インド大好き!:2007年02月 アーカイブ


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2007年02月の記事
ヨガ

インドのホーリー

バガヴァッド・ギーター

インドの結婚式



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2007年02月02日

ヨガ

ヨーガについて
日本で「ヨガ」といえばエクササイズ、ダイエット、リラクゼーションとして、女性の美容と健康のためにとても人気があることはご存知の通りですね。もともとインドで発祥した「ヨーガ」は、サンスクリット語「yuj(結びつける)」という言葉から派生しました。これには、「肉体と精神を結びつける」という意味があるそうです。つまり、本来ヨーガとは呼吸法や坐法、体位法(さまざまなポーズ)などにより、心と体を一体化させる瞑想の方法なのですね。今回は正統派とも呼べるハタ・ヨーガについて簡単にご紹介します。

ハタ・ヨーガでもっとも重要視されるのが呼吸法です。長く深い呼吸や、極端に速い呼吸などを使い分け、あるいは様々なポーズを使い分け、体の中に流れるプラーナ(気)の通り道である様々な脈管を清浄にしていきます。つまり呼吸法によって、体内の気の流れ道をキレイにするのです。そのようにするとどうなるのか?脊椎の付け根辺りにとぐろを巻いている「クンダリニー」という蛇の女神が覚醒し、背骨に沿って上昇していくというのです。そして脊椎に沿って点在するエネルギーセンター「チャクラ」を順次覚醒させていき、このエネルギーがついに頭頂部に達すると、神との合一(解脱)が得られるというのです!真偽のほどは確かではありませんが、ヨーガの聖典であるヨーガ・スートラという文献にはそのように書いてあります。インドのヨーガアーシュラム(修行道場)では、グル(師匠)について修行するのが一般的です。日本で「ヨガ」として知られているものとはかなりかけ離れているんですね。

では本格的なヨーガはインドに行かないと学ぶことができないのでしょうか?もちろんそれが好ましいのですが、日本でも学ぶことができます。本格的なヨーガ教室も各地で行われていますし、DVDやCD、書籍で学ぶことも出来ます。


当店では、インド政府公認ヨーガ教師である赤根彰子さんの『ベーシック・ヨーガ』というDVDも取り扱っております。タイトルどおり基本的なヨーガをお気軽に、お好きな時間に学ぶことができるのでオススメです。お試しになってみてはいかがでしょうか?

画像:yoga.jpg インドの子供用塗り絵より

投稿者: 松木 日時: 18:16 | | コメント (0) | トラックバック (0)

インドのホーリー

■ホーリーについて
インドではそろそろホーリーの季節。ホーリーとは、インドで最も大きなお祭りのひとつです。3月に行われるのですが、その数日前から人々は鮮やかな赤や緑の色粉を用意してそのときを待っています。待ちきれずに色粉で顔がピンク色に染まっている人たちを見かけることもしばしば。

そしてホーリーの日が来ると、人々は外に出て色粉や色のついた水の入った袋を投げ合って、極彩色に染まっていきます。子供だけでなく、もちろん大の大人も。まさに老若男女問わず様々な色に染まっています。相手が観光客だろうとお構いなし!ボンボン色水を投げてきます。みんなバングという飲み物を飲んで酔っ払っていて、半分わけがわかっていない模様…。ホーリーは一年に一度だけの、完全に羽目をはずして楽しむ乱痴気騒ぎなのです。

私はインド滞在中にデリーでホーリーを体験しました。ホーリーの前日は、ハリドワールという町にいたのですが、ゲストハウスのお兄さんに「明日デリーに行くよ」というと「ホーリーだからやめたほうがいいよ」といわれました。ホーリーの話は聞いていたものの、体験したことはなかったので、「どうせ体験するなら都会で!」と思いデリーに移動しました。

列車を降りて駅を出ると、街中がピンクや緑などの色が混ざり合ったよくわからない色に染まっており、通りを歩いているだけで四方八方から色水が飛んできました。「これがホーリーか!」とちょっとした感動を覚えたのもつかの間。ジーンズはびしょぬれ、顔には緑色の色粉をつけられてしまいました。でも、ここまで汚れてしまえばこっちのモノ。開き直って堂々と歩くことができます。ヨーロッパ人とインド人が楽しそうに色粉を付け合ってるのを見て、「異文化コミュニケーションだなあ」と思いました。そんな風にボーっと歩いていると大変。標的にされてしまいます。

こんなにスリルに溢れ、愛に溢れたお祭りをやっている国は世界中探してもインドくらいなんじゃないかなあと感じました。インドにいったらぜひ体験してほしいお祭りです。(Matsukin)

投稿者: 松木 日時: 18:10 | | コメント (0) | トラックバック (1)

バガヴァッド・ギーター

バガヴァッド・ギーターについて
インド二大叙事詩といえば『マハーバーラタ』と『ラーマーヤナ』。世界史の教科書にも載っているので名前だけはご存知の方も多いはず。

その『マハーバーラタ』の膨大な内容に含まれるのが、『バガヴァッド・ギーター』です。この『バガヴァッド・ギーター(神の歌)』は『マハーバーラタ』の中で最も重要な部分として、古来宗派を問わず聖典として崇められてきました。その宗教的・思想的エッセンスは、インドの思想史に大きな影響を与え、現代にも伝わっています。

『マハーバーラタ』は、親族間の大きな戦争の後、最終的にはみんな死んでしまうという内容で、戦争の悲惨さや人間存在のむなしさが描かれています。

バガヴァッド・ギーター』は主人公の王子アルジュナと、その親友であるクリシュナとの対話の形式で進んでいきます。親族同士で争わなくてはならなくなったアルジュナは、敵となってしまった親族や師友を目の前にして戦意を喪失し、戦車の上に崩れ落ちてしまいます。それを見たクリシュナは、自分はヴィシュヌ神の化身であるということを告げ、アルジュナに自分の運命を受け入れ、戦うように励まします。インドの諸宗教では、業を断ち切って輪廻の輪から脱すること、つまり解脱が最終目的とされます。クリシュナはその解脱への道はひとつではなく、自らに課せられた行為を全うすることが、神性との一体化への道であると説きます。自らのためでもなく、行為を成すということが、解脱への道であると説きます。

それでもアルジュナは戦うことができず、苦悩します。さらにバガヴァッド(クリシュナ)は、われわれの個我は本来永遠不滅のものであるから、悩むことはない、クシャトリヤ(武人)としての義務を果たせと説きます。行為の結果にこだわらず、ただ行為のみを成すことが、解脱への道であると説きます。神に対し信愛を捧げることで、その人は万物を自己の中に見ることができ、あらゆる執着から離れることができると説きます。

クリシュナはアルジュナの要請によってバガヴァッド(神)としての姿をアルジュナに見せます。それを見たアルジュナはついに戦うことを決心するのでした。これが『バガヴァッド・ギーター』のごく大まかな内容です。

ティラキタでは『バガヴァッド・ギーター』をサンスクリット語で読誦したCDを各種扱っております。興味のある方はぜひ検索してみてください。

ティラキタのバガヴァッド・ギータ ラインナップ

参考文献
上村勝彦訳『バガヴァッド・ギーター』 岩波文庫、1992年
菅沼晃著『東洋人の行動と思想 ヒンドゥー教』 評論社、1976年

投稿者: ティラキタ店長-インドパパ 日時: 18:05 | | コメント (0) | トラックバック (0)

インドの結婚式

インドパパ、今回はインドの結婚式に行ってきました。去年の12月にインドから招待状が来たんですね。

結婚式のためだけに海外に行くなんて…と最初は思っていたのですが、よく考えてみると普通、海外の人を結婚式に呼ぶなんてしない。呼ばれたのであるから、それは素敵な結婚式なのだろうと思って行くことにしたのでした。

1.はじめに-インド人の結婚式とは

結婚式はインド人の人生で一番大きなイベントです。インド人の身の回りはお祭りがいっぱい。インドにはヒンドゥー教、シーク教、ジャイナ教など、色々な宗教の人がいて、みんな一週間に一回くらい何かしら宗教的な行事があるので、インド人の生活は言ってみれば毎日がお祭り、儀式の日々です。

でも、とにかくその中でも一番大切なのが結婚式。結婚式はインドの女の子の夢そのものと言っても過言ではありません。ゴージャスなサリーにアクセサリー。たくさんの参加者にプレゼント。結婚式は女の子が一生に一度だけお姫様になれるスペシャルな時間です。インド映画でも、結婚式は多くの映画で必ず入る定番のシーンでもあります。

インドの結婚式はとにかく豪華!! そしてたくさんのゲストを呼ぶことで知られます。 結婚式は最低でも数年分以上の貯金を全部はたいて行い、10年分の貯金を全部つかっちゃった、なんていう話もある位。そんな大金をはたくのは女の子の夢のためだけ?
実は違います。
インドの結婚式は、実は家と家の結婚式なんです。日本では廃れた、家同士の結婚と言う考え方ですが、インドではまだそれが主流です。家と家の結婚式を盛大に行う事は、その家同士の社会的ステータスを披露し、維持するためでもあるんですね。

家こそが、社会の強さ、そして私たちの強さだと、多くのインド人は胸を張って言います。だからインドは世界で最低の離婚率を誇るんだって。実際、インドの離婚率は1%程度しかないんだそうですよ。

さて、結婚式。結婚式は、女性が唯一楽しめる場所でもあります。インドの女性は家の中にいて、外での女性のアクティビティはないに等しい。日本のように女性だけで遊びにいける環境にはないのですね。女性だけで飲みに行くなんて、とんでもないことです。
そんな環境にいる女性にとって、着飾って、おいしいものを食べ、色々な人と出会うことが出来る結婚式は一番の娯楽なんですね。

インドパパが呼ばれた今回の結婚式は2日間。「え?2日もやるの?」と私達は思いますが、長いものになると7日間続くそうですよ。

2.一日目−結婚式前日の儀式
 一日目。インドの結婚式は昼から始まります。新郎新婦が行う実際の儀式は朝からあるそうですが、お客が集まってくるのは昼頃から。結婚式の場所は新婦の家に近い、結婚式用の場所でした。
 私が会場に到着した時は会場はまだあまり飾られていず、質素な感じ。以前出席した結婚式はもっと豪華だったので、正直期待はずれでしたが、後にその感想はいい意味で裏切られることになったのです。

 後で知ったのですが、結婚式場は新婦の家が属するカースト、オスワルカーストが独自に持っている結婚式用の場所。そんな場所を特別に持っているわけだから、このカーストの人たちはとても金持ちなのですね。

 結婚式場には既に100人くらいの人が着席し、談笑していました。みんなインド人なのに恐縮しながらも、自己紹介、自己紹介。ひたすら自己紹介を続けて。
 多分、その一時間だけで30人以上と自己紹介したと思うのですが、あまりにも短時間に自己紹介したので結局、誰が誰だかわからなくなってしまい、頭の中は大混乱。
 紹介してくれる人が、これは俺の妻のいとこで、とか、これは俺の兄の妻の甥でと紹介してくれるのだが、やっぱり大混乱。
 インドパパはとにかく顔と名前を覚えるのが苦手なのです。

 30人と挨拶して唯一わかったのが、インド人の家族関係が太く、長く、強いと言うこと。日本人だったら兄弟の妻の甥なんて完全に他人だと思う。でも、インドではそんなところにも関係が築かれているのです。

 金持ちカーストの結婚式なので、来る人はどこかの社長とか、外国から来た人とかがやたら多い。この結婚式のためだけに来た国の人は、英国、南アフリカ、モーリシャス、オマーン、ケニア、そして僕、日本。
 結婚式のためだけに6カ国から人が集まるなんて信じられない!! その瞬間になってやっと、この結婚式がインドのセレブの結婚式だって事を理解したのでした。

 海外から来ていると言っても、みんなインド人。明らかに外人とわかるのは僕だけ。
インド人がどれだけ海外で力を付けているかを知る、そんな結婚式でもありました。



 新婦のサリーは青色。手には綺麗なメヘンディ。凄く細かく、緻密で。新郎新婦を模した顔が両手に入っていた。メヘンディを入れている女性は街でも多く見るが、これだけ綺麗なメヘンディのは始めて。

 結婚式では、インドでは男女が同じ席に座ることがありません。席も完全に別々なら、結婚式の挨拶も男女別々に進む。両方比較してみてみると、やっぱり、新婦側のほうが華やかな感じで見ていて楽しい。これでもか!!と着飾った人たちが次々新婦に挨拶していく様は映画の1シーンを見ているよう。昼の間中、贈り物をしたり、新婦にお菓子を食べさせたり、そんな儀式が延々と続いた。

 そして夜になって。楽しみにしていた夕飯の時間。インドの結婚式と言えば、タダ飯!!とにかくタダ飯!!
 実は、インドの結婚式は呼ばれていなくても行って、ご飯を食べていいのです。だからインドパパも旅行者としてインドに居たとき何回もご飯を食べに結婚式に行ったのでした。

 しかし、その夜の料理は結婚式の料理と言うにはちょっと華やかさが足りない感じ。タダ飯を食べにきているような人もいない。それもそのはず。本番は明日。

 とはいうものの、料理はとても美味しい。しょっぱくなく、きちんとした味付け。それにびっくりしました。
 食べたい盛りの若いインド人がみんなで結婚式にタダ飯を食いに行く…なんていうのは本当によくある話なので、多くの結婚式ではあまり量を食べられないように料理の味付けをしょっぱくしてあるのですね。
料理の味だけでさすがセレブの結婚式だ…と感じたのでした。


2.二日目 - 結婚式当日

 結婚式当日。式は朝から始まった。新郎と新婦は朝の4時から起きて、5時から儀式があったそうですが、一般の客は9時頃から。


 朝一番の催し物はインドダンス。結婚式用の楽団が来て、みんなでそれにあわせて踊る。女性も、男性も、みんな輪になってダンス、ダンス。太鼓に合わせて、肩を揺らしてダンス、ダンス。
俺は日本人だから踊らないもんね…と高みの見物をしていたら、インド人がやってきて、結局、踊る羽目になり。最初はしぶしぶ踊っていたのだけど、10分もするうちにだんだん楽しくなって、結局インド人と一緒におおはしゃぎしてしまいました。


 ダンスが終わると、結婚式本番。数ある結婚式の儀式の中でも、一番重要なのが火の回りを数回廻る儀式です。映画の結婚式シーンでもこのシーンが特に重要視され、よく出てきます。

 結婚式が終わると、夜まで休憩。夜になると一番大きなイベント、日本で言う披露宴が始まります。この時ばかりはみんな最大限におしゃれをして、会場も綺麗に飾られます。
今回の披露宴では推定1000人程度の人が集まった感じ。どこを見回しても金持ちそうなインド人、インド人、インド人。



来賓は来るとみんな新郎新婦に祝福をしにいき、プレゼントを手渡したり、ちょっと談笑したり。それが何時間も続きます。最初は日本人は俺だけ…と気後れしていたのですが、この辺になると、みんな知り合いばかり。どこに言っても声がかかり、楽しく話をすることが出来ました。


その中でも、一番印象の強い人は彼!! 横の写真の人ですが、アミターブ・バッチャン(インド映画俳優)にそっくりじゃありません? 写真で見るとちょっと印象が違いますが、最初見たときは本人!?カと思ってびっくりでした。


今夜は本番。だから料理はとにかくゴージャス。ちょっとづつ食べても食べきれないほどのメニューが並んでいました。この結婚式のカーストにはジャイナ教の人が多いらしく、ジャイナ教徒用のカウンターもありました。
ジャイナ教徒は肉、魚、そして根菜類が食べられないのですね。肉、魚は多くのインド人も食べられませんが、根菜類は食べられるので、ジャイナ教徒は特別のカウンターが必要なのです。

カレーも色々、レストランでは食べられない田舎の料理もいっぱいありました。しかし、なんと言っても料理のメインはスイート。とてつもなく甘いスイートの数々が大量に用意されていました。インドパパもちょっと試してみましたが…砂糖よりも甘い!! と思えるようなものばかりで早々に退散。

そして、10時ごろに披露宴は終わり。
2日間続いた儀式と踊りと、料理の華やかな日々。
インドの文化と、味、そして多くのインド人と触れ合うとてもいい機会でした。

日本に帰ってきて思うのは、インドまた行けるといいなぁ…ばかり。
インドLove。

投稿者: ティラキタ店長-インドパパ 日時: 17:59 | | コメント (0) | トラックバック (0)



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