インドの新札 2000Rs紙幣の偽物と本物を見抜く方法
インドの新札 2000Rs紙幣の偽物と本物を見抜く方法
こちらが2000ルピー札と、導入されている偽札防止技術です。
透かしや文字の大きさが変わるだけでは簡単に偽造されてしまうのでしょう。今回のお札には色が変わるホログラムのストライプや、お札を45度傾けると出現する文字などと言った、以前より遥かに難しい技術が導入されています。
色が変わるホログラムのストライプや、お札を45度傾けると出現する文字はインドやパキスタンの偽札作成業者レベルだと再現不可能かと思われますので、そこをチェックすればまず大丈夫です。
逆に色が変わるホログラムのストライプや、お札を45度傾けると出現する文字さえあれば、もしニセ札であってもインド人がそのまま受け取ってくれますので、ババ抜きのように人に押し付けることが可能です。ニセ札を使用することは犯罪だろう思いますので、当然ダメなことですが、ニセ札かどうか判別できなきゃ、どうにもできませんし…ねぇ。
以前、無駄に遅い! 共産主義都市コルカタでお買い物してみたに掲載した写真に、インド人がニセ札かどうかを確かめるために透かしを確認している様子が写っていました。この行動から考えると、きっとニセ札の中には「透かしがない」物があるなど、作りがずさんなものも多いのでしょう。
■お札にラクガキする。
もちろん高い紙幣ではやらないんでしょうが…ガンジーの人相が変えられています。
お札に番号が書かれているのは高額紙幣でもしばしば見かけます。
きっと、自分が分かりやすいようにと思って、番号や文字を書いちゃうんでしょうね。
■お札をホチキスでバンバン留める。
インド準備銀行が「お札をホッチキスで留めないように」とこのような宣伝をする様になってから、インド人がお札をホッチキスで留める習慣はなくなりましたが、10年位前までは、お札の束は全部、ホッチキスで留められていました。友人のインド人に聞いたら、ホッチキスで留めておかないと、お金が抜き取られることがあったのだと言います。
だから、インドではお札に穴が開いているのは当たり前でしたっけ。
この習慣がなくなっただけで、インドが近代化したなぁ…と感じます。
■お札で花輪を作る。
これもインド準備銀行がやめてくれと言っているみたいですが…
お札で花輪を作る習慣はまだまだ健在です。
実は面白いと思って、ティラキタもお札の花輪を輸入しようとしたことがありましたが…「お札は輸出できない」との至極まっとうな理由で断られました。
■お札を縄で縛り上げる。
SMの様に麻縄でお札を縛り上げている様子はなかなか日本では見かけない光景ですよね。
札束が山のように積み上がったマフィアの巣窟のような光景ですが、実はつい最近までインドではこれが普通の光景でした。ここ最近は急速に通貨の電子化が進んでいるのでこのような光景も消えていくのでしょうね。
ティラキタ買い付け班が知っている範囲内だと「ほとんど流通していない」と思われます。インドを旅行中に偽札を受け取らないように注意する人は数多く見てきましたが、ティラキタ買い付け班が実際に偽札を見つけたり、掴まされたりしたことはありませんでした。
特に昨年から新札に切り替わりましたので、新札の偽札はほとんどないと思われます。しかし、今年の2月にパキスタンから新札の偽札が入ってきたというニュースもありましたので、皆無ではありません。
正直な話、ただ旅行するだけであれば、そんなに気にする必要はないでしょう。 ティラキタ買い付け班も全く気にせず、安心して旅行していますよ。
■新札にはいろいろな技術が導入されています
昨年の11月に突然今まで使っていた500ルピー札と、1000ルピー札が使えなくなったインドですが、お札を突然廃止したその理由の一つにはニセ札の増加と言う問題もありました。今回は、インドの新札2000ルピー札を題材に、どのような偽札防止策が施されているかを見ていきたいと思います。こちらが2000ルピー札と、導入されている偽札防止技術です。
透かしや文字の大きさが変わるだけでは簡単に偽造されてしまうのでしょう。今回のお札には色が変わるホログラムのストライプや、お札を45度傾けると出現する文字などと言った、以前より遥かに難しい技術が導入されています。
色が変わるホログラムのストライプや、お札を45度傾けると出現する文字はインドやパキスタンの偽札作成業者レベルだと再現不可能かと思われますので、そこをチェックすればまず大丈夫です。
逆に色が変わるホログラムのストライプや、お札を45度傾けると出現する文字さえあれば、もしニセ札であってもインド人がそのまま受け取ってくれますので、ババ抜きのように人に押し付けることが可能です。ニセ札を使用することは犯罪だろう思いますので、当然ダメなことですが、ニセ札かどうか判別できなきゃ、どうにもできませんし…ねぇ。
■ニセ札が出回った昔の500Rs札
こちらがニセ札が出回った以前の500Rs札です。以前のお札にも透かしや、ストライプ、小さな文字など、いろいろな技術が導入されていました様ですが…以前、無駄に遅い! 共産主義都市コルカタでお買い物してみたに掲載した写真に、インド人がニセ札かどうかを確かめるために透かしを確認している様子が写っていました。この行動から考えると、きっとニセ札の中には「透かしがない」物があるなど、作りがずさんなものも多いのでしょう。
■インド人のお札の扱い方がヒドい
そう言えば、インドに行くと、お札の扱い方がヒドいなぁ…と思うことがしばしばあります。■お札にラクガキする。
もちろん高い紙幣ではやらないんでしょうが…ガンジーの人相が変えられています。
お札に番号が書かれているのは高額紙幣でもしばしば見かけます。
きっと、自分が分かりやすいようにと思って、番号や文字を書いちゃうんでしょうね。
■お札をホチキスでバンバン留める。
インド準備銀行が「お札をホッチキスで留めないように」とこのような宣伝をする様になってから、インド人がお札をホッチキスで留める習慣はなくなりましたが、10年位前までは、お札の束は全部、ホッチキスで留められていました。友人のインド人に聞いたら、ホッチキスで留めておかないと、お金が抜き取られることがあったのだと言います。
だから、インドではお札に穴が開いているのは当たり前でしたっけ。
この習慣がなくなっただけで、インドが近代化したなぁ…と感じます。
■お札で花輪を作る。
これもインド準備銀行がやめてくれと言っているみたいですが…
お札で花輪を作る習慣はまだまだ健在です。
実は面白いと思って、ティラキタもお札の花輪を輸入しようとしたことがありましたが…「お札は輸出できない」との至極まっとうな理由で断られました。
■お札を縄で縛り上げる。
SMの様に麻縄でお札を縛り上げている様子はなかなか日本では見かけない光景ですよね。
札束が山のように積み上がったマフィアの巣窟のような光景ですが、実はつい最近までインドではこれが普通の光景でした。ここ最近は急速に通貨の電子化が進んでいるのでこのような光景も消えていくのでしょうね。
■ニセ札の流通度はどれくらいか?
さて、今回はニセ札について書いてきましたが…実際にインド国内で偽札はどれくらい流通しているのでしょうか?ティラキタ買い付け班が知っている範囲内だと「ほとんど流通していない」と思われます。インドを旅行中に偽札を受け取らないように注意する人は数多く見てきましたが、ティラキタ買い付け班が実際に偽札を見つけたり、掴まされたりしたことはありませんでした。
特に昨年から新札に切り替わりましたので、新札の偽札はほとんどないと思われます。しかし、今年の2月にパキスタンから新札の偽札が入ってきたというニュースもありましたので、皆無ではありません。
正直な話、ただ旅行するだけであれば、そんなに気にする必要はないでしょう。 ティラキタ買い付け班も全く気にせず、安心して旅行していますよ。
2000ルピー札と500ルピー札のデザインを印刷した布で作った
財布をマイソールの街頭で見つけて買ってきました。
20ルピーでした。クアラルンプールにはプラスチックのケースに
入れられて10リンギット?で売られていました。