【保存版・インドの布辞典 – 後編】布王国インドのいろいろな布を大紹介!!

2021年2月25日     2 Comments    Posted under: インドが大好き!!, 商品について

■インドの布図鑑

ティラキタにはインドとアジア各地からいろいろな布がやってきます。アジュラックの布、かすりの布、手織りの布、バティックの布、ウッドブロックの布など、様々な布がやってきます。

でも、アジュラックやかすりって言われても、どんな布なのか、そしてどの様な風合いなのか、全然わからないですよね。

今回は、インドの布辞典という事で、布の原産地と布の性質や作られ方を一気に紹介してみることにします。

なお、インドの布に使われている技法やデザインの作り方は【保存版・インドの布辞典 – 前編】インド布のデザインってどうやって作られるの? インドの布の作られ方を大解剖!!に詳しい記事があります。

-紹介している布-

アジュラック
イタワ
ゲリ
ラムナミ
カディ
マルチクロス
カンタ
ミラーワーク
イカット
ルンギー
ウッドブロック
バティック
タイダイ

■アジュラック

アジュラックとは地名です。パキスタンに程近いグジャラート州のアジュラックプールで作られている布です。
ここの布の特徴は、イスラームの伝統を受け継いだデザインの美しさと色のデビッドさ。

デザインはウッドブロックを使って印刷され、印刷後に藍染が施されます。藍染後に媒染剤を使って色を変えることによりビビッドな色を出します。一枚の布が出来上がるまでに10を超える工程がありその複雑さ、デザインと色彩の美しさから布の宝石と呼ばれている布です。

このアジュラックの布は、年月を経れば経るほど色が熟成し、非常に良い色に変化していきます。

アジュラック布については、ティラキタ買付班が訪問したレポート、美のために積み重ねられた労力に敬意を払いたい – インドでアジュラック布の産地を訪問するに詳しいレポートがありますので、ぜひ読んでみてください。

アジュラック布はこちらからご購入いただけます。

■イタワ

イタワ、もしくはイタワ織とは、北インドウッタルプラデーシュ州のイタワ村とその周辺地域で作られている布のことです。

薄めに染色された糸を使って作られる平織りで、昔ながらの織り機で丁寧に織られた生地は丈夫なガーゼのような適度なざっくり感と、優しい風合いがあります。

優しい風合いから日本人に人気があります。

イタワ織りはこちらからご購入いただけます。

■ゲリ

ゲリはネパールで作られている平織です。こちらは機械織りで古い自動織機を使って作られます。糸がちょっと太めなのが特徴で、色もビビッドです。ネパールからやってくる、いわゆるエスニックの布ですね。

ティラキタ買付班が実際にネパールのゲリ布工房を訪問したレポート、日本の戦後を思わせる工場で作られるエスニック布ゲリの制作過程を徹底レポート!!に詳しいレポートがありますので、ぜひ読んでみてください。

ゲリ布はこちらからご購入いただけます。

■ラムナミ

ラムとは、神様のこと。ですので、ラムナミとは、ヒンドゥー教の神様の布を意味します。薄手の生地で作られている礼拝用の布で、神様の柄や、サンスクリット語でヒンドゥー教のマントラも印刷されています。

ラムナミの特徴は、一枚の大きな布にインドの伝統的な様々な手法でプリントされた神様や、ゾウさんなど、アジアをイメージするデザインがふんだんにプリントされていること。インドへ行った際のおみやげなど、海外観光客からも愛される定番のおみやげ品になっています。

主な産地はヒンドゥー教の聖なる街バラナシです。

ラムナミはこちらからご購入いただけます。

■カディコットン、もしくはカディ


カディコットンとは、ざっくりとした感じの昔ながらのシンプルなコットン布です。

この布にはインドの独立の伝統が込められています。1945年にインドは独立をしますが、独立の旗手となったガンジーが、インド国民の独立のシンボルとして用いたのが、このカディ布を作るための糸巻き車チャルカです。

農村に住む農民一人一人が自分の手でチャルカ(糸巻き車を回し、自分で布を作ろうと言う運動でした。

その チャルカを使って作られた布がカディです。カディとはざっくりとしたコットン布の名称ではなく、本来は手回しの糸巻きを使って作られた糸で織られたコットン布の事を言います。

ただ現代では、そのような手作りの伝統はだんだんと縮小していますので、似たような風合いであればカディ布ということが多いようです。

インド文化をきちんと伝えようと考えている当店では、似たような風合いの布をは、カディコットン風して販売させて頂き、明確に区別をしています。

カディはこちらからご購入いただけます。

■マルチクロス

インドの布のお土産といえばベッドカバーが定番です。旅行者が集まるデリーのパハールガンジ辺りでもこのマルチクロスを販売してる店が軒を連ねていますね。

ベッドカバーとしてだけでなく、壁掛けとして使ったり、キャンプの時の日よけに使ったりと、色々な用途で使えるので、当店ではマルチクロスとも呼んでいます。

主な生産地はジャイプールで、ほとんどのものはスクリーンプリントで大量生産されています。もちろんウッドブロックで印刷されるマルチクロスも存在していて、当店でも販売しています。

マルチクロスはこちらからご購入いただけます。

■カンタ

カンタ布とは刺し子の布のことです。インドの村から集められた古布をリサイクルして作られています。古布を四角く切ってパッチワークにして、一針一針刺し子をして作ります。

パッチワークに使われてる布のデザインの多彩さ、古布をまた新しい布に仕上げるために使われる人の手。

これから捨てられようとする1枚の古布が人の手を経て立派にリサイクルされたものがカンタです

リサイクルなのにも関わらず、とてもすばらしいデザイン性があるので、インドの中だけではなく、世界中のコレクターに人気です。
主な産地は砂漠の国ラジャスタンですが、コルカタ近辺のウエストベンガル州でも作られています

カンタはこちらからご購入いただけます。

■ミラーワーク

インドには鏡を貼り付けた布があります。主に砂漠の国であるラジャスタンやグジャラートで作られています。

その昔、布はなかなか手に入らず高級なものであったこと、そしてまた鏡は悪いもの、よこしまなものを跳ね返すという意味合いがあり、布に鏡を付けて装飾をする伝統が出現しました。

布に1枚ずつ鏡を縫い付けてく作業は根気のいる仕事ですが、その仕上がりはやはり素晴らしいものです。

ミラーワークはこちらからご購入いただけます。

■イカット

イカットとは、絣(かすり)織のことです。縦糸と横糸をあらかじめ決まった模様に染色し、その順番に沿って織って行きます。あらかじめ、糸の長さを計算して染めて織っていく、非常に複雑な技法です。

インドの絣織りはオリッサ州のものが有名です。
こちらの布は、赤とオレンジの模様が波状に出現するように計算して経糸が染められ、織られているのがわかりますね。

イカットはこちらからご購入いただけます。

■ルンギー

ルンギーとはインドの人たちが日常的に使用している腰巻布です。サロンとも言われている、伝統民族衣装です。インドでのルンギーの主な産地は、デリーからちょっと離れたウッタルプラデーシュ州。

暑い国では高温湿潤のためにスボンでは足にまとわりついて不快のため、ルンギーが好まれていて、特にアジアの国々、インドネシア・バングラディッシュ・インド・パキスタン・スリランカ・ビルマ・ブルネイ・シンガポール・ソマリ半島・アラビア半島南部で普及しています。

一般的な大きさは、縦110cm、横200cmのシンプルな長方形のため、カーテンやショール等色々な場面で活用頂ける使いやすい大きさの布です。インドの人たちはこのルンギーを腰巻だけでなく、寒い時にスカーフ代わりにしたり、頭に巻いてターバンにしたりと、色々な用途で使用します。

一枚あるといろいろと使えて、大変便利な布です。

ルンギーはこちらからご購入いただけます。

■ウッドブロック

ウッドブロックとは、木のハンコの事です。木の断面に細かくデザインを彫込み、その木版にインクをつけて一枚の大きな布に満遍なく手作業でポンポンとプリントしていったものがウッドブロックプリントです。

一枚の布を作るのに何千回もハンコをペタペタと押して作りますので一人の人が作れる物の量は1日に数枚です。人間が判子を押すので、ハンコの色のかすれや、擦れなどがあり、それが何とも言えないアナログ感と風合いになります。

ウッドブロックはこちらからご購入いただけます。

■バティック

布にロウなどを浸して、そこを染まらなくさせて作る布がバティックです。こちらは、バティックと呼ばれます。こちらが蝋がついた状態の染色する前の布。

バティックの特徴は塗った蝋が壊れてちょっとずつ隙間ができ、そこに色が入り込むので、線のような独特のデザインになることです。

バティックはこちらからご購入いただけます。

■タイダイ

布を糸で縛ってから染色すると、その部分だけ色が染まらなくなります。その特性を利用した染色方法がタイダイです。タイ=縛る、ダイ=染めるで、タイダイと呼ばれています。

インドでは非常に細かく縛って、ドット模様を絞り染めで作るバンデジと呼ばれる手法もあります。1枚の布を何百回も、時によっては何千回も。小さなドットのパターンになるように布を縛って染め上げます。

タイダイはこちらからご購入いただけます。

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