インドで生水を飲んじゃった!!
2010年2月26日
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旅人がインドに来て一番してはならないことの一つは「生水を飲むこと」だと言われている。飲むと必ず下痢をして、運が悪ければ赤痢だったり腸チフスだったりともっと重い病気にかかることもある、そう信じられている。ガイドブックによれば煮沸した水でも数時間置いたら危険だと言われていたりさえする。
でも、そんな旅人の間では飲んではいけないとされている生水もインド人はかなり普通に飲んでいる。街にあるポンプ式の井戸から直接飲んでいる人はたくさんいるし、駅にある水道は電車が着くとインド人がペットボトルを2,3本抱えて飛び降りてきて短い停車時間の間に満タンにして席に戻っていく姿をしょっちゅう見かける。駅によっては遠めに見ても明らかに薄茶色に濁っていたりするが、それすら気にせずにごくごく飲んでいる人もいた。
さすがにあれは飲めないかなぁと思っていたけれど、ある時インドが長い旅人と一緒にローカル食堂に行ったら彼は他のインド人客と同じように特に躊躇もせずに水差しの水をごくごく飲んでいた。
「それ、生水じゃないの?大丈夫?」
聞くと彼は
「いや、これフィルタードウォーターやから飲めるんやで。」
と自信たっぷりに言った。実はただの水道水なんじゃないかと勘繰ったけれど、彼はその後特に腹痛を訴えるでもなかった。フィルタードウォーター、新しいオプションだった。
初めてその水を飲んだのは、とある南インド料理屋だった。前を通るとよく巡礼者達で満員で、南部の鮮やかなサリーを着た女性がもりもりとドーサを食べているのが印象的だったので空いている時間を狙って食べに行ってみたのだ。たまたまミネラルウォーターを持っていくのを忘れ、店員のハイテンションなおいちゃんが笑顔で
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「よく来たよく来た、マサラドーサとチャイか、ノープロブレム、ちょっと待ってな!」
と言いながら水差しとコップをどんと置いた。
「この水いけるかなぁ?」
「流行ってる店だし大丈夫なんじゃないかなぁ。。」
コップに移してじっと見てみても浮遊物は確認できない。宿も近かったので有事の際でも走って帰り付けると結論し、飲んでみることにした。
ごくっ、ごくっ。
もちろん常温だ。でも味は悪くないし変な臭いもない。いや、もしかしたら下手なミネラルウォーターよりいいんじゃないか?ドーサを食べ終えてチャイをゆっくり飲んでいてもまだおなかは問題ない。周りのお客さんも上品そうな一部の人を除いて当たり前のように飲んでいる。
それ以来飲み続けているけれど特におなかを壊したことはない。でもその話を別の友達にしたら、到着してすぐに飲んだら下痢をしちゃったとのこと。もちろんインドには下痢の原因なんて山ほどあるので水のせいかは分からないけどやっぱり体がインドに慣れたと感じてからチャレンジしたほうがいいみたいだ。
日本での7年のDJ活動の後、世界各地でプレイするべく2007年から旅を始める。オーストラリア、東南アジアを経て現在インド亜大陸へ。活動はDJだけに留まらず、音楽イベントの開催、「Thanatotherapy」名義にて楽曲作成なども行う。
インドで耳毛が気になって
2010年2月26日
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インドに行ったときに、不思議に思うことっていっぱいありますけれども、その中でも謎中の謎なのが、「インド人は耳毛が生えている」と言う事です。
インドではじめて耳毛を見たのはもう10年以上前の事ですが、その時は「うわ!! この人、耳から毛がわっさり生えてる」とびっくり!! インドにちょと長く滞在してみると、耳毛はインドで結構メジャーな毛の生え方らしいと言う事に気が付きます。
バスで横になった男性の横顔をふと見るとわさっと生えた耳毛。レストランで横になったおっさんが何を食べているか見るとやっぱり耳毛と、ありとあらゆるシチュエーションで耳毛を見かけます。
「そもそも、耳毛なんてあるの?」とか、「人類はそんなところに毛を生やさないよ」とか、それが日本人の常識、すなわちコモンセンスですが…インドに行くと結構な確率で耳毛を生やしている人に出会います。
気になると、どうにも止まらないワタクシ、インド人の耳毛の調査をこっそりはじめる事に。
インドでのひそやかな楽しみの誕生です。
耳毛はどういう所に生えるんだろう?
耳毛はどんな密度で生えるんだろう?
耳毛があるのはどんな人種なんだろう?
もう、耳毛に夢中です。
そんな時に発見したのがこのニューーーース!!
世界で一番耳下の長い人。インドの食品店のオーナー、ラダカント・バジパイさん。
なんと彼の耳毛は25cm!!
もう、信じられません!!
同じ人類とは思えません!!
さすがインド!! ブラボーーーー!!
何でもありなインド、大好きです!!
でも、ラダカントさん…食品店でこの耳毛はちょっと不潔な気がするんですけど…
ま、インドだから許されるのでしょうね。
インドの真面目な出会い系
2010年2月26日
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インドの国内の恋愛・結婚事情はまだまだ古風だというイメージがある。基本的に同じ宗教の中で結婚し、ヒンドゥー教であれば相手はカーストによって厳格に定められ、しかも親が決めた相手と結婚するというのは今も大枠として存在していると言っていいだろう。当然婚前交渉などはご法度ということになっている。もちろんムンバイやデリーの進歩的な若い男女においてはその限りではなく、自由に恋愛し、結婚している人々も確かにいるのだが、それはまだまだ一部の話だ。
だが、そんなインドにも現代化の波は激しく打ち寄せている。ある気持ちのいい日曜日の朝、レストランに置いてあった新聞を読んでいたら8ページにも渡る別冊の広告が挟まっていた。それを見てみると求人情報誌のような細かい情報がびっしり並んでいる。何気なく読み始めてまず目に入ったのは「結婚のために」、「最高のご相手を」の文字と幸せそうに微笑むインド人の男女の写真だった。結婚相手のマッチングサービス?驚きだった。しかも紙面とウェブの両方で展開しているという。現代である。インド、いつの間にそんなにオープンになっていたんだ?
驚いて頭からじっくりと見てみると、まず料金が「For Rs 2985./-only」とある。さすがに月額ではなさそうだけれど非常に高い。ターリーが30Rs程度で食べられることを考えるとその値段設定は半端ではない。最近増えている富裕層や中間層向けのサービスということだろうか。募集のアピールの短い文章の中には何歳で兄弟はどれだけいてどんな資格を保有していて(例えばMBA)どこでどんな仕事をしていてということが一切の謙遜なく語られている。なかなか日本人はこういうところで自分を「ベリーハンサム」とは表現できないものだからとても新鮮だ。こうした用語は字数の関係か、短縮形で書かれている。例えばこんな感じだ
「H’some Boy 29 seeks V.B’ful Educ Qlfd Girl」
この暗号を解読すると
「ハンサムな29歳男子がすごく美人で教育があって有能な花嫁募集中」
になる。29歳のインド人をBoyと呼ぶのには若干の抵抗はないでもない。
![]() 5年分の給料を全部使うといわれるインド人の結婚式。当然、お見合いも真剣です |
さらに読み進めてみると、面白いことに気がついた。花嫁、花婿募集のそれぞれに細かくサブカテゴリが設定されているのだ。「バラモン」「クシャトリア」「ムスリム」「未亡人」「などなど。オープンに誰でもというわけではどうやらないようだ。そして小さな広告がたくさん出ていて、そこはそれぞれ「ジャイナ教徒専用」「シーク教徒専用」と大きく書かれていたりする。どれもウェブとショートメールを使ったサービスのようだ。ウェブ上で誰でもアクセスできる状態なのに、そこに敢えて伝統的な決まりごとを持ち込む辺りは不思議なような、それでいて納得してしまうところもある。こういう新旧のミックス具合はなんともインドらしい。
そして一番驚いたのがウェブ版の広告だ。そこには「貴方のご子息のために最高の新婦を」という宣伝文句が書いてあったのだ。なんと、この時代、この媒体であっても「親の決めた相手と結婚する」というあの伝統的な結婚観が根強く残っているどころか大きく宣伝文句に使われているのだ。伝統的なクルターを来た上品な壮年のインド人男性がサリーを着た奥方と一緒にパソコンに向かって、ぽちぽちとキーボードを叩きながら息子の結婚相手をまじめな顔で探している図というのはまるで漫画のようだ。でも、それがインディアンタイムスの日曜版にこれだけの広告を載せるビジネスになっているのだ。
それにしても、こんなところまで親に見張られてしまうということは、多くのインド人の自由恋愛の願いがかなうのは、もう少し先のことになるのだろう。
日本での7年のDJ活動の後、世界各地でプレイするべく2007年から旅を始める。オーストラリア、東南アジアを経て現在インド亜大陸へ。活動はDJだけに留まらず、音楽イベントの開催、「Thanatotherapy」名義にて楽曲作成なども行う。
ネパールのパンツマスク
2010年2月26日
![]() カトゥマンドゥを空から見る 盆地の中が全部見えないほどの大気汚染 |
ネパールのカトマンドゥ、そこは昔から多くの旅人や登山家、ヒッピー達を魅了して止まないヒマラヤの麓の古い都だ。世界最高峰のエヴェレスト、有名な湖畔の保養地ポカラ、野生の動物たちが闊歩するチトワン国立公園、それらへのアクセスが一手に集まるハブとして、そして古きカトマンドゥ盆地に残る古王国の息吹を残す街々の中心として世界にその名を知られている。
そんな訳でこの街は昔から多くの人が行きかう活気に満ちた街だった。最初はそれでよかったのだけれど、次第に車やらバイクやらが増えるにつれ、大気汚染が深刻な問題になっていった。盆地に位置しているため、汚染された空気が逃げにくいという地理的条件、冬の間はきわめて乾燥していて雨の少ない気候条件も相まって、ベストシーズンである冬のカトマンドゥは灰色の霞に覆われたようになってヒマラヤの山並みを見渡せることはほとんどなくなってしまった。
だからと言ってすぐに車を減らせる訳もなく、目下カトマンドゥ市民はマスクをつけて自衛するしかない状況だ。寒くて乾燥している上に空気が悪いとあっては風邪にもインフルエンザにも非常にかかりやすくなる。ローカルがつけているのを見て旅人たちも慌ててどこかで買ってつけている有り様だ。
私もそんな旅人の一人で、咳が気になって早速マスクを買おうとローカルマーケットをうろうろしながら探していた。ツーリストエリアはやっぱり何でも高いからだ。どこにでもあると思っていたのになかなか見つからず、ようやく靴下や帽子を売っているお店の軒先でたくさん吊るされているのを発見した。
どれどれ、と見てみるとなにやら全部おしゃれでカラフルだ。どれがいいかなと思って一つ一つ手にとって見ると、あれ?なんだか変だ。この触感、この色使い、確かどこかで触ったことがあるような。もしかして…そう思いながらじっくり見てみると。。
そう、形こそマスクなのだけれど、生地がみんなパンツなのだ。しかもどれもこれも女の子のパンツなのである。種類の系統も実に様々なのだ。いかにも脱がせ甲斐のありそうな黒のレース地のものがあるかと思えば、大中辺りで並んで売られていそうなプリントものもある。そんな数々のパンツマスクがカラーバリエーションも豊富に吊るされているのだ。しかも表だけでなく裏側までしっかりとパンツの裏地の質感を再現するという全く意味の分からないこだわりっぷりだ。困った顔をしていると店のおっちゃんがにこやかに
![]() これがそのパンツマスク |
「これなんかどうだね。」と平積みにしてあった別のマスクを出してくれた。そのマスクはなんと白地に黄色のひよこさん柄である。
「それさすがに犯罪じゃねえのかよぉ!!」と突っ込みたい私の気持ちは全く無視されて
「これならディスカウントしてもいいよ。」と笑顔のままだ。そういう問題ではないけれどそれを説明するのはとても難儀である。
確かに大気汚染で敏感になった鼻と喉はとてもデリケートで、そういうデリケートゾーンに着用するものだから同じくデリケートな用途に用いられる素材を転用するというのはこういう場所ならではの適切なアイディアなのかもしれない。でも、それは買えません。
日本での7年のDJ活動の後、世界各地でプレイするべく2007年から旅を始める。オーストラリア、東南アジアを経て現在インド亜大陸へ。活動はDJだけに留まらず、音楽イベントの開催、「Thanatotherapy」名義にて楽曲作成なども行う。
商品を入荷している時に起こった信じられない事
2010年2月26日
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症例1:新品なのにケースがバリバリ 新品なのにケースがバリバリなのは100歩譲って仕方ない事としましょう。 |
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症例2:新品なのに中のCDが読めない インド人さん、いくらインド製品とは言ってもこれは論外です。 |
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症例3:新品なのに中のCDに傷がついている 判ります。インド人さん。判ります。あなたの国では全部手でディスクをジュエルケースに詰めているんですよね。だから、仕方ないんですよね。でも、もうちょっと丁寧に仕事してもらえないでしょうか? 日本人は繊細なんです。 |
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症例4:新品なのにシールがべたべた貼ってある お願いです、インド人さん。お願いですから、商品にシールを貼らないでください。 |
こんなのは一例で、ありとあらゆる種類の「売れないCDとDVD」が毎月送られてきます。
そんな商品の多くは売れないので残念ながらゴミ箱行きになってしまうのです。
このように、CD一つとっても、インド人と日本人の意識の差が凄く大きくあらわれてきます。それを日本人でも受け入れられるようにするのは私たちの仕事。だから、大概の問題には慣れているティラキタスタッフですが…
ある日の事。
ティラキタスタッフがいつもの様にCDを出す作業をしていました。
「ひどい!! ひどいインド人!!」と一人が叫びました。
「え? どうしたの?」
「商品を出そうと思ってジャケットをスキャンしたんだ。スキャンして、HPに出せるように加工して。サンプル曲も一生懸命作ったんだよ。4時間もかかったんだよ!!」
「それで?」
「そうして、曲名を入れようと思ってみてみたら…なんか変だなって気が付いて。これ、ジャケットもタイトルも全部変わっているんだけど、中身はうちで昔から扱っているCDと一緒だよ!!」
「えええええーーーーーそんな馬鹿な!!」
「4時間、無駄にしちゃった…インド人、許せない!!」
そうなんです。
あたかも新譜のような顔をしてやってきたCDですが、なんと、中身は10年前の物と一緒だったんです。これが問題になった新しいCDたち。

そしてこれが、その大元のCD。
どう見たって違うCDなのに中身が一緒とは…いくらなんでも酷いんではないでしょうか?
インド人…僕たちを新年から困らせないでください…
グジャラートのたこあげ祭り
2010年2月26日
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毎年、1月14日に冬が終わり、春がはじまるのを祝うために朝から晩まで凧を揚げ続けるお祭り、ウッタラヤン&カイトフェスティバルです。今日は朝からほとんどの家で凧を揚げ、アーメダバードの空は100万個以上の凧で覆われ、凧が空の色をカラフルに、虹のように変えてしまいます。
このお祭りは一説によると紀元前300年から続く大変由緒あるお祭りなのだとか。悠久の国インドの歴史を感じさせます。
ウッタルナラヤンは太陽が北半球に移り、冬の終わりを告げる日の事。日は長く、空は美しく、青くなり、寒さがやわらぎ始めます。インドの冬は短いですが、それでも人々は冬が終わるのを喜び、春が来るのを嬉しく思うのだそうです。
インドの軍事パレードが凄い!!
2010年2月26日
つい先日のこと。友達と飲んでいたら…
「ねえ、インドパパさ。インドの軍事パレードの写真見た?」と言うのです。
「え? ナニソレ? まだ見てないよ」と答えると
「え?まだ見てないの? それは見なきゃダメだよ!!」との返事。
一緒に居合わせた友人も
「俺も見たよ! アレは久々に笑わせてもらったよ!!」
との答え。
何が凄いのかと思って、ニュースサイトを見てみると…
確かに!!
これは凄い!
インド人もビックリ!
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これって、もう、軍事訓練じゃないじゃん!!
インド人、見たこともないポーズしているよ!!
腹の上に人乗せてるよ!!
赤パンツ、かっちょええーーー
そこに居合わせた一同、20分以上この話題で盛り上がったのは言うまでもありません。
しかし、インドってば本当に面白い国です。
毎週このメルマガやっていますけれども、インド関連でネタが途切れる気配がありません。
本当にインドはアメージングでマジカルな国ですね。
インド、大好きです!!
騙しの手口 最新版!!
2010年2月26日
デリー、ジャイプール、アグラはインドの魔の黄金三角と呼ばれ、デリー、コルカタを結ぶ魔の黄金街道と並んで人が悪いことで有名である。インドで騙されたり大金を巻き上げられたり酷い目にあった話の9割以上がこれらエリアで発生していると言っても過言ではないだろう。昔から多くの観光客が訪れているだけに、インド中の悪者がここに集まり、てぐすねを引いて獲物を狙っているのではないかと思うほどだ。
その話は今や世界中に広まって、どのガイドブックにも彼らの手口が事細かに説明されている。それでも騙される人が絶えないのはインド人の根っからの押しの強さと話の強引さもあるのだろうけれど、それだけではなく彼らも着々と新しい手口を考えているからだ。
ローカルバスでデリーに到着した時、地下鉄を使って移動をしようと歩いていると親切そうなインド人がにこやかに話しかけてきた。
![]() いい人でもなんとなく妖しく 見えるインド人… |
「やあ、元気かい?どこに行くんだいマイフレンド?」
「ニューデリー駅に行きたいんだけど地下鉄の駅はどこ?」
そう答えると彼は申し訳なさそうな顔をして
「マイフレンド、今日は大きな国際試合があるから地下鉄は運行していないんだ。よかったら俺のリキシャに乗っていかないか?」
新しい。テロや暴動が起きていて云々という騙し方は有名だけれど国際試合と来るとは思わなかった。平和でよろしいけれど地下鉄が混雑こそすれ運行しない理由はない。そんな日に運休したらただでさえ致命的に混みあっているデリーの交通はどうなってしまうのだ?
笑ってさよならして人の波に乗って歩いていくと、もちろんデリー地下鉄は通常運行である。
そして数日後にジャイプールにたどり着き、ふらりと散歩している時のことだった。ちょうどあごひげを長く伸ばしていてちょこちょこお褒めをいただいていたので(インド人は結構ひげが好きなようで伸ばしてるとよく話題にされる)、そのリキシャワーラーのおっちゃんが話しかけてきた時もそんな一人かと思った。だが、彼は私のひげをじっと見て、
「素晴らしいひげだジャパニ。ぜひそのひげを使ってカーペットを作りたいのだが…。」
「はぁ!?ひげでいったいどうやって?」
髪の毛でカツラとかいうレベルではない。どこをどうやったらそんなことができるんだ?そう問いただすと彼は神妙な面持ちで
「そうだな、あまり一般的ではないからな。でも俺の友達がそれをやっているんだ。だから一緒にその友達のカーペット屋まで来てくれればちゃんと説明をするよ!さあ、乗ってくれジャパニ。」
うまい!村上春樹の短編小説に、あしかの首を折りに行こうと言って女の子を口説く話があったけれど、それを髣髴とさせる見事な物語展開である。話のオチを聞いてみたい気持ちでいっぱいではあったけど、もしカーペット屋までついて行ったらそんな話は一瞬で忘れ去られてひたすらカーペットを買うように説得され続けることが明らかであったのでひとしきり大爆笑した後に別れて晩ご飯を食べに行った。
こうした新ネタがずっと生き残るものなのか、それとも繰り返される実験の一つに過ぎず、ほとんどが日々の濁流の中に跡形もなく消えていく類のものなのかは分からない。でもこうしたやり取りを笑ってやり過ごせるようになったとき、インドに対する愛着も一段と大きくなるのだろう。もちろん一歩退いた警戒心といざというときの逃げ足の速さも忘れてはいけないけれど。
日本での7年のDJ活動の後、世界各地でプレイするべく2007年から旅を始める。オーストラリア、東南アジアを経て現在インド亜大陸へ。活動はDJだけに留まらず、音楽イベントの開催、「Thanatotherapy」名義にて楽曲作成なども行う。
インドのTVシリーズ、Shabash Indiaが凄い!!
2010年2月26日
10年位前まで日本と比べると圧倒的に遅れていたインドのTV事情。実際問題、日本の何十倍もある国土にきちんと電波を送るのは容易ではなく、結果として都市部しかTVが見られませんでした。日本は小さな国ですから日本全国に電波を送るのはそんなに難しくありません。でも、インドはとにかく広い国。インド中にTVを届けようと思うと、途方もない数のTV塔が必要だったわけです。
それもあって、インドではTVが普及していなかったのですが、10年ほど前に日本で言うスカパーみたいな衛星TVが出現し、状況はあっという間に変わりました。今ではほとんどの人が衛星TVを楽しんでいます。
でも、インドのTVで流れている番組は半分くらいが外国からの輸入。ニュースやドラマはインド製ですが、ドキュメンタリーなどはまだまだと言った感じがします。製作の歴史が浅いだけにインドのTVシリーズは私たちから見ると、お世辞にも面白くない感じでしたが…ここに来て、素敵な番組が出現しました!!
その名もシャーバッシュ・インディア!!
日本語に翻訳すると、「凄いぞインド!!」と言う風になるこの番組、インドの人たちが他の人にはまねの出来ない凄い芸を披露します。ここだけの話、私達日本人に比べるとインド人はちょっと意地っ張り。意地を張るとどんどんエスカレートしてしまいます。そんなインド人に「インド一凄い事」をさせるのですから…
と言うことで、you tubeにあったshabaash indiaをちょっと紹介してみます。
この人がshabaash indiaの司会の人

今日のゲストが出てきます。おや、なんだかマジメそう… でも、なんとこの人、目隠しで、しかも火を使って調髪をするんだそうです。 インドのある宗教では、はさみを使うことが許されず、髪を切るときに髪を燃やして切る事になっているのだとか…って、信じられません。それは本当なのでしょうか?

これが今回の髪を切ってもらう女性。結構かわいいです。これから火で髪を切られる事に…

おやおや、本当に切られています。切られている? 燃やされている?

実はこの髪を切っている男性、ハリシュ・バティアさんは20年のキャリアを持つ、目隠しして火で髪を切る有名な人なのだとか。こんな髪の切り方があるなんて!! インドは凄い!!
動画はこちら: http://www.youtube.com/watch?v=BchJ8672Bg8
インドで最も美しいニューハーフ!!
2010年2月26日
ニューハーフといったらタレントのはるな愛がニューハーフコンテストに優勝したタイが有名ですよね。実際、タイのニューハーフは女性よりも可愛い人も多く、知らないと簡単に騙されてしまいます。
![]() これが伝統的なヒジュラの人 |
私自身、何回もタイのニューハーフに会ったことがあるのですが、これが本当に可愛い!!
危ないです。ひょっとすると恋に落ちてしまいそうな気すらします。
いや、知らなければきっと恋に落ちてしまうでしょう。
タイではニューハーフはカトゥーンと呼ばれ、市民権を得ています。
タイほど有名ではありませんが、実はインドにもヒジュラと言う伝統的なゲイの集団が居ます。ヒジュラは男性でも女性でもないと言うことで、特別な役割があると考えられてきたカーストに属す人たちのこと。人を呪ったり、祝福したりと言う特別な役割があるとされ、寺院で役割を果たしているヒジュラもいます。
でも、私達旅行者にとっては、ヒジュラは物乞いか歌うたいか、そんな感じの人たち。
インドでヒジュラに出会うなら、バスや電車の中がベストスポット。
彼らは電車の中で歌い、踊り、お金を貰いにやってきます。
電車の中で遠くから野太い歌声が聞こえてくると、ヒジュラの登場!!
タイのカトゥーンは体格も女性らしいですが、インドのヒジュラは体格は完全に男性で、ごつごつして力強い感じです。そのごつごつした体にサリーを巻きつけ、ひげを生やし、頭は一応、女性らしく巻いています。目にはマスカラを青く塗り、口紅をさしている事もあります。
どう見ても、仮想大会で女装した男です。
ニューハーフとか言う、可愛い言葉は似合いません。
お世辞にもきれいではありません。
サリーはしばしばぼろぼろで、正直、なんだかキモチワルイ感じがします。
電車の中で出会う時、僕らは椅子に座っていますから、そのヒジュラから逃れるすべはありません。ヒジュラが歌っている間は「これからお金取られるのか…」と思いながら下を向いている苦行の時間です。
ヒジュラたちは歌を歌い終わると、一人一人にお金を要求したりして、お金を出さない人がいると「ちょっと、あんた!」みたいな感じで突っついたり、野太い声で金銭を要求してきたり。
そんな印象しかないインドのヒジュラですが、このたびインドでニューハーフコンテストが開かれたのだとか。
ニュースのタイトルは「インド、最も美しいニューハーフ決まる」
最も美しいニューハーフですよ。
「最も美しい」です。
インドにも奇麗なニューハーフがいるんじゃないかな?
ふんわりしてて可愛いんじゃないかな?
もしかしたら、恋も出来るかも!!
インド大好きです。
胸はドキドキします。
と思って、写真を見てみると……………
そんな期待した僕が馬鹿でした。
ヒジュラよりは見られるものの、やっぱり50歩100歩。
ちょっとやっぱり、遠慮したい感じです。
ごめんなさい。
僕はインドでニューハーフと恋が出来ない気がしてきました。














