【ティラキタ駱駝通信 12月22日号】インドのお寺はみんなキラキラ豪華! – ヒンドゥー教の寺院
こんにちは!
さて、デフレに悩む日本から見ると考えられないことですが、ここ最近のインド人の話題といえばもっぱらインフレの事ばかりです。ベッドカバーの工房に買い付けに行ったら値段がすごく上がっていて「どうしたの?」と聞くと、「コットンの価格がここ1年で30%値上がりしたんだよ」との事。 ■インドのお寺はみんなキラキラ豪華! - ヒンドゥー教の寺院 つい先日のこと。デリーを案内してくれているドグラ君の車に乗ってデリー中心部からデリーの新興地帯ノイダの方へと向かっていました。その日は何日か続いた買い付けの最後の日で、買い付けが終わったら飲もうよ、なんて言う話になっていたのです。 日本人はほぼ誰でもお酒を飲みますが、インドではお酒を呑む人を見つけるのが結構大変。宗教上の理由で多くの人がお酒を飲まないのです。インド西部のグジャラートは州全体でお酒を出さない禁酒州になっていますし、お酒に対して注ぐ視線は日本のそれよりもだいぶ厳しめです。 ドグラ「日本ではどれくらいお酒を飲んでいるんだい?」 パパ 「毎日ビールを大瓶一本くらいかな?」 ドグラ「え! 毎日飲んでいるのか! 信じられない…」 世の男性に比べ、インドパパはあまり飲まない方だと思っていたのですが…インドでは酒豪になってしまうようです。 さて、そんな話をしながら車の外を眺めていたら…変なコンクリ像が屋根の上に乗っている建物を発見!! パパ 「ねえ、なにあれ?」 ドグラ「テンプルだよ。うちのご近所の普通のテンプルさ」 「何でそんなモノに興味あるの? 君はヒンドゥー教徒じゃないんだろ?」と言う目をしながら、普通とドグラ君は言いますが、外から見るその寺院はきらびやかで、シヴァやライオンなどの巨大なコンクリ像が立ち並び、とっても普通には見えません。 変なモノが大好きなインドパパ、早速潜入してみることにしました! 車を降り立ってよくよく眺めてみると…やっぱり普通には全く見えません。白い建物の屋根の上には巨大なシヴァと聖牛が!! 入り口には大きなゾウのコンクリ像が2頭直立しています。 ラーマヤーナとかマハバーラタと言ったインドの叙事詩の一部分をジオラマにしたコーナーや「多少電飾もないと寂しいよな」と思ったのか、南国風のココヤシのコンクリ像にお詫び程度に青いイルミネーションが光っています。 パパ 「これ、普通?」 ドグラ「普通だよ。これくらいのテンプルはどこにでもあるよ」 普通とドグラ君は言いますが、見れば見るほど普通には見えません。控えめに言っても宗教テーマパークの趣です。 近づいていくと…なんと! 地下洞窟への入り口を発見しました! このときは知りませんでしたが、この地下洞窟、ヒンドゥー教寺院には結構付いているのだそう。ただ楽しいだけでなく、きっと宗教的な意味合いがあるのでしょう。 地下洞窟の入口にはハヌマンとライオンが飾られています。穴があるなら入ってみなければ…と言う事で入ってみると…中は人工の洞窟でした。薄暗い中を歩いていきます。ところどころ水が溜まっているところがあり、注意しないと足が濡れてしまいます。洞窟のあちこちにガネーシャの像や、意味不明な人間の手や、シヴァが飾られています。 そして、洞窟の奥まで来ると…こんな祭壇がありました。祭壇の横には男性が座っていて「ここで祈れ」と言う仕草をします。洞窟と祭壇はヒンドゥー教寺院でのセット的なものらしく、洞窟がある寺院では必ずその奥に祭壇がありました。 一歩洞窟を出て、寺院の中に入ってみると、きらびやかな神様や大きな壁画が出迎えてくれます。どれも時代を感じ、大切に長い間使われてきた感じです。外側は大きなコンクリ像が林立する変な寺院ですが、きっと多くのインド人に愛されているのでしょう。 そして、本堂にたどり着くと…わーーー!! 豪華! 日本のお寺とは比べものにならないきらびやかさです。キラキラ!! ピカピカ!! そんな中で何人かのインド人家族が真剣に神様にお祈りをしていました。 パパ 「これ、普通?」 ドグラ「もちろん普通。僕もたまに来るよ」 パパ 「こんなにド派手でも?」 ドグラ「このお寺はどこにでもある感じさ。デリーにはもっと大きなハヌマン寺院とか、アクシャルダームとかあるんだよ。今度、案内してあげるよ」 そして、後日、もっと大きなハヌマン寺院とか、アクシャルダームに行ったのですが…そこはこのお寺とは比較にならない巨大宗教ワンダーランドだったのです! 次号をお楽しみに! |
ネパールの人たちが細かくチクチク作り上げた可愛いサイズの小物入れです。ネパール人が友達にちょっと何か小さな物をあげる時や、特別なプレゼントの時に使用している袋なのですが、この袋を「素敵だなぁ…」と思ったティラキタ店長が「それ凄く欲しいんだ!!」と言って、入荷してきた商品です。
ポップでかわいらしいデザインが魅力的なウール製ポンチョ。冬のエスノファッションの定番ですね。ふんわりとしたウール生地でできていて、ぽっかぽっかの着心地がうれしい一枚です。ショールに飽きてしまった方にオススメ!
チベットやネパール、北インド地方等で、その特徴的な風景の中でも一際目を引く、タルチョーと呼ばれる5色の旗があります。
このタルチョーには経文が書かれており、この旗を飾り、それが風になびく度に、読経したことになるのだそうです。 また、五色の順番は青・白・赤・緑・黄の順に決まっており、それぞれが天・風・火・水・地の五大を表現しています。
ざっくりと大ぶりに編まれたカラフルニットと、黒いフリースのインナーが合さったあったかフリースポンチョです。ニットの毛糸はカラフルで配色もよく、かわいい太目の糸を使用。内側のフリースは黒で目立たず、外側のニットをさらに引き立たせてくれています。ネパールの人たちが一品一品丁寧に手編みして作った、心のこもっている「作品」ともいえるポンチョです。
何も書いていない、金属だけのシンプルなシンギングボウル。チベタンシンギングボウルがある程度見た目を重視して作られているのに対し、こちらはきちんとした音、それを重点において作られています。シンギングボウルを楽器として使いたい人や、シンプルなデザインが好きな方にお勧めです。
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