【ティラキタ駱駝通信 6月2日号】タイの変なお寺に行ってきました! Part3

ティラキタ駱駝通信 2011年6月2日号

こんにちは!
インドパパこと、ティラキタの梅原です
お元気ですか?


モンスーンがひどくなるとコルカタは水没しますが…

日本が梅雨に入るのとほぼ同時に、インドも雨季に入りました。
ムンバイからは「雨、降ってきたわよ。余りたくさんではないけどね!」と喜びのレポートがやってきました。

インドの雨季はモンスーンと呼ばれ、45度以上に焼け焦げた灼熱の大地を冷やし、湿らすのはもちろん、インド全体の農作物の出来不出来に大きく影響しています。

空梅雨のように、空モンスーンというのがありまして、モンスーンの時期に雨がふらないと、農作物が取れず、インド全体が大変な食料不足になってしまいます。

ここ数年、モンスーンが活発で問題なく雨が降っていますので、食糧問題は起こっていないのですが、インドの人口は年々増え続けていることですし、一旦空モンスーンが来たらちょっと大変なことになると誰もが心配しています。

今年もきちんと雨が降ってくれますように!
インド国民全員の切なる願いです。

さて、今回のメルマガは、タイの不思議なお寺をレポート!
タイは経験な仏教国でお寺がいっぱいあるのですが、そのなかの一部に、地獄を備えた寺がありまして…
「タイの変なお寺に行ってきました! Part3」です。


もちろん、新商品も盛り沢山!
ぜひごゆっくりお楽しみください。



DANCE OF SHIVAの写真ができました!


DANCE OF SHIVAにご来場頂きました皆様、今年も本当にありがとうございました!

来場してくださった皆様、支えてくれたスタッフ、素晴らしい演奏を聴かせてくれたアーティストの方々にも、厚く御礼申し上げます。

事故も、問題も全くなく、無事にイベントを終えられてスタッフ一同、大変ホッとしています。

今年は写真を、写真家の安川 啓太さんにお願いしました。安川さんは2002年からロンドンを拠点に活躍されている写真家で、国内外をとわず、雑誌や広告などさまざまな媒体に写真を提供している実力派の写真家です。2009年から、拠点を日本に移して活動しています。




6月の無料壁紙が出来ました!

最高の瞬間を創り上げるイベント、DANCE OF SHIVAでは数々の素晴らしいアーティストさんたちに参加していただいています。今回のティラキタ無料壁紙は先週のDANCE OF SHIVAからの一コマをお送りします。2日目の夜中、火付盗賊が登場したときの一枚。

雲の中に入った会場の雰囲気と、火の光が非常にうまくマッチし、なんとも美しく、幽玄な雰囲気の写真になっていますね。


タイの変なお寺に行ってきました! Part3


ワットプラロイ(WatPhraLoi)/スパンブリ県(Supanburi)

ティラキタのブログの中でもブッチギリのアクセス数を誇る「タイの変なお寺に行ってきました!」シリーズ。見た人から「どうやって行ったらいいんですか?」、「次はタイ旅行に決めました!」との強烈なリアクションが続々とやってきています。

それもそのはず…タイの地獄寺は面白いものを探して世界を歩いたティラキタ店長インドパパが「世界でも最高峰に面白い」との太鼓判を押せる超ディープワールド!!

タイは仏教国で、街のあちこちにお寺があり、多くの人達は大変敬虔な仏教徒というお国柄。タイにあるほとんどのお寺はタイの伝統様式に従って建てられていて、大変美しいのですが、残念ながら特にこれといって面白い訳ではありません。

そりゃそうです。お寺は仏像が置けて、信者が集まれる空間があればいいわけですから…たまに来る僕らのような心の曲がった外人を楽しませる必要は全くありません。

でも、どうしたことか、一部のお寺には地獄ゾーンが併設されています。この地獄ゾーン、子どもの教育のために作られていると言う話なのですが、何でもやり過ぎてしまうタイ人のこと、ついつい作りすぎてしい、とんでもない問答無用の血みどろ、阿鼻叫喚地獄が展開しているのです。

この地獄ゾーン、私たち日本人には面白くて大好評なのですが、当のタイ人に聞いてみると、「ああ、地獄ね。子供のためのものだよ」との醒めた返事。「え? あんなに面白いのに…」と思うのですが、タイ人からみると、そんな感じなのかもしれません。

さて、今回はバンコクの北に位置するスパンブリ県に行ってきました! 「スパンブリって所に地獄寺があるってよ!」との情報をGETしたインドパパ、早速行こうとしましたが、どのように行っていいのかさっぱり分かりません。そもそも、スパンブリなんて地球の歩き方のどこにも書いていません。Googleマップで見るとこのあたりですが…

困り果てたインドパパ、英語の通じづらいタイ人によくよく話を聞いてみると…バンコクの北バスターミナルからバスに乗って2時間とのこと。そんなに遠くありませんでした。それではレッツゴー!

目指すWatPhraLoi(ワットプラロイ)はスパンブリの郊外にありますした。郊外まではバスターミナルからトゥクトゥクで50Bから100Bもあれば行くことが出来ます。あ、でも。ワットプラロイは郊外なので、連れていってもらったトゥクトゥクの帰りの予約もしておいたほうがいいかもしれません。

ワットプラロイにつきました! おや…でも、こじんまりした普通の田舎のお寺です。
お坊さんが寺の前に出て、不思議なタイのダブサウンド付きで説教していました。

地獄はどこでしょう…探しても見当たりません。
あるのは可愛いニモちゃんばかり…おかしいです。


あ、いました!! 明らかに肌の色のすぐれない方が居らっしゃいます。
この方達、タイの精霊ピーだそうです。



アップ! うーーん、怖い!!
もう一人もアップ! ねえねえ、目やにが出すぎだよ!


でも、まだ本格的な地獄はみえてきません…
地獄を探していたらこんな地下洞窟を発見しました!
もちろん入ってみます。でも、ちょっと怖いです。


高温で湿っぽく、なんだかちょっとインディージョーンズになった気分
中に入っていくと、寝釈迦様の像がありました。
入り口はどう見てもダンジョンみたいなのに、多くのお線香が焚かれています
みんな、ここに来てお参りするのしょう。


地下洞窟の壁画です。ありがたい仏画が美しく描かれています。
ああああー、でも、暑すぎ!! 湿気ありすぎ!!
タイ人は大丈夫だと思いますが、僕達日本人にこの湿気と暑さは耐えられません!


逃げるようにして地下洞窟を後にし、テクテク歩いて…やったーー!!
ありました!! 地獄がありました!!
魑魅魍魎どもが、偉そうなお坊さんの説教を聞いています。


でも僕、聞くの嫌だよーーん。ふまじめだよーん。
あ、僕もーー。舌だけじゃなくって、目も飛び出ちゃった!

奥に入っていくと、盛大に地獄のパーティーが開催されていました。
地獄の釜を前に、阿鼻叫喚地獄が展開されています。


舌をハンギングされている女性。 痛そうです!
お腹が3段なのでおばさんでしょうか…って大きなお世話よ!って怒られそう。

下をプスっと刺されている人。
ちょっとちょっと、舌、長すぎですよーー


その横では、舌を抜かれています。タイの地獄はお寺の人達や、周りの檀家さんたちが協力して作っているので、行く地獄ごとに特徴といいますか、独特のテイストを感じます。コンクリ像の造形の出来具合や、地獄の表現方法など、どのお寺も全く違うのです。

WatPhraLoi(ワットプラロイ)のこの地獄は、舌を伸ばしている人がやたら多いのが特徴でした。


地獄の釜の中を覗いてみましょう。後ろ手に縛られたおじさんが今、まさに釜の中に入れられようとしています。
おじさんいいね! これから混浴だね!!


胸をカラスに突っつかれる女性。
豚人間を料理している男性。
ブタはうまいぜェェェェェとでも思っているのかな…


タイ地獄界のお約束、トゲトゲの木を発見!
みんな裸で登っていますが…いやぁ、痛そう!!


舌をハンギングされた両生類人間を発見しました!
俺たち、両生類人間として生まれたからこんな責め苦なのかな…


ニワトリ人間。思わず、楳図かずおのホラー漫画を思い出します。


至る所で惨殺地獄が展開中。ものすごい光景です。


地面に埋められちゃった人。出てこないようにお腹に杭を刺されています。
あ、こんにちは! 腹に顔がある方です。
そう言えばどっかでお会いしましたね…と思ったらタイ地獄界によくいらっしゃる定番の方でした。

もう一個の地獄の釜を見に行ったら…そのまんま東がバンザイしていました!
ちょっと、東さん、こんなところで何やってるんすか。


これは煮え湯地獄。なんか赤いものを無理やり飲まされています。
東さん、それうまいですか?


血まみれの母親と子供。
母親と子供を血まみれにした地獄の鬼のほうが地獄に行かなきゃいけない気がしますが…


地獄を出て、うろうろしていたら、新しい地獄を作っているところに遭遇しました。
どれどれ、地獄はどう作っているのでしょう…


難しそうに見える地獄も実は結構簡単。まず、鉄骨で大雑把な形を作り、そこに鉄の網をかぶせます。
これにコンクリートを塗っていけば完成ってわけですね。日本で僕達も作れそう?


タンブンポイントを発見しました! タンブンとは、施しをするということで、大変いい行いとされています。そもそも、仏教では生きとし生けるもの全てに同じ生命があり、すべての生命は平等に敬われなければいけないと教えています。その考えをベースにした行いで…ここではやたら数の多いナマズ達に餌をあげることが出来ます。餌をあげると、うじゃうじゃと気持ち悪いくらいにナマズが寄って来ます!



そこで売っていたナマズのエサ用の袋がこれ。
お寺なのに何でUFOかな…


いやーー、しかし、タイは本当に面白いところです。探せば探しただけ面白いもの、魅力的な土地、素敵な事をどんどん発見できる不思議国。ついこないだ帰って来たばかりなのに、もう行きたくなっています。

自由王国タイランド
やっぱり最高です。

次はどんな不思議スポットがあるか…タイからは目が離せませんね!!


東北地方、送料無料のお知らせ

この度の東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福を申し上げるとともに、被災された皆さまには、心からお見舞い申し上げます。

震災復興のために私たちが何かできることを考えまして、被害が大きかった青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県へは送料無料サービスを行わせていただいております。大変な折とは思いますが、私共がなにかお役に立てればと考えております。


1.インドの神様の円盤型ハンギングが入荷しました!


インド人が車のミラーに吊るしたり、壁に飾ったり、ドアノブに下げたりして使っている星型のメタルハンギングです。ティラキタがこのアイテムを仕入れてきたのは…太陽神スーリャの顔がなんともシュールで大変可愛いから。見れば見るほどユーモラスで、なんだか愛着が湧いてしまいますね。

太陽神だけでなく、ガネーシャやドゥルガー、シヴァなど、いろいろな神様の図柄がございます。どれもインドならではの雰囲気に満ちている、素敵な一品です。アジア雑貨屋さんみたいな部屋にしたい!!っていう人にぴったりなアイテムだと思います。

2.モン族の鈴付き小物入れが入荷しました!


幾何学模様の上質な刺繍の布と、10個程付いた鈴、木のビーズ、宝貝、スウェードを思わせる上質な生地の手触りが素晴らしい小物入れです。下部の布は山岳民族の方が一品一品手で作成していった一品物です。一品物ですので、お送りする商品は柄や色合いが写真と多少事なる場合がございます。

コンパクトデジカメが入るくらいの小さ目のバッグですが、柔らかい布製で大きなバッグの中に入れてしまうこともできるので、サブバッグとしても重宝します。とっても可愛く、丁寧に作られています。胸に掛けても、かばんに入れても可愛く使える事請け合い。上質な一品ですので、長くお使い頂けます。

3.インドなノートやメモ帳が入荷!


インドのバザールの奥底で発見したいかにもインド!!と言う感じのメモ帳です。作りも、印刷も、装丁も全てがインド風。その全体から、インドの空気が香り立ってくるかのようです。

手のひらサイズですので、手帳としてバッグに入れて持ち歩くことも可能です。すき和紙のような紙質で雰囲気があり、ページ数も100ページ程度と、かなり充実です。

4.旅行人の新刊 - ポルトガルが入荷!


ポルトガルといえば、ファドとポートワインの国というイメージだろうか。近年はそれに財政危機が加わったが、ポルトガルは日本人の郷愁を誘うところでもある。多くの観光客が訪れるリスボンとボルトだけでなく、ポルトガルにはたくさんの見どころがある。

今回は全土をひとまわりして、知られているようであまり知られていないポルトガルの、その奥地までご案内します。


5.インドのマルチクロス(150cm x 210cm)が大量入荷!


インドの伝統模様がおしゃれなインド綿マルチクロス。インドでは主にシングルベッドカバーとして使われている布ですが、150cmx210cmの手ごろな大きさなので、テーブルクロスとして、カーテンとして、そして室内装飾として幅広くご利用いただけます。全て素材は上質のインド綿を使用。肌触りも気持ちよく、使い心地Good。

6.ぞうさんのクッションカバーが入荷しました!

タイで作られている上質なクッションカバーです。肌触りのいい生地を使用し、大人なアジアンデザインに仕上げました。ボーダーは可愛いぞうさん模様。小さなシルバー色のアクセントも入った素敵なデザインです。このクッションカバーを数個購入し、お部屋の中に置くだけで気分はすっかり東南アジアのスパですね。



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