■ 肝炎に効くアーユルヴェーダの薬がある
一昔前のこと。
インドでA型肝炎を患った時、バックパッカーがお世話になる薬がありました。
「俺、A肝なんだけど、この薬飲めば治るんだって」と言って見せてくれたのが緑色のプラスチックボトルに入った怪しげな薬でした。
「なにこれ? 危なくないの?」
「危なくないさ。インドのアーユルヴェーダの薬なんだから。インド4000年の知恵だよ」そう言う彼の白目は、すでに黄色みがかっていて、黄疸が出ていました。
見るからに辛そうで、バラナシの汚いドミトリーで寝ていたらこのまま死んじゃうんじゃないだろうかと思うくらいでした。
「飲み始めてから調子がいいんだよ。そのうち治るよ」(写真はイメージです)
インドを旅するバックパッカーに絶大な信頼を置かれていた
その薬はLiv.52。20年前から変わらぬプラスチックのボトルに入った赤い錠剤で、インドの漢方であるアーユルヴェーダの調剤です。Liv.52はインドの薬局であれば、割と入手しやすいポピュラーなお薬で、インド人の薬剤師で知らない人はいませんので、インドに行った時、薬局で尋ねてみるとすぐに手に入ると思います。
■二日酔いに聞く魔法の仙薬だった
このLiv.52という薬は、実際に肝炎ウィルスを殺す薬ではありません。アーユルヴェーダは漢方と同じ様に自然由来の薬効成分を基本としている訳ですから、そもそも肝炎のウイルスを殺す現代的な薬の効果は持っていません。Liv.52はインドに伝わる秘伝の生薬を配合され、肝臓の働きを高め、肝臓を守る効果があるそうです。
米国国立医学図書館 国立衛生研究所のWebには、肝硬変に対して有意な違いがあると書かれた論文が掲載されています。10年くらい前のある日、これが
二日酔いにものすごく効くという話を聞いたのでした。話を聞いて、早速使ってみました。飲んでみると。。。
確かに違う!!!
二日酔いの時にLiv.52を飲むと、 飲まない時よりもだいぶ早いスピードで頭痛がなくなったり、二日酔いの気持ち悪さが収まるのを実感!!アーユルヴェーダ凄え!
ウコンより凄え!もちろんアルコールを飲んでる最中にも有効で、Liv.52を飲むと、速いスピードで酔いが覚めていくのを感じます。
伝統薬なのに効くじゃん!って感じるとともに、インドに行った時にお土産として必ず買ってくる、必須医薬品になりました。
■ 改良版が出てきた!!
そして今回インドに行ってみたらこのLiv.52の改良版が出てるのを発見しました!!その名も
Party Smart!!!
だいぶ直球なネーミングだな~
中を開けてみると、大きなシートに5錠だけ配置されています。
手のひらに載せてみたら…大きい!!!
日本にこんな大きな錠剤ないかも!! って言う大きさです。
この大きさと、色のヒドさに飲むのをためらわれますが、デリーの友人に聞いてみたら、インドで駐在員が飲み会をする時には、必ずみんなが飲む必須薬になっているとのこと。友人いわく、
「本当に効いてるのかなと思って一度飲まなかった日があるんだけどね。やっぱり違うのよ。頭が痛くなったもん。」との事で、やっぱり効いているんだと再確認したというのです。このPartySmart。Liv.52との明確な違いはあまりわかりませんが…Liv.52を、さらに二日酔い向けに進化させた錠剤なのでしょう。
「インドのアーユルヴェーダは生薬を基本としているからそんなに劇的に効くわけじゃないよね」とか、
「インドの薬だから信用できないよね」って、いう風に思いがちですが、長年も信頼して飲んでいるLiv.52をベースにしているはずですので、効くはず。もちろんお薬ですので、 飲まない方が良いのかもしれませんけれども。
悪魔のように辛い二日酔いを、あっという間に直してくれる魔法の仙薬、ついつい手を出してしまいます。あ、ここまで書いてきて残念なことではありますが、
ティラキタでは医薬品やお薬は一切扱っていません。医薬品関係は法令があるので販売できないんですよね。なんで、この記事はステマではありません!!ww是非インドに行った時に自分の責任でお試しくださいませ〜。