インドでスラムドッグの家が壊された!!【ティラキタ駱駝通信 5月21日号】
こんにちは!! DANCE OF SHIVAまで残すところ2週間になりました。私たちの準備もほとんど終わり、当日までのブラッシュアップにかかっている所です。 昨日、音響の方との最後のミーティングが終わりました。 今回は録音をする事もあり、昨年よりもさらに高音質を求めた機材構成になりそうです。電源を照明用とPA用と2つに分けることになったり、放送局用のミキサーが入るかも、なんて言う話があったりと、イベントの規模を超えた極限のクオリティを追求する事になりました。 私たちだけでなく、アーティストさんも、PAさんも大変気合が入っています。 当日が本当に楽しみです。 ■インドからコンテナがやってきました!!
先日、インドからコンテナが届きました。やってきたのはコンテナの中でも中くらいのサイズの20フィート(6m)コンテナ。インドのムンバイから一度シンガポールで船を乗り換えてズンドコと日本にやってまいりました。「インドさん、遠い異国へようこそ!!」といった感じでしょうか。 みなさん、もう、スラムドッグミリオネアは見られましたか? インドを舞台にした今年のアカデミー賞受賞作で大変話題になっている作品ですが、なんだかインドで映画を地で行く騒ぎがあったようです。 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
映画『スラムドッグ$ミリオネア』に出演した子役アズルディン・モハメド・イスマイル君(10)が暮らすインド・ムンバイのスラム街で14日、住居30戸以上が市当局により強制撤去された。アズルディン君の自宅も取り壊されている。 同日早朝、突然やって来た当局職員に竹の棒でたたき起こされ、家を出て行くよう告げられたというアズルディン君。「朝早くに起こされ、怒鳴られた。とても怖かった」と語っている。市当局から事前の通告などはなかったという。 英紙デーリー・メール(電子版)によると、当局はアズルディン君らの住居が「違法建築」であるため強制撤去に踏み切ったと説明しているようだ。 破壊された住居跡に戻った住民らは今後、路上生活を強いられることになる。アズルディン君の母親は「もうすぐモンスーンの時期なのに、どうすればいいのか分からない」と不安を募らせている。 映画『スラムドッグ$ミリオネア』はアカデミー賞8部門を受賞、各国で大ヒットを収めているが、その一方ではスラム街に暮らす子役たちを取り巻く環境が何かと話題になっている。制作陣は先月、スラム街で暮らす子どもたちのために50万ポンド(約7400万円)を寄付すると発表。またプロデューサーのクリスチャン・コルソンとダニー・ボイル監督は近々ムンバイを訪れる予定と伝えられている。(c)Web-Tab -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 何と言うか…コメントが難しいのですけれども、「これぞインド!」と言うようなニュースですよね。そもそも、先日アカデミー賞を取って、今まさに人気沸騰、大注目と言うこの時期に強制退去させるなんて!! このニュースを見てからスラムドックを見ると、あの映画がフィクションとして描かれていても99%真実を含んでいる事に気が付きます。インドは全てを持っている国。経済成長の光が大きい分、きっと闇も深いのでしょう。 |
インドのチープな雑貨って本当に可愛くて、見るだけで「そうだよ、これがインドだよ!!」と思える不思議な魅力にあふれています。コンテナに乗って、そんな雑貨が入荷しましたので、今回は色々紹介してみます。
植民地時代の名残、アンティークとしても素敵なインドの南京錠です。 インドの南京錠って、私たちが知っている南京錠となんだかちょっと違います。僕達が知っている南京錠はスタイリッシュな中国製。デザインも今風ですよね。でも、インドの南京錠は、もう何十年も、もしかしたら戦前からそのつくりやデザインが全く変わっていないのです。みれば見るほど、そのモノのルーツや歴史と、つくりを考えてしまう。そんな南京錠、インド以外にあったでしょうか?
インドの食堂で使われている移動式のタンドゥール釜を輸入してきました。このタンドゥールを家やお店にすえつければ、本場のナンやチャパティ―が楽しめます。こんなもの輸入するのは日本できっとティラキタだけですね。 外側は見た目に美しいステンレスで作られ、内側の釜部分はインドの伝統的な製法で作られています。重量は推定80Kg位と大変重いですが、釜の下にはころが付いているので、平らな所でしたら一人で動かす事が出来ます。
インドからやってきた鋳鉄製の栓抜きです。日本にも昔ミツヤサイダーのとか、アサヒビールのとかありましたよね!そのインド版です。インドでは今でも現役の日用品なのですが、僕ら日本人からするとアンティークな趣を感じられるのが不思議ですね。
「なにこれ!!印刷曲がっているよ!!」、「なにこれ!! 整形がイマイチだよ!!」
インドのバザールの奥底で発見したいかにもインド!!と言う感じの神様メモ帳です。作りも、印刷も、装丁も全てがインド風。お世辞にもきちんとできていると言う訳ではありませんが、その全体から、インドの空気が香り立ってくるかのようです。 かわいい神様のデザインと、メモ帳としてのサイズが両立しているので、バッグの中に入れて毎日肌身はなさず持ち歩くなんて用途にぴったりです。また、電話の横のちょっとしたメモ帳としても役に立ちますね。ページ数も140ページ程度と、かなり充実です |
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