神の奇跡! 5本足の牛を触って男児を授かる
インドと日本で捉え方が違うことの一つに、奇形に対する考え方があります。日本では奇形の動物は忌み嫌うものとされますが、実はインドでは奇形は神様の化身とされ、とても大切にされるのです。
頭が2つあるヤギも、足が5本ある家畜も神様の化身とされて信仰の対象となり大変大切にされます。その様な奇形の家畜はきっと日本ではあっという間に処分されてしまいそうですが。「所変われば」と言いますが、国によって扱いがこれ程までに天と地ほども変わるのも珍しいのかなと思います。まさに天国と地獄です。
そんな事を象徴するニュースがインドからやって来ました。この写真の子牛、よく見ると背中から足らしきものが、ぶら下がっています。爪もありますので、確かに足っぽいですね。この牛さん、5本の足を持つ子牛として大切にされていたそうなのですが…ある日、男児を望む女性がこの牛に触った所、なんと希望通りに子供を授かったのだとか! 神の奇跡!!と言ってニュースになっています。
ラージ・プラタップさんの3歳の子牛ラジューがインドのライプールで脚光を浴びている。子牛ラジューは蹄を持つ5本目の足を持っているが、この奇形は500万頭の牛につき、1頭にしか現れない大変珍しいものだ。
4人の女児を持つ女性が「次の子供はぜひ男の子を」と願いて子牛の5番目の足を触った所、今年の2月に双子の男児を授かった。この話はあっという間に広がり、村は男児を欲しがる女性で溢れんばかりになってしまった。飼い主のプラタップさんはこれを解決するために村人のためと称して、一回につき500ルピーを徴収することになった。
子牛ラジューに触って妊娠した30人は全て男児を出産。飼い主のプラタップさんはますます自信を深めるばかりだという。もし女児が生まれたら返金するとも言っている。12月23日には33番めの男児を出産。蹄に触った女性はなんと3つ子を授かったのだとか。
このニュースでポイントなのは、神様扱いされる牛もそうなんですが、インドでは男児が「稼ぎ口」として大変大切にされるのですが、女児はそうではないという事なんですね。女児が生まれると結婚式の際の支度金も大変な額になりますし…女児が2人居ると家が潰れるとまで言われていますので、男の子がいるかどうかは彼らにとって大変重要な問題なのです。
21世紀の現代においても、まだまだインドでは男尊女卑が色濃く残っていて、人々の習慣や心に深く染み付いています。私達は単純に近代的な観点から「それはダメだよ」って言いますが、きっと彼らには彼らなりの論理があるのだと思います。
頭が2つあるヤギも、足が5本ある家畜も神様の化身とされて信仰の対象となり大変大切にされます。その様な奇形の家畜はきっと日本ではあっという間に処分されてしまいそうですが。「所変われば」と言いますが、国によって扱いがこれ程までに天と地ほども変わるのも珍しいのかなと思います。まさに天国と地獄です。
そんな事を象徴するニュースがインドからやって来ました。この写真の子牛、よく見ると背中から足らしきものが、ぶら下がっています。爪もありますので、確かに足っぽいですね。この牛さん、5本の足を持つ子牛として大切にされていたそうなのですが…ある日、男児を望む女性がこの牛に触った所、なんと希望通りに子供を授かったのだとか! 神の奇跡!!と言ってニュースになっています。
神の奇跡! 5本足の牛を触って男児を授かる
ラージ・プラタップさんの3歳の子牛ラジューがインドのライプールで脚光を浴びている。子牛ラジューは蹄を持つ5本目の足を持っているが、この奇形は500万頭の牛につき、1頭にしか現れない大変珍しいものだ。
4人の女児を持つ女性が「次の子供はぜひ男の子を」と願いて子牛の5番目の足を触った所、今年の2月に双子の男児を授かった。この話はあっという間に広がり、村は男児を欲しがる女性で溢れんばかりになってしまった。飼い主のプラタップさんはこれを解決するために村人のためと称して、一回につき500ルピーを徴収することになった。
子牛ラジューに触って妊娠した30人は全て男児を出産。飼い主のプラタップさんはますます自信を深めるばかりだという。もし女児が生まれたら返金するとも言っている。12月23日には33番めの男児を出産。蹄に触った女性はなんと3つ子を授かったのだとか。
21世紀の現代においても、まだまだインドでは男尊女卑が色濃く残っていて、人々の習慣や心に深く染み付いています。私達は単純に近代的な観点から「それはダメだよ」って言いますが、きっと彼らには彼らなりの論理があるのだと思います。
12月にインドに行ってきたばかりです。やはり人間の奇形をたくさん目にしました。でも彼らに悲壮感などなく幸せそうで、白人から小銭をお恵みされてニコニコしてましたよ。