こんにちは!
インドパパことティラキタの梅原です。 お元気ですか?

インド雑貨で覆われたティラキタブース。可愛く出来ましたーー |
今、ティラキタは東京のビッグサイトで行われているギフトショーにブースを出しています。
ティラキタの仕事はいつも写真を撮ったり、WEBを作ったり、文章を書いたりするデスクワークが中心で、実際にお客様にお会いして商品を説明するという事はほとんどありません。
だからギフトショーのような展示会は実際に人と会える貴重な時間です。
「頑張るぞー―」と、意気込んでいったインドパパですが、はじまって数時間も経つと「なんか口が疲れてきちゃった」とあっという間にバテ気味。立ったり、喋ったりと言う、いつもはあまり使わない筋肉を使うからなのでしょう。
ギフトショーは明日まで。ブース番号は東6273です。
ご来場の方はぜひお立ち寄りください。
さて、今週の駱駝通信は
・なんでこうなの? 変なもの王国バングラデッシュ
・「ネパールにおける結婚とは」
・【今週のエスニックレシピ】チャナマサラ
です。ぜひ、ごゆっくりお楽しみ下さい。
■なんでこうなの? 変なもの王国バングラデッシュ 「うわ! あの看板こわい!!」
バングラデッシュに思わず驚きの声が出てしまう看板がありました。美人な女性のほっぺたが切り取られ、骨が出ています。ピンク色が逆に生々しい歯ぐきの写真も写っています。一見してわかるように、歯医者さんの看板なのですが、もうちょっと地味っていうか、控えめっていうか…バングラデッシュには僕達日本人が持っているような、そういう感覚はないのでしょうか? 医者の看板なのですから、目立てばいいってもんじゃないと思うのですが。

特選米国大豆と言う文字が書かれたカバンを発見しました。横のカバンのBEN10のキャラクターの顔もラリっています。もう一つのカバンには奇っ怪なハングル文字が印刷されています。
笑いを通り越した、寒々しい極北感が満載です。このカバンの前に立って、買いに来た人の顔を見てみたくなりました。
「いくらなんでもヒドすぎるヨ!!」

バングラデッシュ中心部にある、ボンゴボンドゥ・スタジアムの下に電器店街があるというので行ってみました。スポーツと電気製品はどう考えても組み合わさりませんが、カオスな土地、バングラデッシュなのでそう言うものなのでしょう。
ボンゴボンドゥ・スタジアムはバングラで一番大きく、中心的なスタジアムで、いわば日本の国立競技場みたいな感じです。国立競技場だからもちろん立派で最新のはず。と思って、夜でも賑やかなマーケットをテクテクと歩いて行きました。

行ってみると、事前の情報通り電器街がありました。電器屋さんが何十軒も競技場の下に入っています。「どんな商品があるのかな。バングラ製はあるのかな?」なんて思いながら見てみると…そこで売られていたのは、なんと20年前のデザインのTV!!
「これ新品?」 「薄型液晶TVの時代にブラウン管?」
店員に話を聞いてみると「もちろん新品さ! けっこう良く売れるんだぜ!」との事。
だれか、赤字に苦しんでいる日本のメーカーに「次はこれが売れるよ」って教えてあげてください。

バングラ市内で一番大きくてお洒落なショッピングセンターに行ってみました。Sonyのブースが出ていたり、携帯の宣伝があったりと一見普通のショッピングセンターです。日本のショッピングセンターに比べて、天井の高さが低い感じですが、まぁまぁ普通です。

「こういう所に来れば、バングラも僕達の知っている世界なんだなぁ…」なんて思いつつ、歩いていると…タコベルと、ウィンピー・バーガーが出現しました。流石です。米国のファーストフードチェーンがバングラデッシュにもありました!
インドやバングラデッシュではほとんどの物がカレー味です。朝もカレー、昼もカレー、昼もカレー。カレーから逃げようと思ってポテトチップスを食べてもやっぱりカレー味。カップヌードルだったら大丈夫だろうと思ってカップヌードルを買ってもやっぱりカレー味。
「どうしてインド人たちはカレーに飽きないんだよ!!」と言いたくなるほどカレー味だらけなのです。いくらインドカレーが美味しいとは言っても、数週間滞在していると、流石にカレーから逃げ出したくなってきます。
「やった!! スパイシーじゃない物が食べられる!!」インドパパ、大喜びで近づいて行きました。地獄に仏とはこの事です。砂漠にあるオアシスを見つけたかのような感動です。

あれ? でも、売っているものが違います…タコベルではなぜかフライドチキンが売ってます。ウィンピーではマサラドーサって言う、インド料理が売られています。
「インド料理を売るウィンピーはネえんだよォォォォーーーー」
期待したボクが馬鹿だったんですよね。いくらショッピングモールでもバングラデッシュはバングラデッシュだったんです。
がっかりしながらビルの中を歩いていたら、気味の悪いマイメロと思わしきピンクうさぎがうろついていました。ムダに濃い顔の人とハグを繰り返しています。

ビルの外でやけに細いドラえもんがビラを配っていました。
「どっからどう見ても似てないよ!!」ドラえもんといい、マイメロといい、突っ込みどころ満載です。
でも、子どもたちはドラえもんがいるからって大喜び。

「君たち、本当にそれでいいのか」
混沌の国バングラデッシュにいると、自分の常識が崩れそうになります。新しいものを知ること、自分の常識を変える事が旅の目的ならば、もしかしたらバングラデッシュは一番の旅行先かもしれません。
■「ネパールにおける結婚とは」 ティラキタで寄付をさせて頂いているネパールの筋田さんからたまにメルマガがやってきます。ティラキタのメルマガは海外が楽しくなる、行きたくなる話を中心に掲載していますが、実際に現地でボランティアをされている筋田さんのメルマガはネパールの内部の事情がよく分かる話ばかりです。
今回のメルマガは「ネパールにおける結婚とは」
筋田さんを手伝っているネパール人、ミナさんの弟のパトネちゃんの結婚に伴い、家族関係の大きな変化と経済的効果を通して、観えてくる彼らの「結婚観」を伝えてくれています。
■【今週のエスニックレシピ】チャナマサラ ホクホクのひよこ豆のカレー。ベジタリアンが多いインドならではの豆カレー。 肉が入ってませんがスパイスとギーによる深いコクがあり、かつ、充分な、満足感を味わえます。スパイス一つでスパイシーにもマイルドにもなるので、お子様から辛いの大好き大人まで様々な層の方にお楽しみいただけます。
細かい作り方は上記のリンクからどうぞ。
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