18ヶ月ぶりにインド ツーリスト ビザの発給が再開 そして無料ビザも!



■18ヶ月ぶりにインド ツーリストビザの発給が再開されます
昨年からのコロナ禍でインドはその門戸を閉ざしていましたが、18ヶ月ぶりにツーリストビザが取れるようになります。世界でも最悪のコロナ禍を経験したインドですが、新規感染者急減を受け、コロナ対策が新しいフェーズに入りました。

India is unlocking its borders to tourists after 18 months. Some say it’s too soon

FOTUNEの記事によれば、明日10月15日から、ワクチン摂取が終了した外国人旅行者に対し、インドの入国が許可されるとのこと。渡航に際しては渡航72時間以内にPCR検査が陰性である必要があるとのこと。

インドが門を閉ざした2020年3月から一年半以上。
やっとこインドに行くことができる日がやってきました。

ただ、どの様にビザを取ればいいのか、きちんとした情報はまだありません。

ツーリストビザの発給が明日10月15日から始まるそうですが、e-visaのページではいまだ、(presently suspended)となっていて、VISAが取得できるようになる気配はありません…。どうやってビザを取ればいいのか分かり次第、この記事に追記していきたいと思います。

■先着50万人にインドのツーリストビザが無料で発給
そして、先着50万人無料でインドのツーリストビザが発給されるとのこと。

India announces free tourist visa for 5 lakh tourists. Check all details

インドの経済新聞MINTによると、先着50万人無料とは言っても、コロナ禍前の2019年にインドを訪問した旅行者の数は1000万人を超えていますので、2019年ベースで言うと、5%の人たちしか無料ビザは貰えない計算になるとのこと。

まだまだコロナ禍中ですので、多くの人たちがいきなりインドに旅行するとは思えませんが。
でも、50万人の枠はあっという間に終わってしまうでしょうね。

無料ビザの有効期限は来年2022年の3月31日になるか、50万人に達するかのどちらかで終了となります。

■観光業界の回復を目指すインド
一日に40万人が感染する世界でも最悪のコロナ禍を経験したインドですが、現在の一日の感染者は2万人と、20分の1にまで急減しています。インドでは成人の7割がワクチン接種をしたとのことで、日本と同じ様に、ワクチンによって感染が抑えられている状態と言えます。

ビザの再発給と無料ビザは、コロナ禍で大きなダメージを負った旅行業界と航空業界を復活させるためのインド政府の政策の一環です。

2019年にインドを訪問した外国人は、平均21日間インドに滞在し、一日3600円を使っていました。旅行業界の稼ぎはインドのGPDの7%にも達していたそうです。

インバウンド需要が消えて、日本の観光地も厳しい状態に陥りましたが、それは日本だけではなく、インドもまた同じだったのでしょう。インド政府はインド全土で登録している11,000社の旅行会社に対し、政府保証ローンの枠を拡充する方向で旅行業界をサポートするとのことです。

政府の姿勢とは裏腹に、専門家は「VISAを出すのはまだ時期尚早である」との姿勢を崩していません。一日の新規感染者が2万人とまだ多いこと、インド人口の35%がワクチン接種に適さない18才以下であること、ワクチンの接種率がまだ低いことなどがその理由です。

とは言うものの、インドでは既に人々の気が緩み始め、マスクを付けない人が多くなってきたり、リゾート地への旅行者が増えていたりするのだそう。

こちらが、今年の7月にインドから送られてきた写真なのですが。
インドの著名な観光地であるマナリの新市街なのですが。

すんごい数の旅行者!!!

ティラキタ買付班、今年の冬はインドを訪問しようと計画中なのですが。
僕ら、これからこの中に行くのか………大丈夫かなぁ。

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