その昔、インドの友人を日本に呼ぶのが大変だった話

■インド人が日本に来るのは大変だった
インド人が日本に来るのはとても大変でした。もちろん金銭的な事情もあります。1980年代、1990年代のインドの方々にとって海外旅行など夢のまた夢。遠い世界の出来事でした。海外から旅行者はやってくるけれども自分たちは行けるものではないと彼らは思っていました。単純にその頃のインドは貧しかったのです。

物事には何でも2面性があるもので、貧しいから良かったという面もあります。とにかくその頃は時間がゆっくりと流れていました。時間というものを一番貴重な資産であると考える時、あの頃は今よりも豊かであったと言えるでしょう。


金銭面だけではなく、ビザの事情もありました。日本にやってくるにはビザが必要で、そのビザを取るには日本人からの招聘状が必要だったのです。招閉状って言っても、ただ単純においでよっていう書類を書くだけではありません。

招聘する日本人の身元と、招聘される人の関係がしっかりしているかの確認なのです。招聘する人は銀行口座のコピーを提出し、30万円以上の預金がなければなりませんでした。

またその招聘する人と友人であることを証明するために、一緒に撮影した写真の提出を求められました。

また日本でどのような行動をするかをきちんと旅程として作成し、提出しなければいけませんでした。



そのような面倒な事務手続きを経て、初めて観光ビザが出たのです。

しかも大使館や領事館の担当者に、これはちょっと違うだろ?と怪しまれると、ビザが出ないこともままありました。せっかく航空券を取って、色々準備していたにもかかわらず、直前になってビザが出ないということもありました。

来週来れると思ったのに!! アリフのVISA、またリジェクトされたぞ!!

と言う様なトラブルがつきものでした。

まぁ、基本的にはその頃の日本政府は東南アジア、南アジアの方々を入れたくない!ということだったんでしょうね。

とはいうものの招聘する側の僕らにとっては、インドの方を呼ぶのは大問題。とても大変な仕事だったんですよ。

■ムンバイのヒーラルちゃん
つい先日のこと。ムンバイの取引先が日本に来ることになりました。

5月に日本に行く話なのだけど

あ、そうだよね。そろそろVISAの準備をしないとだよね。招聘状作らなきゃ

ムンバイのヒーラルちゃんはもう20年のお付き合い。友人関係としても長く、一緒に写ってる写真もたくさんあります。招聘状を作るのに全く問題はありません。

と、思っていたら…

日本ってEビザが使えるのね。簡単にビザが出るらしいわよ

え!? Eビザ? 嘘でしょ? 日本のビザめんどくさいって有名だよ

たったの500ルピーでビザが取れるのよ。他の国は何十ドルも取られるのに日本は安いのよ。最高だわ

え〜〜〜? そんな話聞いたことないぞ

と思って調べてみたら。

■インド人が日本に来るのが楽になったよ♪♪♪
全く知らなかったんですが。2024年4月1日からインドの方々に対しEビザ(オンラインで発給されるVISA)が発行されるようになったのだそう。発給されるのはシングルエントリーの90日観光ビザ。申請料は500ルピーだそうです。

ビザの申請は、こちらから。
https://visa.vfsglobal.com/ind/en/jpn/apply-visa

今までインドの方は招聘するのに本当に色々な手続きが必要で面倒くさかったんですが。

いつの間にか、とっても楽になってたんですね。ここ最近、日本でインド人をよく見かけるなと思っていたら、こういうことだったんですねぇ。

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