昭和レトロが豊富なスリランカ♪ ティラキタ買い付け班が見つけた、かわいいものを一挙紹介します



■かわいいアンティークが豊富なスリランカ
先日訪問したスリランカですが、割と古いものがそのまま残っている国でした。ここ最近、世界の色々な所から昭和感やアンティーク感が失われつつありますからね。古いものって貴重なんです。

見てください。この古いやかん!!!
町工場で鉄を溶かして鋳物にして作っているんでしょうね。ざらざらな感じとか、雑な感じがたまりません。
商品をまとめるために適当に使っている麻縄すら可愛く思えます。


こちらは昭和な感じのプラスチック製品。これ、昭和40年代ですよ。日本のどこを探してもこれはない!!!
不思議なくまちゃんと言い、中古のプラスチックをもう一度リサイクルした感じと言い、なんだか素敵です。


机の上においておく虫除けですね。
これ、昔のおばあちゃんちにありました!
スリランカではまだまだ現役で売られています。


町工場で作られたスパイスグラインダー。
凄まじく雑で、流石にこれはいくらティラキタでも仕入れないかな…


花のプリントが可愛いプラスチック椅子。こんなのダサいな…としか思わなかったのですが、時代が一周して、世の中にこのようなテイストがなくなってくると、「これはこれでいいかも」と思えるから人間の感覚って不思議です


リサイクルプラスチックで作られたミニバケツ。なぜか蓮の花のエンボス付き。
チープ!! あまりにもチープ!!!
だけど、これもなかなかいいかなぁ…


アジアの定番、テープバッグもありました。
色合いが絶妙にダサくて、あまり欲しいとは思えませんが…
いい色合いのものが、つい先日、MUJIで売ってましたっけ。
日本人、なんでもおしゃれにするの得意だなぁ


昭和な感じのプラカゴもありました。昭和の少年少女たちが持っていたかのような。
これでちょっとしたお買い物にでかけたような。
見ているだけで色々な思い出が出てくるバッグですね。


こちらは廃電球で作ったオイルランプ。発想はいいんだけど…あまりにもチープすぎるな。


スプレー缶の印刷の一部がそのまま残っている、ふるい。スプレー缶の工場から余った金属を貰ってきたのでしょうか。
こんな感じもアジアっぽいですね。


スリランカ、なんだか古いものがいろいろ残っていて素敵な国なのでした。

この写真たち、色々な街の色々な場所で撮影したものなので…日本に一気に仕入れられるかと言えば、実は難しく。スリランカとお仕事を始めても、この内の数点が輸入できればOKみたいな感じではあります。

■古い感じの電車がかわいい!!
スリランカはイギリスが旧宗主国なので、小さい国とはいえど、主要な地域には鉄道路線が張り巡らされています。イギリス人が植民地支配中に作った路線なので、主要産業である紅茶を輸出するための列車があったりします。


国内を走る路線はそこまで多くなく、アップデートもあまりされていないので、昔の設備がそのまま残っています。こちらは、旧宗主国、英国ではもう使われていないであろうと思われるポイント切替器。


駅の看板は手書きでした。ころころした文字も可愛いですね。


森の中に駅がぽつんと存在する感じも素敵でした。


駅舎に掲示される時刻表は、木で作られたボードで。


コロンボのフォート駅からは東へ、南へ、北へと走る近郊列車が存在します。

こちらの写真はスリランカの東京駅であるコロンボのフォート駅。夜中の19時頃に行ったのですがライトが少なくて薄暗く、やって来た列車の屋根は錆びついていて、駅舎も50年前か100年前に作られたその時のまま!!!


実際に乗ってみたのですが、とても古色騒然として、ローカル感が漂いていてなんだかとてもいい感じです。スリランカの鉄道が素敵なのは、電車だけではなく、駅舎、線路、信号機まで全てがアンティークなところですね。





海岸沿いに行くと、そこには柵も何もなしで電車の線路が走っていて、電車動画撮りたい放題!!!でしたよ。


■スリランカは古いものが残っている国
ここ30年くらい、様々な国を回り続けているのですが、今の世界って「高速道路と巨大スーパーマーケットの世界」なんですよね。

車に乗って、コストコやカルフール、イオンなどの巨大スーパーに行き、必要なものを大量に買ってくるライフスタイルが世界標準になってしまいました。これって、米国だけの姿なのかなと思っていたら、ヨーロッパもそうでしたし、南米もそうでした。

世界中どこでも同じ姿のライフスタイルが存在していて、「旅に出てもどこも一緒なのかな…」なんて思ったものでした。

だからなのか、私達ティラキタは、その土地のものや、人の手が作ったもの、アンティークなものに強く心惹かれてしまうのです。スーパーマーケットで売られている、バーコードがついている大量生産品でなく、1点だけしかないもの、人々がその手で作り出したものに強い魅力を感じます。

インドも毎年のように大きく変わり続けていて「高速道路とスーパーマーケットの世界」がすぐそこに迫ってきています。東南アジアも大きく変わってきています。

正直、現地に行くと、どんどん世界が「高速道路と巨大スーパーマーケットの世界」に侵食されて行っているので、いつまでティラキタの仕事を続けられるのかな…と考えてしまうことがあります。

その土地の個性のある、素敵なものを紹介するお仕事、ずっと続けたいんだけどなぁ。世界に残る可愛いものを探す旅を続けないとだな。

さて、最後に。

エリーゼのためにを流して走るスリランカのパン屋さんを紹介します。この音楽を聞くと、ゴミ屋さんかと思っちゃうのは、私達が日本でそれに洗脳されているからですね。

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