIndia is Great。

そして危険なところにはわかりやすく、DANGERと描かれています。
ドクロマークがチャーミングでどこかコミカルです。

こちらはムンバイ市内を走っている給水トラック。これでもか!! といろいろ描いてありますね。

給水しているときはよく停まるのでしょう。
WAIT FOR SIDEが一番大きく描いてあります。

そしてトラックに欠かせないのは、やっぱりかわいいお目々!! 
なんだかチャーミングで、自分の車にも描こうかな…なんて思っちゃいますよね。

これは結婚式装飾屋さんのミニトラック。
こちらもまた、これでもか!と描かれています。

インドバンザイ!と言う意味のJai Hind。
あと、鷹に、Zの文字に、ろうそくに、TIPと盛りだくさん。
それぞれのマークに意味があるのでしょう。

■インドのトラックはカッコいい!

インドの中を旅していると、本当にいろいろな種類のトラックに出会います。ティラキタ買い付け班、気に入っていっぱい撮影しちゃいました!

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