【もはやテロ】世界で一番辛いと認定された唐辛子ブートジョロキアを食べてみました!!
面白いものがあると聞いたら何でも試したくなるインドパパ、今度はゾウにも効く激辛唐辛子、ブート・ジョロキアを食べてみました!!
インドやタイに行くと辛いものが色々出てきて、しばしば大変な目に会いますよね。タイにはとても辛いと評判の唐辛子プリック・キーヌーがありますが、辛さの本場インドにはそれよりももっと辛いブート・ジョロキアという伝説級の唐辛子が存在します。
ブート・ジョロキアはあまりにも辛すぎるので、対ゾウ用のトウガラシ発煙筒を開発する試みがなされていたり、畑や民家を荒らす野生ゾウを撃退するためにブート・ジョロキアをすり潰して柵に塗ったりしているそう。ハバネロの2倍近い強烈なカプサイシン量を誇るため触るときにはゴム手袋、できればマスクとゴーグルを使用するほどの危険な物体、それがブート・ジョロキアなのです。
インドのアッサム地方ではボルビフ・ジョロキア(猛毒唐辛子)とも呼ばれているのだそうです。
唐辛子の辛さはスコヴィル値という単位で表されますが、
ブート・ジョロキア 100万スコヴィル
プリック・キーヌー 10万スコヴィル
鷹のつめ 5万スコヴィル
タバスコ 2000スコヴィル
タバスコの500倍、鷹の爪の10倍というとんでもない辛さの、まさに毒物とも言える唐辛子です。
ブート・ジョロキアを食べる前のナマステ・インディアを楽しんでいるインドパパ。ゆるキャラのナンちゃんと一緒に撮影出来てご機嫌でしたが…地獄はそのすぐ後にやって来ました。
友人が買ってきたブートジョロキアが目の前にやってきます。
唐辛子臭というのでしょうか? 青臭く、ツーンとした独特の匂いがします。
普通の唐辛子ペーストに比べて、ちょっと水分が多めに見えます。
大丈夫だろうと思って、半さじ食べてみると…
清涼な、生の唐辛子の香りが口の中に広がります。
あれ? 全然辛くない。
「ねえ、これ辛くないよ! 大丈夫だよ」と余裕です。
と、その瞬間!!
頭を大きなハンマーで殴られたかのようなとんでもない衝撃が走り、そのまま横倒しに。
ナマステ・インディアの会場の中で立てなくなってしまいました。
「アガガガガ…辛い………なんだこりゃ…」
口からは唾液がどんどん出てきます。
今までの人生で一番!といえるほどです
だらだらと洪水のように唾液が出てきます。
目からも、鼻からも…顔面大開放状態。顔の正面の全部の穴から液体が出てきます。
「辛い、辛い…ん? 痛い!! 痛い!! 痛い!! 痛い!! 痛い!!」
20分くらいして口の中の辛さが和らぐと、次は胃がキリキリと痛み始めました。
そう、悪魔の唐辛子ブート・ジョロキアが胃も攻撃し始めたのです。
もちろん口は辛いですが、口は甘い物やパンを食べたりして何とかなります。
飲み下せば、それで終わります。
でも、胃は。胃は大変です。
ブート・ジョロキアを格納して、消化しようと頑張りますが…胃が完全に負けています。
体勢を変えるとブート・ジョロキアがまた別の位置に移動して痛くなります。
10分…20分…30分…
痛みと戦いますが限界です。
こんな胃の痛み、経験したことがありません。
頭のなかでは幻覚の赤いサイレンが鳴り始めました。
瞼の裏は赤と白が点滅し、本当にサイレンが鳴っている気さえしてきます。
「ごめん、お願いだから救急車呼んで欲しい…痛い、痛い、痛い…」
ギブアップです。正直、瀕死です。
ごめん、ママ。もうジョロキア食べないよ。
ごめん、なぎちゃん。パパはバカだったね。
みんな、この世界は楽しかったよ…………
命の危機すら感じましたが、そこは唐辛子。いくら辛くても基本的には安全なものです。
結局、救急車は呼ばれず、1時間もしたら歩けるようになりました。でも、帰りのナマステインディアの会場から渋谷駅までが遠いこと。歩けば胃が揺れるので痛み再発です。駅につくまでに何度休憩したことでしょう。
そして次の日。
ブートジョロキアが下半身への攻撃をはじめました。
辛いの好きの人は知っていると思いますが、唐辛子は食べるときだけでなく、排泄するときも辛いのです。おしりの穴が、火を吹いたようになるあの感じです。普通の唐辛子でも排泄の時キツいのに、ブート・ジョロキアだとどうなんでしょうか…
カッカと熱く感じる下腹部、ゴロゴロと鳴るおなか。
危険です。噴火3秒前くらいです
「ああ、ヤバイ!! トイレ、トイレーーー!」
急いでトイレに行き、急いでズボンを脱いだら、ポケットからなにか落ちる音がします。
「カラン、カラン、ボチャン…トプン…」
あれ? と思ってみると…iPhone!!!!
ああああ!!!
俺のiPhone!!!!!
下腹部の痛みがあまりにも強すぎて、不注意になり、iPhoneがトイレの中に転落死。
「あ、あ、あ、あ……………」
あまりのショックに言葉も出ません。
恐るべし、ブート・ジョロキア。
口、胃、肛門どころか…iPhoneまで壊してしまうとは…まさに名前の通り、猛毒唐辛子でした。
ブート・ジョロキア、食品とか唐辛子とか言う前に、テロ兵器!!
これは違法にしたほうが良いレベルです!!
ちなみにブート・ジョロキアは2007年に世界で一番辛い唐辛子として認定されましたが、2011年に140万スコヴィルのトリニダード・スコーピオン・ブッチ・Tという品種がギネスによって記録が塗り替えられたそうですよ。
トリニダード・スコーピオン・ブッチ・T、どこで入手できるのでしょうか…怖いもの見たさにちょっとだけ試してみたい気がしますねぇ。
インドやタイに行くと辛いものが色々出てきて、しばしば大変な目に会いますよね。タイにはとても辛いと評判の唐辛子プリック・キーヌーがありますが、辛さの本場インドにはそれよりももっと辛いブート・ジョロキアという伝説級の唐辛子が存在します。
ブート・ジョロキアはあまりにも辛すぎるので、対ゾウ用のトウガラシ発煙筒を開発する試みがなされていたり、畑や民家を荒らす野生ゾウを撃退するためにブート・ジョロキアをすり潰して柵に塗ったりしているそう。ハバネロの2倍近い強烈なカプサイシン量を誇るため触るときにはゴム手袋、できればマスクとゴーグルを使用するほどの危険な物体、それがブート・ジョロキアなのです。
インドのアッサム地方ではボルビフ・ジョロキア(猛毒唐辛子)とも呼ばれているのだそうです。
唐辛子の辛さはスコヴィル値という単位で表されますが、
ブート・ジョロキア 100万スコヴィル
プリック・キーヌー 10万スコヴィル
鷹のつめ 5万スコヴィル
タバスコ 2000スコヴィル
タバスコの500倍、鷹の爪の10倍というとんでもない辛さの、まさに毒物とも言える唐辛子です。
ブート・ジョロキアを食べる前のナマステ・インディアを楽しんでいるインドパパ。ゆるキャラのナンちゃんと一緒に撮影出来てご機嫌でしたが…地獄はそのすぐ後にやって来ました。
友人が買ってきたブートジョロキアが目の前にやってきます。
唐辛子臭というのでしょうか? 青臭く、ツーンとした独特の匂いがします。
普通の唐辛子ペーストに比べて、ちょっと水分が多めに見えます。
大丈夫だろうと思って、半さじ食べてみると…
清涼な、生の唐辛子の香りが口の中に広がります。
あれ? 全然辛くない。
「ねえ、これ辛くないよ! 大丈夫だよ」と余裕です。
と、その瞬間!!
頭を大きなハンマーで殴られたかのようなとんでもない衝撃が走り、そのまま横倒しに。
ナマステ・インディアの会場の中で立てなくなってしまいました。
「アガガガガ…辛い………なんだこりゃ…」
口からは唾液がどんどん出てきます。
今までの人生で一番!といえるほどです
だらだらと洪水のように唾液が出てきます。
目からも、鼻からも…顔面大開放状態。顔の正面の全部の穴から液体が出てきます。
「辛い、辛い…ん? 痛い!! 痛い!! 痛い!! 痛い!! 痛い!!」
20分くらいして口の中の辛さが和らぐと、次は胃がキリキリと痛み始めました。
そう、悪魔の唐辛子ブート・ジョロキアが胃も攻撃し始めたのです。
もちろん口は辛いですが、口は甘い物やパンを食べたりして何とかなります。
飲み下せば、それで終わります。
でも、胃は。胃は大変です。
ブート・ジョロキアを格納して、消化しようと頑張りますが…胃が完全に負けています。
体勢を変えるとブート・ジョロキアがまた別の位置に移動して痛くなります。
10分…20分…30分…
痛みと戦いますが限界です。
こんな胃の痛み、経験したことがありません。
頭のなかでは幻覚の赤いサイレンが鳴り始めました。
瞼の裏は赤と白が点滅し、本当にサイレンが鳴っている気さえしてきます。
「ごめん、お願いだから救急車呼んで欲しい…痛い、痛い、痛い…」
ギブアップです。正直、瀕死です。
ごめん、ママ。もうジョロキア食べないよ。
ごめん、なぎちゃん。パパはバカだったね。
みんな、この世界は楽しかったよ…………
命の危機すら感じましたが、そこは唐辛子。いくら辛くても基本的には安全なものです。
結局、救急車は呼ばれず、1時間もしたら歩けるようになりました。でも、帰りのナマステインディアの会場から渋谷駅までが遠いこと。歩けば胃が揺れるので痛み再発です。駅につくまでに何度休憩したことでしょう。
そして次の日。
ブートジョロキアが下半身への攻撃をはじめました。
辛いの好きの人は知っていると思いますが、唐辛子は食べるときだけでなく、排泄するときも辛いのです。おしりの穴が、火を吹いたようになるあの感じです。普通の唐辛子でも排泄の時キツいのに、ブート・ジョロキアだとどうなんでしょうか…
カッカと熱く感じる下腹部、ゴロゴロと鳴るおなか。
危険です。噴火3秒前くらいです
「ああ、ヤバイ!! トイレ、トイレーーー!」
急いでトイレに行き、急いでズボンを脱いだら、ポケットからなにか落ちる音がします。
「カラン、カラン、ボチャン…トプン…」
あれ? と思ってみると…iPhone!!!!
ああああ!!!
俺のiPhone!!!!!
下腹部の痛みがあまりにも強すぎて、不注意になり、iPhoneがトイレの中に転落死。
「あ、あ、あ、あ……………」
あまりのショックに言葉も出ません。
恐るべし、ブート・ジョロキア。
口、胃、肛門どころか…iPhoneまで壊してしまうとは…まさに名前の通り、猛毒唐辛子でした。
ブート・ジョロキア、食品とか唐辛子とか言う前に、テロ兵器!!
これは違法にしたほうが良いレベルです!!
ちなみにブート・ジョロキアは2007年に世界で一番辛い唐辛子として認定されましたが、2011年に140万スコヴィルのトリニダード・スコーピオン・ブッチ・Tという品種がギネスによって記録が塗り替えられたそうですよ。
トリニダード・スコーピオン・ブッチ・T、どこで入手できるのでしょうか…怖いもの見たさにちょっとだけ試してみたい気がしますねぇ。
ブートジョロキア おそるべし。 でもこれを口にしてみようというのは馬鹿というよりすごい勇気のあることだと思います。だから尊敬するとかでは決してないけれど。
この報告の おち がサイコーでした。 iphone ウートートー(沖縄の表現で拝む意味)
ジョロキア、ヤバいですよね。。。
サドンデスソースで体験したことがありますが、
ちょっと舐めただけでヤバかったです。。。
でも、そのあとクセになる辛さで。。。爆
意外にもたこ焼きにあうんですよー。。。
ブートジョロキア 食う! 凄い!
辛い者人間ですが 常識が邪魔して食えません?
これでいいのだと?
時折 楽しませて貰っています?
鈴木ケン
私も辛い物が好きで、一味唐辛子や鷹の爪の輪切りを、フリカケ替わりにして食べています。体調不良の時などは、トイレの後が大変です。患部に線香花火を押し付けられているような感じです。
しかし、体調不良の時に限っって辛い物が美味しくて、最近は患部の痛みも病みつきになってしまいました。
でも、痛い時は痛いです。
めちゃ笑えます!!人の事ですが・・・私も大の辛いもの好きです。畑栽培も
しているので色々なチリ育ていています。ブート・ジョロキアもあります!あまりにも、ブート・ジョロキアの噂が宜しくないので、魔除けグッズ観賞用です??!
NAOさん
書き込み、ありがとうございました!!!
いやーー、今回のジョロキアの話は、自分でも笑っちゃうくらいで…ホント酷いことの連続でした。
iPhone様までお亡くなりになってしまうとは、予想外でしたよ。
ジョロキア、自宅で育てられているのですね。
トリニダード・スコーピオン・ブッチ・Tも一緒にいかがですか?
O川様
こんにちは!
インドパパことティラキタの梅原です
私も、結構辛いものが大好きで、タイの唐辛子を「フリフリ」とかけているのですが…ジョロキア様はまさに別格でした。
アレは防ぎ様のない暴力とも言える、とんでもないヤツでしたよ!!
もちろん、お尻の穴も大変な事になります。
患部の痛みが病みつきになる気持ちは重々よくわかります。
ぜひ、ジョロキア様の痛みも味わってみて下さい。
満足される事と思います。
鈴木様
ジョロキアはなんと言うのでしょう…辛いとかをはるかに超越した感じです。
火箸を当てられているかの様な感じでしょうか。
食った瞬間は痛いですが、唐辛子ですし、どうせそのうち消えてしまうものです。
鈴木様もぜひ、常識を忘れ、チャレンジしてみて下さい。
新しい世界がひらけますよ!
TK様
書き込み、ありがとうございます!!
ジョロキア、本当にヤバイです!!
たこ焼きに合うんですか?
たこ焼きの味がなくなっちゃうような気がしますが…
今度チャレンジしてみます!
Daleさん
そうなんです…iPhone様が…
本当に残念な最後を迎えられました。
ジョロキア、本当に恐るべしです!
[…] 油断してブートジョロキアを食べてしまってひどい目にあった方のブログはこちら! […]
こんな記事を読みました。
面白かったので、リンクを載せときます。
(不味かったら、このコメントごと消してください)
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_–_284221_–_90822_–_3
すぐに店長さんの、このレポートを思い出しました。
いやはや、いろんな人が居るもんですねぇ……私はよぅやらんけど(苦笑)。
からさでiPhoneがやられたのかと汗
iPhoneじゃなくてAndroidでしたら携帯も死なずに済んだはずです