オートリクシャがとてもキュート! インドにIKEAができたって!!
source:designboom
■インドにIKEAができたって!!
先週、インドにIKEAができたというニュースがやってきました!!!マジか!!!
インドにIKEAだよ!!!
あの混沌の国に、シンプルでおしゃれなIKEAだってよ!!
1990年代のインドが閉鎖経済を取ってる頃から、インドに通っているティラキタ買い付け班としては、インドにIKEAができたというニュースは大きな衝撃です。
インド、どんどん変わっていくよ…ちょっと寂しいね…
昔から、シンプルでおしゃれなIKEAの家具は、インドのおしゃれな若いカップル間の憧れでした。どこからかカタログを入手してきて、「これ素敵ねぇ…」と憧れを膨らませていたものです。
でも、カタログは手に入っても、IKEAはインドにはありませんでした。
それでどうしたかと言うと、友達のインド人、どこからかIKEAのカタログを手に入れて、IKEAの家具のコピーを作ってほしいと近所の家具屋に頼み込んでましたっけ!!!
そんな憧れのIKEAが、インド風に素敵になって出現したのですから、本当に大ニュースなんですよ!!
■IKEAのオートリクシャがキュート!!
インドのIKEAの何が素敵って!!オートリクシャのデザインが超ポップでキュートなことでしょうか。
インド好きだったらきっと大好きな、キュートなオートリクシャが、もっとキュートになってます!!
ポップなデザインの屋根に水色のボディ。しましまのシート。
ボディに黄色く描かれたIKEAの文字が、インドと北欧デザインの融合を感じさせます。
そして、このオートリクシャ。太陽光で発電した電気で動くエコ仕様なのだそうですよ。
オートリクシャの中にはVRのヘッドセットが備え付けてあり、まるで遊園地のライドのような体験ができるようです。
インド人の運転は凄く荒いので、ただ単純に道を走って、VRグラスを付けているだけで相当楽しいアトラクションになりそうですよね。
行ってみたい!!
今すぐ体験してみたい!!!
■IKEAはインドでもIKEA
IKEAはインドでもIKEAでした!!これから出てくる写真は全部インドのIKEAですが、正直、「これはインドのIKEAの写真だよ」って言われなければ、それがインドにあるIKEAだとはわかりません。
おしゃれなテーブルです。インドルピーを表すRsの表記なければ、他の国のIKEAと全く変わりません。
商品をピッキングする倉庫です。倉庫の光景も日本にあるIKEAと全く変わりません
IKEAの人気コーナーであるレストランも、インド人が働いてるのを除けば、他の国のIKEAと全く一緒です。
黒いスカーフを被った女性と、サリー姿の女性が混在しているのがインドらしいですが、登場人物を入れ替えれたら、世界のどこのIKEAと言っても通用しそうな光景です。
インドのIKEAでも、他の国と同じように、ミートボールとベリーのソースの料理を食べることができます。あ、でもインドらしくビリヤニがあるみたいですね。
■IKEA vs. 12億人のインド人!!
IKEAは、インドでもちゃんとIKEAでした!!!!が…しかし…ここはインドです。
IKEAの中はインドでなくても、IKEAの外はインドなのでした。
初日のオープニング時には、あまりにも多くの人が集まりすぎ、周辺の道路が大渋滞!!
source:Kopitiam Bot
そしてIKEAに入ろうとする人たちのラッシュが、やっぱりインド!!!
凄まじい量のインド人たちが、IKEAに殺到しています。
ゲートがオープンするやいなや、IKEAの店内に我先にとなだれ込むハイダラバードの人々…
そしてFacebook上には、お客様からのクレームが色々と書き込まれています。
インドではきちんと主張しないと、いろいろと損することもあり、彼らは何かにつけてクレームを言いたがります。日本人は、何事に対してもあまり自己主張しませんが、インドでは自己主張しないとやっていけないのです。
「まだ商品が届かないのだが。問い合わせに対するIKEAからの返事もない…残念な対応だ」とか。
「最低のマネジメント。彼ら(IKEAの従業員)はただ歩いているだけだ。長く待ちすぎだ。もう行かない」とか。
商品をオーダーして、配達してもらっているのに全く届かないことに対するクレームとか。
これ、どう考えても、店側のキャパシティを超えて、お客さんが殺到しちゃっているんでしょうね。インド人は12億人もいて、ハイダラバードだけでも681万人居ますからね!
怒涛のごとく押し寄せるお客さんの数に、すべてが足りてないんだと思います。いや、むしろ足りる日が来るのでしょうか…他人事ながら心配になります。
お店としてはなんとかしたいんでしょうが、きっと、出来るだけの事はしたんでしょうが、それでもダメだったんでしょう。
このような時、日本人だったら事情を推し測って大人しく待っていると思うんですが、Facebookのイケアページに直接クレームを書き込む所がインド人らしいですよねぇ。
[…] ティラキタさんのブログでも、IKEAがインドにやってきて死ぬほど混んでいる様子が書いてあったのでアジャのように心の奥底から心酔している人も少なくないのかも。 […]