こころに効く最新の音楽 インド古典音楽 – 森のインド古典会2019
■こころに効く最新の音楽 インド古典
インドが身近になってからというもの、あらゆる方面からインドの面白さを発見し、あの国の多面性を感じる日々なのですが、一番最初にインドにハマるきっかけになったのは音楽でした。20年前のことですが、ヴァラナシでシタールの先生の演奏をはじめて聞いた時の感動は今でも昨日のように思い出せます。背筋に電気が走り、それが演奏中にずっと持続するような、新鮮な感動でした。
それからと言うもの、インド狂いになり、シタールを習いにインドに通い、インド雑貨屋を開き、インド系のイベントを開催しているのですが、インド古典がなかったら、今の僕も、TIRAKITAも今まで行ってきた各種のイベントもなかったと言って過言ではありません。
まさに、僕にとってインド古典は人生を変える音楽でした。
とは言うものの、そんな大好きなインド古典が日本ではマイナーな地位なまま。
誰もその良さを知らないまま。
仕方ないです。
古典ですもん。
古臭そうですもん。
でもね!!
違うんですよ。
インド古典はいつも最新の音楽なんです!!
インド古典は古典という名前が付いているから古臭いものと誤解されますが、実はルールに沿いつつ即興で組み立てられる、いつもフレッシュな最高の音楽形態の一つなのです。僕が思うに、世界で最高峰の音楽形態の一つです。そうでなければ、全力で紹介したりなんかしません。
音楽形態として素晴らしいだけでなく、なぜかこころに効きます。
気持ちいいインド古典ヴォーカルはこころを深層意識に潜らせてくれます。
気持ちいいサントゥールの音色はキラキラ世界に旅立たせてくれます。
古典のくせしていつも最新。しかも心に効く。
そんな音楽、この広い世界でもなかなかないですよ。
僕らが最高の音楽と信じるから、ぜひそれを、インド古典の発祥の地とも言える森の中で聞いて欲しい!
長い年月の練習の積み重ねと、伝統でしか出せない音世界を感じて欲しい!
人生を変え得る音を、みんなに聞いて欲しい!!
そう言う思いで、今回、日本ドゥルパド協会とティラキタの共催という形で、森のインド古典会をはじめることになりました。
今年はインドから最古のインド古典形態であり、歌う瞑想とも呼ばれるドゥルパド、ダーガール流派の長老であるRitwik Sanyal師を招聘して開催します。
アーティストの皆様、今年もよろしくお願いいたします。
鍛え上げた技を見せていただけるのを心から楽しみにしています。
来てくれるみなさま、古典音楽だけでなく、ワークショップもあり、インド舞踊もあり、いろいろな出店もありの、盛りだくさんの内容を一日、ごゆっくりとお楽しみください。
美しく、キラキラして、素敵なイベントになりますように。
皆様、よろしくお願いいたします。
チケットはこちらから:森のインド古典会