アーユルヴェーダとヨガが溢れるリゾートタウン ケララ・バルカラ
目次
■アーユルヴェーダの生まれ故郷ケララ
ケララ州はアーユルヴェーダの生まれた土地です。Gods own country=神の国との別名があるくらい自然条件に恵まれたケララ州は、とにかく緑に恵まれたお土地柄。延々と続く緑の大地、キラキラと陽光を反射する水面、青い空、そしてきれいな空気。
南国の温暖な気候で、魚も、作物も、ココナッツもふんだんに採れる、飢えることのない神様の土地です。
アーユルヴェーダでは、野生のハーブを多用するのですが、ケララに来てみると、なぜこの土地でアーユルヴェーダが出現して発展してきたのか、自然と理解できます。
野山に行くまでもなく、家の周りには多種多様の南国の草花が茂っていて。ケララの人々が目の前の草花を使うようになったのはあまりにも自然のことだと理解できるのです。
■南の小さなリゾート地 バルカラ
ティラキタ買付班、ケララ州の中のバルカラという小さなリゾート地に、カジュアルな感覚で受けられるアーユルヴェーダを求めてやってきました。バルカラはインドの中のウェルネス系リゾート地として知られていて、小さな町の中に100軒を超えるアーユルヴェーダ施設、そしてヨガ教室があるところです。バルカラは州都であるトリバンドラムから電車で1時間。国際線が就航してるコチから電車で4時間。人口4万人ほどの本当に小さな田舎町。国際的に有名なゴアと比べると、バルカラは知名度も低く、地球の歩き方にも載っていません。
だからこそ、小さな街ならではの静かな良さがあります。
丸い顔をした可愛いサリーの女性たち。
にこやかに話しかけてくれる街の人々。
声をかけてくる人にいちいち緊張しなくてもいい安心感。
ゴアにちょっと飽きた、旅慣れた旅行者におすすめなのがバルカラです。
ある程度、旅に慣れてくると、有名な観光地にはもう飽き飽きしているはず。
そんな人にお勧めできる場所でもあります。
■健康志向のリゾート地 バルカラ
バルカラは、今の時代にぴったりフィットした、健康志向のリゾート地。アーユルヴェーダで痛い所をマッサージしてもらい、ヨガで健康になれる場所です。ゴアは若者が集まるパーティータウンで、シーズンになると世界中からパーティーフリークたちが集まり、毎晩毎晩どこかしらでパーティーが行われていますが、バルカラにはパーティーはありません。あるのは多数のアーユルヴェーダとヨガの施設。そしてゆっくりしたビーチ。あくまでも健康的なリゾート地なのです。
ちょっと高齢化してきた、健康が気になる今の私達にぴったりの場所とも言えます。
バルカラの町をてくてく歩いていると、数多くのアーユルヴェーダの施設が発見できます。
多分全部で100軒ぐらいはあるんじゃないかな…?
■長期滞在とリトリートも
バルカラが素晴らしいのは、長期滞在してゆっくりと身体を癒せる施設が町中に整っていること。ヨガを習うにも、アーユルヴェーダを受けるにしても。1日だけで終わるものではなく、実際に効果を実感しようとなると、最低でも15日間から20日間はかかるかと思います。アーユルヴェーダは現代医療のようにすぐに効く薬を使うものではなく、古来から伝わるハーブを使い、食事や生活習慣などを含めた身体全体を整えるものですし。
施術する側も受ける側もそれを理解してやってきていて。バルカラに来る人の中には、半月から一か月ぐらいのプランを組んでくる人達も多いみたいです。
実際ティラキタ買い付け班が色々なアーユルヴェーダ施設をリサーチしたところ。どの施設でも15日プラン、21日プランなどの長期での療養プランを用意していました。
■自然が豊かなバルカラ
バルカラは小さなリゾート地なので、とても自然が素晴らしくて。風景がとても綺麗で。空気はもちろん美味しくて。店先にはフルーツが山盛りになっていて。
外国人もそれなりにはやってくるのでおしゃれなカフェもあり。
老後をここで過ごしたら、とってもいいんじゃないかななんて。そんな妄想をしてしまうところです。
■バルカラおすすめ滞在プラン
バルカラには数多くのアーユルヴェーダとヨガ施設があるので、まずは宿だけ決めて、現地に来てみることをおすすめします。インターネットで出てくるのは、情報公開が上手な高級リゾートたちばかりですからねww
インターネット上の値段は、欧米からのお客様を意識した国際値段になっているのでお高いですし。
そしてバルカラを十分に楽しむには、一週間くらいあるといいと思います。
最初の数日は町の中をゆっくりと回って色々な施設を訪問して。数軒でお話をしたり試したりして。
自分にフィットする施設を見つけたら、そこで施術を受けたり習ったりすると良いでしょう。
ちなみにティラキタ買い付け班が気に入ったのはVyas Ayurveda。
お値段もほどほどで、施術時間も長く。そして手技も丁寧でした!