【訪問レポート】本場のベトナム料理が食べられる横浜のいちょう団地
■そろそろ海外旅行に行きたいよぅ!!
コロナが始まる前は2ヶ月に一回の間隔で海外に行っていたティラキタ買付班。最後にゴアから帰ってきてから、もう1年以上になります。私達は海外に行って商品を探すのが仕事であり、一番の楽しみですから、こんなに長い期間、海外に行かなかったことはありません。
そろそろ海外に行きたいな~
遊びに行きたいな~
新しい商品探したいな~
と思って、なんとか海外に行けないかと、色々調査をしていたりします。
調べてみると、この状況でも受け入れてくれる国々は結構いっぱいあるものです。
メキシコ、コロンビアは制限なし。
トルコ、ウクライナ、パキスタン、トルコ、ブラジル、エジプトは72時間以内のPCR陰性で入国可。
などと、わりと簡単に行けそうな国もありました。
他にも多くの国々が、ワクチン接種か、72時間以内のPCR陰性で入国可となっていました。
やったー! 海外行けるじゃん!!!
と一度は喜んだのですが。
でも、行ったとしても、帰ってきてから14日間の自宅待機があるのでした。
帰国してきて、14日間、どこにも行けなくなるのは辛い…。
コロナを持ってこないための措置だから仕方ないけど。辛い…。
という事で、まだまだ海外に気軽に行ける状況ではなさそうです。
■日本の中の海外を探してみる
それではあまりにも寂しいので…
日本の中の海外を探して歩いてみることにしました。
新しく中華街化し始めた西川口とか。
日本のブラジル 群馬県大泉町とか。
インド人が集まる西川口とか。
新大久保のコリアンタウン&ムスリム通りとか。
日本の中の海外で、思いつく所を挙げてみましたが、きっと、詳しく調べていくと、日本全国の色々な所にミニ海外があるのでしょうね。
今回、ティラキタ買付班は、神奈川県の横浜市にあるミニベトナム いちょう団地と言うところに行って来ました。
■多国籍団地 いちょう団地
いちょう団地は、横浜市と大和市にまたがる大型団地で、1971年に入居開始した、由緒正しい高度成長期の団地です。
当初は日本人だけの受け入れでしたが、1960〜70年代初頭にやってきた旧南ベトナムからの留学生が75年のベトナム戦争終結後、日本に留まるために受け入れたので、ベトナムからの方が多めの団地となっているそうです。現在は東南アジア、中国、南米を中心に11ヶ国の人々が住んでいるのだとか。
いちょう団地へは小田急線の高座渋谷駅で降りて徒歩15分。もしくはバスで5分位で到着します。
駅からいちょう団地まで、坂はないので、てくてくとお散歩してもいいですね。
いちょう団地前でバスを降りると…
目の前には団地群が姿を現しました!!
団地、団地、団地…すんごい…圧倒されます!!
団地の中を散歩してみると、50年の歴史を感じる看板があったり。
6ヶ国語で書かれているバイク進入禁止の看板があったり。
やはり6ヶ国語で書かれている住まいのルールがあったり。
いろいろな国からやってきた人たちが、仲良く暮らしているのですね。
団地内にはいちょうマートがあって。
中に入ってみるとどことなく昭和の趣がします。
ピンク色の看板の美容室がかわいいなぁ。
■現地並みのベトナム料理が食べられる!!
そしてここ、いちょう団地は、「現地並みのベトナム料理が食べられる店がある!!」と、アジアンマニアには割と有名な場所です。
こちらがベトナム料理店がまとまって入居している建物。
早速その中のベトナム料理SAIGONに入ってみることにします。
おなかすいた~!!!
早速メニューを見てみます。まずは定番の生春巻きがあって。
お、バインセオもあります。
他にもいろいろな料理がたくさん!! お値段もリーズナブルですね。
ビールを頼んだらベトナムでよく飲んだ333が出てきました!
嬉しい!!! 懐かしい!!
程なくして料理がやってきました。これは牛肉のサラダ。
間違いないベトナムの味がします! ベトナムに行った気分!!
そして定番の生春巻き。中にはミントの葉っぱや、のこぎりパクチーなど色々入って、まさにベトナムの味!!
空芯菜の炒めものに
ベトナム風たこ焼きのBanh Khotは大盛りの香草がめっちゃ嬉しい!!!
こんなのベトナムぶり~~~♪
そして締めにはココナツのスイーツ、チェーを頼みました!!
甘くて、ちょっと暖かくて、ココナツ味。
お店を出たら、端っこの方でお魚が干されていました。
これもまたアジア風味!!
もう一軒のベトナム料理屋さん、タン ハーは時間の都合で行けずじまいでした。
色々なブログを読んでみたら、こっちはこっちで、もっと現地風な物を出してくれるのだそうですよ。