ライトアップで蘇る歴史都市 どんどん進化するジャイプールの魅力を探る

ティラキタ買い付け班が一番最初にジャイプールに足を訪問踏み入れたのはいつのことだったでしょう。

バックパッカーの頃だから、1990年代だったか、いや2000年代ぐらいだったか…
その頃からジャイプルは宝石の町として有名でしたし、マハラジャの街として有名だったりしたのですが。正直、あまりにも街が広すぎてピンと来ない場所でした。
その後、ジャイプルに毎年通う事になるのですが、どうしてもジャイプルの良さが解らないままでした。

みんな割と好きだけど、ジャイプルって、そんなに素敵な街なのだろうか??
■毎年素敵になるジャイプール
2年前に来たときのこと。
あれ? なんかジャイプールって素敵だぞ??
そして今回、訪問して街を回ってみたら…
街中がライトアップされて、超絶素敵になっているではありませんか。

すごい平凡な例えで申し訳ないんですが、今のジャイプルは、巨大なディズニーランドみたいな感じです。
街全体で建物がライトアップされ、建物の雰囲気も、色調もちゃんとコントロールされ、街が大きな一つのテーマパークになっているかのようでした。

以前はボロボロだった建物も、一つ一つきちんと丁寧に修復されています。同じ色調で完全に統一されて、かつてのマハラジャ時代のジャイプールの街はこうだったのではないか?と思われる、素敵な仕上がりになりました

建物の1階には可愛いお店たちがちょこちょこちょこちょこと入り、そこでに行き交いする人の息遣いや、人間臭さが伝わってきます。

街はとても賑わっていて、チャイ屋さんがあったり、お土産屋さんがあったり、いろいろなお店がたくさんあって、そこで生活する人たちの息遣いがあります。




なんだここ!! 本当に素敵じゃないか!!
■ブランディングがしっかりされてる

ここ最近のジャイプールってば。
しっかりとブランディングと、街のデザインがされているよなぁ…

市内のどこを歩いても、赤茶色の建物が続きます。

夜、牛ちゃんがウロウロしているところも赤茶色。

わんこが寝ているところも赤茶色です。

I LOVE JAIPURも赤茶色です。

きっと、市内の建物はこの色、デザインにしなさいという条例があるとは思いますが、多くの人々はその結果に満足していると思います。だって、統一感があって美しいですもん!!
これだったら世界中からお客さんを呼べるよな、仕事もうまくいくよな、人々が食べられるよなと思ったりするんです。

■超絶素敵なバーがあります
そしてジャイプールには古い宮殿を改築した宮殿ホテルと。そこに併設する素敵なバーがあります。ここ最近話題のBar Palladioに行ってきたのです。
Webにこんな写真が載っていたら、行きたくなりますよね…

建物の中はインディゴブルーに統一されています。インディゴブルーと白の縁取りが本当に素敵です。

お土産屋さんの中も素敵な感じでした。

ここでは、王族たちが使っていた建物を、改めて現代のセンスで、もう1回素敵に仕立て上げています。
歴史と、新しいセンスと、美しさと。その美しさに、ただただため息がこぼれます

こちらは、バーの横にある宮殿ホテルのエントランスです。黄色のビビッドな色使いといい、調度品といい、大きなマハラジャの絵と言い。すべてが素敵です。

マハラジャの暮らしって、こんなだったのかなぁ…。とっても憧れますよね。

■素敵がたくさん詰まっているジャイプール
ジャイプールは本当に広くて、なかなかその魅力が分かりづらい街ではありますが。一度分かり始めると、次から次へと魅力的なものが見つかります。こちらは市内の大きな公園の入口に立つパトリカゲート。昼、横を通り過ぎたときには、素敵な門が立っているな…と思っただけなんですが。

夜になったらこちらもまた綺麗にライトアップされていました。


パトリカゲートの内部も綺麗にペイントされていて…まぁ素敵なこと!!!

ジャイプール中心部のシティパレスも、また素敵です。

建物の中では美しい孔雀が羽ばたき

大きなホールでは旗を持った守衛が歩き、かつての栄華を想像させてくれます

街がとても広いのでなかなかその素敵さが伝わりづらいジャイプールですが。
街並みだけでなく、宝石や布ウッドブロックなどの工芸品もたくさんありますし。

そして人々も穏やかですし。

賑やかですし

わんこも可愛くて

なんだ、ジャイプールいいとこじゃないか!
20年通ってて知らんかった!