こんにちは!!
インドパパことティラキタの梅原です。 先日のアイスランドの噴火、「遠い国の出来事だよなぁ」なんて思っていたのですが… 近くの西友で買い物をしていた時、突然インドから電話がかかってきました。、 「電話なんて珍しいじゃない、どうしたの?」
「実は、アイスランドの噴火で日本行きの飛行機が飛ばないのよ」
「え? なんで? あれはヨーロッパの話でしょ?」
「そんなコトないのよ。飛行機がヨーロッパから帰ってこないから、日本行きの飛行機はないの」 言われてみれば納得です。
ヨーロッパから飛行機が帰ってこなければ、日本行きの飛行機もやって来ません。 でも、アイスランドの噴火がまさかうちの荷物にまで影響を与えるなんて思いもしませんでした。地球は繋がっているんだなぁ…と改めてびっくりです。 さて、今週の駱駝通信は ・ヴァラナシ、冬の動物たちの過ごし方
・マタ・プラサッド・ミシュラ JAPAN TOUR! です。 そして、インドから、ネパールから色々な商品がたくさん入荷しています。
今週も駱駝通信の始まり始まり!! ごゆっくりお楽しみください。
■ヴァラナシ、冬の動物たちの過ごし方
南にあるから基本的には暑いというイメージを思わず抱きがちだが、実際のインドの冬は寒い。ゴアやそれより南の、いわゆる「南インド」と呼ばれるエリアを除くと11月から2月頃のインドの気候はかなり冷え込む。昼間でも長袖が必要になる日が結構あるほどだ。 そんな季節にはもちろんインド人も大判のストールを羽織ったりニットや厚手の上着を着たりしている。どうやら耳を出していると寒いという認識が浸透しているようで、一昔前のヘッドフォンのような耳当てが大流行しており、それ以外にもモンキーキャップをかぶったりマフラーやガムチャを頭にぐるぐる巻きにしている可愛らしい姿を目にすることになる。それでも足りなければ道端で焚き火など始めて暖をとる。ヴァラナシでも朝から男たちがあちこちで火を囲んでいる。
そしてヴァラナシの動物たちもこの季節にはしっかり冬対策をしている。彼らだって寒いのだ。 まず目に付くのは誰かに飼われている山羊たちだ。道やガートを歩いていると山羊にすれ違うのはいつものことだが、冬の彼らは服を着せてもらっている。
ジュートでできたずだ袋をすっぽり着せられている山羊がたくさんいて、彼らは嫌がる風でもなくいつもの通りに道端の紙くずやら生ゴミやらを漁っている。
時には誰かのお下がりのワイシャツを着こなして、まるで童話に出てくる山羊のお医者さんのような格好で思慮深げに歩いていたりもする。
| ヴァラナシの野良牛達は神聖とされながらもさすがに服は着ていない。でも冬はやはり寒いのでどうするかというと、人間たちの焚き火に集まってくるのだ。
インド人達が路地で薪やゴミを集めて燃やしていると、わいわい話しているそのうしろから彼らはのっそりと現れて、遠巻きにするどころかインド人を押しのけるようにして輪の中に入ってきて、当然のように一緒に火を囲む。
野生の動物は火を怖がるというのは人類の共通認識と言っていいほど一般的だと思うけれど、インドの牛にはそんな常識は通用しない。さすがすぎる。
ビーフステーキになっちゃうんじゃないかと心配してしまうほど間近に陣取って動こうとしない。これにはインド人達も苦笑するしかないようだった。 | 犬たちはもっと大胆だ。焚き火に集まってくるのはもちろんなのだが、その焚き火が終わって人がいなくなるとそそくさと暖かいままの灰の上に乗っかって丸くなる。熱いんじゃないかと思うけど犬にとっては全く問題ないようだ。
ある時などは火葬場の、しかもハイカーストの人専用と思われる立派な台の灰の上に気持ちよさそうに犬が昼寝をしていた。人を焼いた跡でも犬にとっては温い寝床に過ぎないのだ。
さすがにまずくない?と思ったけれどインド人達は気にしていない。遺体は焼いてもうガンガーに流れたのだ。焼き跡なんていったい何を気にすることがあるんだ?と言われたらもちろんその通りだねとしか言えない。この世に存在するもの同士が自然に多くを分かちあい、こうやってインドは脈々と回っていくのだ。
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文章:DJ sinX(しんかい)
日本での7年のDJ活動の後、世界各地でプレイするべく2007年から旅を始める。オーストラリア、東南アジアを経て現在インド亜大陸へ。活動はDJだけに留まらず、音楽イベントの開催、「Thanatotherapy」名義にて楽曲作成なども行う。 |
■マタ・プラサッド・ミシュラ
JAPAN TOUR!
インドのベナレスより来日するカタックダンスとタブラのエキスパート、マタ・プラサード・ミシュラが5月に来日します。当店のイベントDANCE
OF SHIVAで演奏していただくのはもちろん、国内の色々な所を廻ります。
マタ・プラサード・ミシュラはインドのインド古典専門ラジオ、All India Radioでもアワードを取った大変評価の高いアーティスト。この機会に本物のインド古典をぜひ聴きに出かけてみてください
料金:前売り2,000円 当日2,500円
時間:開場19:00 開演19:30
場所:仙台市市民活動サポートセンター『市民活動シアター』
宮城県仙台市青葉区一番町四丁目1?3
http://www.sapo-sen.jp/
問合せ:090?2274?1940(高橋"marrpan"喜秀) |
18;30開場 19;00開演
『マハラジャ・スタイルで聞くインド音楽@銀座The Natural Healing」 出演:ヨシダダイキチ(シタール)
パンディット・マタ・プラサッド・ミシュラ(タブラ from India) 料金:3500円
予約:info@sitaar-tah.org
(入場を15名限定にさせて頂きます)
場所:The Natural Healing (山田佳克)
東京都中央区銀座1-20-11鷹馬ビル2階
電話:03-5250-8788/090-8755-9430 |
場所:さくらんぼホール(町田市玉川学園3-35-45)
出演:ヨシダダイキチ(シタール)
パンディット・マタ・プラサッド・ミシュラ(タブラ from India)
前田敦子(カタックダンス) 時間:開場18:30/開演 19:00
料金:2000円
お問い合わせ: info@sitaar-tah.org |
場所:新宿クリシュナ
時間:開場19時 開演20時
予約2000円 当日2500円(ドリンク別)
予約
クリシュナ:03-5287-2561
東京都新宿区歌舞伎町1-1-5 パレスビル202
http://krishuna.com/index.htm
または、 info@sitaar-tah.org
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場所:kapo
石川県 金沢市 小将町 1-11 山越サンアートビル内
URL:http://www.kapolog.com
料金:3000円/3500円
時間:開場15時 開演15時30分 |
場所:Curry&IndianTapas SpiceBox(スパイスボックス)
石川県金沢市片町2-30-8
時間:19時open (先にお食事)、演奏20時
料金:カレー付き4500円(前売4000円)
問い合わせ:山岡(narrenschiff@khf.biglobe,ne.jp
090-7599-7509) |
場所 正光寺
彦根市本庄町2628
前売り/予約 2000円 当日 2500円
時間:開場 19:00 開演 19:30
問い合わせ
稲枝青楽団 馬場
(0749)43‐2389
inasei8@gmail.com |
場所 滋賀県護国神社拝殿(彦根市尾末町1‐59)
料金:前売り/予約 2000円 当日 2500円
時間:開場 18:30 開演19:00
問い合わせ:ほっこりカフェ朴 http://moku.hacca.jp/ |
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