辛い時差ボケをなんとかしたい。ティラキタ買い付け班が、最終的にたどり着いた時差ボケ解消法
■時差ボケがつらすぎる
海外旅行には時差ボケがつきものです。オーストラリアやニュージーランドなど、時差のない国に行くときは問題ないですよね。また東南アジアなど、そこまで時差がない国に行く時も、あまり問題にならないと思います。
しかしアメリカやヨーロッパなど、距離が遠くて、時差がだいぶある国々に行く場合は、辛い時差ボケと戦わなければいけません。
時差ボケの中でも、特に辛いのが、ヨーロッパなど、西の方から帰ってくる時です。西から帰ってきて、すぐに日本の普通の生活に戻ろうとしても、なかなか戻りません。
ヨーロッパからの時差で、一番辛いのが、夜、全く寝られないこと。
深夜になったから寝ようと思っても、ヨーロッパではお昼なので、目がギンギンに冴えて全く眠れない。眠れないのに、次の日は仕事に行かなければいけない…。寝なければいけないのに、寝たいのに、全く寝られないというのは、地獄以外の何物でもありません。
そして、全く寝れていない状態のまま出勤することになり…と言う悪循環に突入します。
その辛い状態が、一週間以上続くのです。
帰国してからが辛すぎるから、ヨーロッパには行きたくない。
心の底から、そう思うようになりました。
ヨーロッパ、綺麗なんですけどね…
■太陽作戦発動!!
なんとか時差に苦しまない方法はないものかと、試行錯誤してみました。まず試したのは、一番オーソードックスな方法である、太陽に当たる方法でした。
時差ボケとは、体内時計が狂っているから起こるもの。
体内時計をリセットするには太陽!!ということで…。
太陽に向かい、太陽からの強い光をダイレクトにキャッチします。
土日は、できるだけ太陽の下に居るようにしました。
確かに、これは効果を感じる方法でした。
太陽に長時間当たると、体内時計がリセットされ、徐々に時差ボケが治るのを感じます。
でも、僕ら、毎日ビルの中で仕事してるのに、そんなに太陽ばっかり当たってられないですよね。
結論:薬を使わなくていいけど。効果は緩やか。建物の中で生活している現代人には向かないかも…
■睡眠薬作戦を試してみる
太陽作戦は、効果があるのだけど、すぐには効果が出ないので…すぐに治らないかと思って、手持ちの睡眠薬を飲んでみました。確かに睡眠薬を使うと、その日だけは、寝れます。
すぐに寝れます。
ですが…睡眠薬で寝られても、体内時計が直っているわけではないんですよね。
体内時計は狂ったままなので、睡眠薬が切れた、朝の3時に起きちゃったり。
そしてそのまま寝れなかったり…。
そして次の日になると、また同じ時差ボケがやってきました。
睡眠薬は、時差ボケ解消にはあまり役に立たないのでした。
結論:時差ボケに睡眠薬は、あまり役に立たなかった。むしろ逆効果な面も。
■時差ボケにはメラトニンだった
太陽作戦、睡眠薬作戦の次に試したのが、メラトニンのサプリです。メラトニンって日本での製造販売が認められてないので、あまり聞いたことがないと思いますが、海外に定期的に行くパイロットが、時差ボケ解消に飲んでいると聞いたことがあり、それを思い出して、試してみることにしたのです。
メラトニンとは、子供の時に体内で作られていて、年令とともに減少するホルモンで、生体リズムの調節作用があるのだそうです。欧米では、割とポピュラーなサプリメントです。
帰国時に、空港の薬局でメラトニンタブレットを買い、日本に帰って試してみたところ…。
ちなみに僕が買ったのはこちらのMelarestと言う製品です。
一箱20e=2600円もして、凄え高い!と思いながら買いました。
img dioriina.fi
メラトニンを飲んで30分後、自然な眠気がやってくるではありませんか。
スムーズに寝付くことができ、そして、次の日から、ほぼ日本時間に体内時計がリセットされていました。もちろん、数日間は多少時差は残っていましたが、それでもあまり苦しむことなく、数日で時差が完全に日本時間にFIX!!
しかも睡眠薬と違って、夜中の変な時間に起きて寝れないこともありません。
なんと!!!!
すごい効果!!!
あれだけ苦しんだ時差があっという間に解消されるではありませんか。 今まで、一週間以上、寝れずにベッドの上でのたうち回ったのは何だったのか…
ヨーロッパの空港で、メラトニンが薬局の一番目立つところで売られているのは、そういう事だったのですねぇ。